2014年3月3日月曜日

江ノ島プリズム(2013)

これ、予告編を見たときから、「21世紀になって10数年ってるのに、あえて作るような映画か?」って思ってて、なかなか重い腰が上らなかった。「時をかける少女」の焼き直しだと思ってた。
本田翼が出てなかったら存在を知りもしなかった映画だと思う。実際、小規模ミニシアター公開作品。

オリジナル脚本らしい。筒井康隆の名前はなかった。自転車を必死でこいだり、焦って走ったり。

タイムトラベラードタバタが藤子F不二夫っぽい。どこかで見た展開で、もう何も新機軸もない。主人公を戒め導く「時の旅人」的少女も昭和っぽい。いろいろと古さと感じた。あの「オカルト研」は斬新だったが。

七里ガ浜とか、自分はあの映画を思い出すので新鮮じゃなかった。別の土地だったら明日からロケ地をめぐっていたかもしれない。

新しい点は、記憶を失う件が「時をかける少女」の変形パターンなこと。え?!俺が忘れられるのかよ!って、それ切ない、ツライ。

古典的なストーリー展開で、あるていど予想がついて、それなりしっとり情感あふれる高校生SF青春ドラマ。ただ、自分はもう高校生の友情とか恥ずかしくて見ていられない。

主演の福士蒼汰のママ役が西田尚美。この人、やたらフジテレビのドラマで見てきた印象。もともとはnon-noモデルだった!本田翼と新旧non-noモデル共演(一緒のシーンはない)だ。ええっ?42歳!だったのか。ま、そのぐらいか。昔からちょっとオバさんぽい役が多かった気がする。
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本田翼、まだまだ数年はJK役をやってもいいと思う。高校生モデルだったころよりも今のほうが子どもっぽく見える。本田の演技については何も言うことはない。

この映画で高校生福士はバスケ部。できることなら本田のバスケユニ姿も見たかったところだが、インドア派のゲーマー本田は「運動が苦手」だという。
ちなみにこれは本田が新宿Y高時代の体育の時間の1枚だと推測される。本田の可愛さは異常。

本田は高校時代は帰宅部だった。放課後はバイトかモデルの仕事。仕事は月に数回の都内での撮影だったから、それほど忙しくはなかったと推測される。

21歳の現在では完全にスター。ドラマにCMにバラエティに大忙し。映画にもコンスタントに出演。まだ見れてないのが幾つかある。

でもやっぱり一番面白いのは「ミュージックドラゴン」。ふにゃふにゃ自由の度が過ぎる。

タカアンドトシのツッコミには毎回感心する。「親友とかいるの?」「ゲームでなく?」に「わりと普通だよ」って返してたのは面白かった。

2 件のコメント:

  1. 通りすがり2014年3月4日 15:22

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    高校時代の翼ちゃん、かなり貴重ですね!
    ちなみに公開中の「ニシノユキヒコの恋と冒険」では演出と合ってたのか、なかなかいい味出してましたよ。いつもより色っぽい感じで。
    ミュージックドラゴンでは布団で寝る企画の回が癒されました。タカトシが躊躇せずツッコミできるのは、翼ちゃんに親しみやすさがあるからでしょうね。
    最近ヤフージャパンのCMも決まりましたね。これからもどんどん大手のCMゲットしてほしいです。

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    ニシノはまだ見てない。DVD出てからかな。
    タカトシのツッコミは毎回本田のいい表情を引き出すいいツッコミ。

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