2013年12月28日土曜日

JILLE 2012年2月号 ボーイッシュ×ガーリー

2011年夏のアルバム製作、秋から廻っていた全国ツアーでYUIの心境に大きな変化があったことは2012年末に出版されたJAPAN誌などから想像できる。

2012年1月の武道館公演のときにYUIはYUIとして燃え尽きてしまった。この公演前にボスと会談が持たれて1年後のスケジュールは全て白紙になったというから、この沖縄公演を控えた時期にJILLEに1ページ掲載されたモデルとしての仕事はすでに撮り終えてたか決まっていたもの。これを最後に、活動休止発覚までしばらくファッション誌からYUIは姿を消す。
JEANASISのロックっぽいテイストや、ローリーズファームのふんわり感も好きです。実はラフォーレ原宿を上から下まで見たりもするんですよ。自分が着たことのない色の洋服を買ってチャレンジしてます。

あまり料理が得意でないので、今年は上手になりたい!前に「鍋料理が得意」と言ったら「それ、材料を斬るだけでしょ」って突っ込まれたので、魚をキレイにさばけるくらいにはなりたいですね。

落ち込んでるとき、知人に「HAPPYちゃんでね!」って言われたことがあって、とってもいい言葉だなと。人に言うだけ、言われるだけで幸せになれる言葉。私はいつも笑っていたいし、それを目指して歌っていたいです
などと2012年の抱負を語っているのだが……、

YUIが一層飛躍していく年になるものだとばかり考えていたファンには辛い年になってしまった。初の沖縄公演をしっかりとこなした後、母親らと長い沖縄観光旅行。合唱コンクール課題曲でNHKに出たりしたこともあったものの、夏フェスをまさかの欠席。そして秋、ファンが一切知らなかった事態が進行していたことを知ることになる。活動休止の発表、お世話になった人へ挨拶回り、そして紅白初出演…。

メディアを通して伝わってくるYUIを見ているだけでは何もわからない。この記事読んでも後の展開を誰も予想できないと思う。2012年1月19日の武道館での涙の意味に気付いてあげられなかった‥。YUIは「8,000人のオーディエンスの前で歌うYUI」を諦めて手放すことを決めていた。

「私はいつも笑っていたいし、それを目指して歌っていたいです」というYUIは、夏の終わりには次の音楽活動を模索し始めていた。年末には「着たことのない色の洋服」に慎重だったYUIはその姿を大胆に変化させることになる。

今年2013年、自分はフラワーフラワーに振り回された1年で終わる。大阪と幕張は都合がつかず、今回は欠席。今後もYUIと長く付きあって行くなら、行くライブも選んでいかないといけない。

YUIが新バンドで活動してることはもう多くの人が知っている。来年はさらに多くの人が目撃することになるだろう。だが、自分が思ってたよりも話題になってないなという印象。安心している自分がいる。不安な自分もいる。

8 件のコメント:

  1. 「福岡にいるとき、何かの本に“選択する自由はあるけど、そこには責任がともなう。だから人は選択することを怖れる”みたいなことが書いてあって。ああ、そうだな、って。で東京に来て、考え込んでいるときに読んで救われたのが、“人が立ち止まるのは絶望ではなくあきらめだ。人が歩き出すのは希望ではなく、意志だ”って言葉で。すごく素敵だなって思ったんです。自分の目に見えている道を、自分の足で私は歩いている。わたしは自分の意思で進んでいるんだ、ってことを実感させられましたね」
    ��「音に生きる LIVE ON MUSIC」2007年NO.02号 YUI巻頭ロングインタビューより)
    まさに、そのとおり。そのままで真っ直ぐに!

