2014年3月1日土曜日
世界遺産・白川郷
友人が白川郷へ行きたいと言い出した。中古の四駆に車を買い替えたのでそんな場所へ行ってみたいんだろう。「え、ニュースで雪降るって言ってるけど?」「雪が降るから行くんだよ」というわけで、数日前からスタッドレスに履き替えて準備していた模様。諏訪→松本→安房峠→高山とはるばる6時間以上かけてようやくこの場所、世界遺産白川郷の合掌造り集落が見下ろせる展望台へ。
自分は岐阜県は新幹線でスルーしてばかりで、飛騨は初めて。やはり寒かった。写真では写ってないけど、粉雪が舞っている。粉雪は松本の段階で降り始めていた。
川を挟んで反対がわの駐車場からつり橋を渡って歩く。東京郊外でも雪の茅葺屋根の農家は見ることがあるけど、こんな造りの大きな家は見たことがない。しかもたくさん。
雪は思っていたほど多くはなかったが、やはり寒い。中国人(香港?台湾?)がすごく多かった。名古屋あたりから車で来てる人も多かった。
シャッターを押すようにたのまれた。もう修復不能かもしれない日中友好に応じた。
こうみえてこの集落は今でも普通に人が暮らしている。おみやげ売ったり食事を出す。観光は大きな収入源だ。文化財を守るためにあちこちに消防ポンプが設置。道も車がいつでも通れるように除雪されている。融雪する設備が埋め込まれているようだ。
今回旅してみて世界遺産白川郷は実は富山県側の五箇山の合掌造り集落も含むことを初めて知った。
ここは道の途中にあった岩瀬家。立派な大きな家だ。
昔は今のような自動車道もなく、冬の間は郵便だけが隊列組んで峠を越えて沢伝いにやってきていた。
橋を渡るたびに風景が変わる。
途中に菅沼という合掌造り集落にも立ち寄った。白川郷が観光客で大賑わいだったが、こちらはそれほどでもない。駐車場を利用するのに500円の協力金が必要。文化財を守っていくにはお金がかかる。
その後、五箇山荘で温泉を男二人で独占。露天風呂では頭に雪が降る。頭が冷たいとずいぶんと長く湯船に入っていられて、結果満足度が高い。
次に相倉という集落を目指した。つづく
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下呂や高山にいったり、岐阜から車で林道を越えて金沢まで抜けたことがある。
でも白川郷は行ったことないなあ。
雪の時期の合掌造り。露天風呂。世界遺産。けっこうゴージャスではないですか!
しかも飛騨には「鬼殺し」とか上手い酒があって・・・。
もしかして「白川郷」なんてのがあったかも・・・濁り酒だったかな。名古屋にいるとき飲んだような気がします。
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名古屋方面から来てた車が多かった。
実は、これ、3週間前。関東地方に大雪が降った日の前日。
翌日の帰りはちょっとひどい目にあった。