ルネ・マグリット(1898-1967) 「従順な読者」(1928 油彩・カンバス 92cm×73cm)
シュルレアリスムを代表するベルギーの画家ルネ・マグリットの「従順な読者」という絵は、「びっくり!」という演技に大いに参考になると思われる。
能年玲奈(1993- )「あまちゃん」(2013)
能年の驚く表情の演技を見るといつも感心する。だいぶ以前に、ある俳優が「おなかにあるグレープフルーツがだんだん上ってきて目の穴から飛び出すイメージで」と、若手女優にびっくりした表情の演技指導をしていたのを見て、なるほど!と思ったことがある。
能年に演技指導した先生のことはよくわからないが、確かな指導があったはず。能年は自分を「生ゴミ」と呼ぶが、それは演技指導の先生から呼ばれたのが発端らしい。よくぞ正しく導いてくれた。
能年(左)、マグリットの少女(右)、完全に一致。
マグリットというとスーツに山高帽のおじさんのイメージがつよいけど、
返信削除このおばちゃんは強烈ですね。能年ちゃんもなにげに迫力!
以前、映画の創成期の巨匠メリエスの回顧映像にマグリットが再現モチーフとして使われていたのを見て、シュールなイメージは映画の初期にも影響大だったのだろうと思いました。
S-Fのカバーや挿絵にもマグリットをアレンジしたものが多いです。
映像の申し子である能年ちゃんとマグリット。出会うべくして出会ったのかも(笑)
マグリットはダリと違ってフツーな紳士だったらしいですね。山高帽ってポワロといいベルギーフランスで流行ってたんですねえ。
返信削除自分もこの絵はおばちゃんに見えたんですが、少女らしいです。読んでいるのは官能小説らしいです。