2014年3月18日火曜日

Coleman の白金触媒カイロ

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友人がコールマンのカイロをくれた。それほど高価なものでもないらしいが、この冬、外へ出かける時にこれが重宝した。

白金を触媒として、気化したベンジン(ホワイトガソリン)をゆっくりと酸化反応させることで熱を得る仕組みの道具。自分はこういった考え抜かれた道具に魅力を感じる性分。使い捨てはゴミが出るのであまり使ってなかった。

白金を触媒としてガソリンの化学反応を利用するタイプは日本で「ハクキンカイロ」という登録商標で大正時代から売られている。戦後、松下が「黄金カイロ」という商品を発売。そしてこの冬、自分は初めてこのタイプのカイロを手にした。

2008年にColemanが「黄金カイロ」をベースに製造したコピー商品。友人に言わせると劣化コピーだそうだ。注油する軽量カップの形状を見ても、コピーした人がその意味を理解していない。

カイロ専用燃料を使う。1日12時間使用するとして1日のコストは15円から30円ぐらい?

寒い状況だと燃料がなかなか気化せず暖かくならないそうだが、自分はこの冬、不便を感じたことは一度もない。朝から夜まで充分に暖かさが持続していた。ライター用燃料のニオイがするという人もいるが、自分は鼻や頬に押し当ててかろうじてかすかな匂いを感じる程度だった。

2 件のコメント:

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    夏場でいうアイスノンや凍らせた保冷剤みたいですね、繰り返し使えるので。
    湯たんぽや使い捨てカイロ以外にこんなものが…気になってハクキンのサイトを観たら「このおじさんの絵…あっ、前勤めていた会社にこのラベルのベンジンがあった!」と思い出しました、普通にシールとか剥がすのに使ってたような…中華調味料ウェイパーのおじさんみたいにインパクトがあります。
    この冬、接待用として買ったジッポーをつけて暖をとってました。画的には、マッチ売りの少女みたいに火をつけては消しての繰り返しです。同窓会でかっこよく火をつける友人がいて、「これをパーティーとかでできたらな」なんて思ってました。今のところ、片手で蓋を開けるから火をつけ、閉じるところまでの一連の動作を身につけましたが、まだまだです。ただ、上司や友人からは「あれ?煙草吸うの?」と訊かれますが「吸わないけど…一応パーティー用だから」と言ってます。
    ジッポーオイルやプロパンガスとかの可燃性液体または気体の臭い(もの自体は無臭で香料を使ってるのも含めて)は嫌いではないんです、あの感じが。
    ただ、ドライクリーニングで使う有機溶剤のむせっちゃう臭いはまた別ですが。

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    Zippoもカイロ出してるよ。そっちの方が人気。

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