ブルース・リー(李小龍)主演の「精武門 FIST OF FURY」( ドラゴン怒りの鉄拳 1972 香港)を初めて見た。評判いい作品だけどまだ見たことなかった。
自分は子供のころ、ブルース・リーをよくポスターで見ていて日本人だと思っていた。今でもアメリカでは日本人と思っている人が多いらしい。あんまり中国人っぽく感じない。
20世紀初頭の上海租界、中国と日本の武術道場の対立、抗争、殺人が描かれる。
ここに描かれている日本人たちが本当に粗暴で下品で最悪。日本人と中国人はずっとこんな調子でケンカばかり。
悪役日本人の顔が異常に濃い。当時の日本は権力中枢で薩摩が威張ってたせい?日本人の描き方が酷い。日本側の道場では芸者の裸踊りが……。ザコはひ弱な大学生っぽい。まあ70年代の香港から見た日本だから少し変なのは仕方がない。
最高にカッコいいブルース・リーがキレッキレ。袴姿の日本人たちをボッコボコ。あの左門 豊作みたいな太鼓腹おっさん中ボスは誰が見てもまったく強そうじゃない。昔のマンガに出てくる社長みたいだ。
亡命ロシア人は恨みはないんだから殺す必要ないだろう!鈴木館長は海軍大将みたいな風貌だが、ポン刀振り回すだけで弱かった……。
中国側の道場の師範も中川家の礼二みたいで全然強そうじゃない。
なんと、ブルース・リーの声が別の声優による吹き替えであることを見た後に知った……。当時の香港では声は後から吹き替えが普通のことだったっぽい。見ているときから口と声が合っていないことには気づいていた。
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アクション映画…あまり観てないです。
名前だけが一人歩きしていて、日本と中国の抗争を描いた作品とは知りませんでした。師範が礼二なんて…てっきり髭生やした亀仙人みたいなのが出るのかと。
話が変わりますが、宮崎駿さん引退するんですね…Jr(吾朗氏)が頼りないから頑張っていたのかななんて思ったりしていますが…以前、Jrの密着取材で駿さんがずっと罵っていたのを覚えてます。(ゲド戦記、あまりいい作品だと感じなかった…)
雑誌のインタビューで「自分の作品で初めて泣いた」って言っていたそうです。
以前、私の実家にトトロともののけ姫のビデオテープがあり、幼少期からずっと観てました。やっぱり自然の素晴らしさというか、表現の良さとか…無性に観たくなるというか…引き寄せるものがあります。
久しぶりに映画館で映画を観たのが風立ちぬ…もしかしたら堀越二郎を自分(宮崎駿さん)と照らし合わせてつくったのかなと思ったりしています。いずれもつくるものは違えど、ものをつくる人間なので。
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日本人はだいたい45歳以上がブルース・リー、それより若いとジャッキー・チェン。日本の子供たちにとってテンションの高いヒーローってブルース・リーが史上初めて。「燃えよドラゴン」「死亡遊戯」は必ず見ておきたい。
宮崎駿のガンコじじいっぷりはひどい。長澤まさみがいる目の前で吾朗を激しく叱りつける。偉大すぎる父を持つ子はつらい。
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今まで観たカンフー映画で1番面白かったのは (といっても数年前にBSでみたのですが)
「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」。貧弱さと大げささのギャップが全編ギャグみたいなD級映画だったです。(知らなかったけど有名なカルト映画のようです)
監督・主演はクイズ番組でよく観る辰巳琢郎にそっくりなジミー・ウォング。
こんなまともにキックの脚も上がらない貧相な男が、香港カンフー映画ブームのきっかけだったとは・・・信じられない!「片腕カンフー」は人気シリーズのようで香港映画の大御所だとか・・日本映画で座頭市とも闘っているらしいです。
2番目に面白かったのは「燃えよドラゴン」。ブルースリーではこれが一番!
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アメリカでもカンフーブームがあったのはなんとなく知ってた。自分もあんまりカンフーはみていないけど、ケンカやチャンバラよりは面白い。「燃えよドラゴン」また見てみたい。