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  2. とあるバスケ部2013年12月28日 19:57

    あの涙の意味を一年経って、初めてファンは気づいてあげられるって、なんかとても複雑ですよね…
    あの涙も、一年後の発表も、あのライブの時はすでに現在の気持ちであったはずなのに…
    YUIさんを知って間もない去年の12月の終わり頃、YUIとしての活動を辞めたいというYUIさんの気持ちと、それでも最初で最後のBest Albumのプロモーションのために、むしろテレビ、雑誌に出る日々との矛盾に、私自身かなり心が締めつけられてたことを思い出します。
    YUIとしての活動が苦で、今の活動が一番楽しいのかは、わからないけど、その時その時の今をみて、YUIさん自身一番正しいと思う選択をし続けていることは確かだし、そして何よりも今その過程を間近で見れていることが私の一番の幸せです。
    今年15回もYUIさんに会えたことは、去年の私からみても、今の私からみても奇跡に思えます。
    一生会えないと思ってたときと、こんなにも会えて幸せに満たされる今と、YUIさんを愛する気持ちはなによりも変わってないし、これから、先は長いし、もっともっとyuiさんと時間を共有していきたいと改めて思いました。
    あーあー
    また年末になると、こういうこと考えだしちゃいますね(笑)
    P.S.来年のRIJF…まさかの4日間!!しかも2週にわたって…
    逆に行きづらいですね(^-^;

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  3. 人は何かを選択することで、もうひとつあった可能性を捨てていく。将棋指しが終盤の重要な局面で指す手が震えるように、結果に恐れおののくように、かつ気軽に思い切りよく、好奇を逃さずマイペースに突き進め!
    ええぇぇ、RIJF2014は4日間?!JOINに対抗するのか。チケは前2後2で押さえとく感じになるか。

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  4. 失礼します、入社当初は「生涯現役!」なんて言ってましたが、現在は「なりゆきで、流動的に。」のスタイルでやっていってます。昨年11月の休止発表、(私事ですが)忘れもしない12月給料日の悲劇…生まれて初めて救急車で大学病院に搬送されました。それ以来、いろんなものが入り混じりずっと泣いていたのが昨日のことのようです。
    1月に宇都宮でコーヒーを聴いて以来、「素晴らしいアーティストなんだな」と感じ、3月で追っかける決意をしました。それもあまり時間が経ってない気がしてなりません。
    auのイベントや群れでチケットを譲ってもらったり…、地方にも足を運び、仕舞いには「死ぬのが怖いから…」といい、転職を決めてしまう…激動でかつ、多くの運と人望に恵まれ、yuiさんには翻弄された1年でした。
    1人の女性歌手にここまで振り回されるだなんて…お蔭さまでカクテルだけでなく、ビールまで呑めるようになりました。yuiさんにとって、好きなことができて、私(だけではないと思いますが)にも趣味が増えるだなんてwinwinなんですかね?
    ひたちなかが4日週跨ぎになると、大変です。多客期(繁忙期)はなかなか休みが取れないのに…。

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  5. 去年の12月頃にTVや雑誌に出ていたYUI さんは、晴れ晴れとした表情でYUI としての最後の時間を楽しんでいる様に見えました。「YUI 完結」という広告コピーにあったような悲しみは微塵も無かった。ベスト盤のキャンペーンもマスコミ露出も、お世話になった人達への恩返しだったのかなと思います。
    もうこの時期には1月のSlow Sound 弾き語りツアーは決まっていたはずですし、3月のオカメインコツアーでバンドの基礎を固める計画も進んでいたのでしょう。バンド FLOWER FLOWER のスタートに期待していた時期だと想像しています。
    FLOWER FLOWER yui の活動が広く知れ渡るかどうか、ブロガーさんは不安を感じているようです。自分はYUI 時代よりも深く確実に音楽ファンに認知されていくと期待しています。

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  6. ただただ、
    見守り、たいんです、
    彼女、と彼女の音楽。
    多分みんな同じでしょう。

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  7. あっ...違う記事でコメントしまいました...
    申し訳ございません m(_ _)m

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  8. ライブ後はいつも、「よかったぁ~」→「でも、YUIはこれでいいのかな」→「うん、いいんだ」の気持ちの揺れの繰り返し。
    この人から目が離せないしほっておけない感じ。
    cooku さんのコメントは消しておきますね。

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