2013年8月3日土曜日

ROCK IN JAPAN FES. 2013 DAY1 涼しい!

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「スーパースターは待っている~♪ 芝生の向こうで呼んでいる~♪」(by QURULI)

そんなわけで、今年も性懲りもなくひたちなかへ行ってしまった。今年は初日にフラフラが出演すると決まった段階で1日目の券だけ購入。今年は1日だけでいいやと思っていた。しかし、3日目のPerfumeが大トリだと知って後2日券も買ってしまい結局3日間の参戦。

ああ、今年もロッキンが来たんだなぁって思うことは…まったくない!もう2007年以来毎年来てるし、2008年からずっと3日間の参戦(去年は3日券だったけど初日来れなかった)。こっちが日常のような錯覚。なにも懐かしいと思うこともない。去年のロッキンがつい2,3ヶ月まえのような感じ。ここにいることが普段。

今年も相方が初日に仕事で来れず、自分だけ前日に単身電車で水戸へ。遠すぎた!常磐線って意外に本数がない。上野のホームで座れるのかハラハラした。しかも前か後ろの4両は土浦までで切り離されるとアナウンスがあって、自分の乗った車両がちゃんと水戸まで行くのかまたハラハラ。急遽予約したホテルの部屋が「喫煙」で臭くて鼻と目がヒリヒリして寝れん。

そしてフェス当日の朝、6時30分にラウンジへ朝食へ行くとほとんどがロッキンTを着た若者(笑)。部屋に戻ってゆっくり準備して9時30分にホテルを出発。水戸駅のシャトルバス乗り場へ行くと行列が50人ぐらい。2年前勝田からシャトルバスに乗ったときは1時間ぐらい待ったけど、この日は5分ほどで出発。なんとスムーズ。会場に着いてLAKE STAGE芝生席に落ち着くと山崎編集長の前説が始まりHEY-SMITHで今年のロックインジャパンスタート!

岩見沢で見れなかったので今回が初見。やっぱり大阪のバンドだったのか。トランペットとサックスが入ったパンクバンド。初日の朝一番にしては人が多いほうだった。ノリノリで踊ってた。「曇ってるやーん!」w 今年は前日から感じていたが、涼しい!北海道よりも涼しい。5月のMETROCKよりも涼しい。

その後すぐにLAKEのクロークに荷物を預ける。多くの荷物は遅れて車でやって来る友人に託してあるのでそんなにないけど。あと20分ぐらい遅かったらLAKEクローク券が売り切れていた…。

新山詩織を見にWING TENTへ。30分ほど前に行ったけど余裕で前の方へ。フラフラTの女子高生とか眺めながらブログにコメントをくれる人たちがこの中にいるんだろうか、などと考えながら待つ。新山がサウンドチェックに現れた。スタッフと話しているときの様子もどこか呆然として目が泳いでいる感じだ。見ていられないぐらいに緊張している様子。JOINのときとほぼ同じ衣装だ。フェンダーのGA-45SCEで「Don't Cry」を、テレキャスターで「ありったけの愛」を、そして「このあと本番よろしくおねがいします」と舞台脇へ消えた。

「だからさ」をアコギで弾き語り、ばらばらとバンドメンバーがやってきてバンドサウンドになっていく。そして「Don't Cry」。「みなさん始めましてこんにちは、新山詩織です。今日はあこがれていたRIJFのステージに上れてうれしいです。直前は緊張していたんですけど、今は気持ちが上ってます!」と新山。緊張で顔が引きつってる。この日はまったく笑顔がなかった。「ありったけの愛」「現在地」と続けて演奏。間に「イェイ イェイ イェー!」とコール&レスポンスもやってみた。「これからもっともっと曲をつくって上をめざしていきたい」と新山。最後は「ゆれるユレル」。「新山詩織でした。またどこかでお会いしましょう」。持ち歌が5曲しかなくて5曲歌ってロッキンフェスデビューって、それすごい。
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今年で14回目、RIJFの顔ともいえるメインステージのレイアウトを初めて大幅に変更。ゲートをくぐって最初にもうこんな感じで目に飛び込んでくる。なんと6万人が見れるようにしたという。

会場へ向かう人の大河。モンゴル800の「小さな恋の歌」が聴こえる。サビが始まったとたん、歩いている人みんなが一緒に歌いだして踊りだした。誰もが知ってるヒット曲があるってすごいなって思う。

きゃりーぱみゅぱみゅを見るために待機。自分はPAよりも後方左側とぜんぜん近くない場所にいたのだが……密集ぐあいとそれぞれが見える場所を探して落ち着くまでに時間がかかって快適じゃなかった。みんなきゃりーを見るのに必死すぎ。自分も初めて見る。すべて知ってる曲だった。きゃりーが歌っていない子どもが踊っているだけのトラックはセットに含めないとこうなる

 1.なんだこれくしょん 2.インベーダーインベーダー 3.み 4.みんなのうた 5.ふりそでーしょん 6.つけまつける 7.にんじゃりばんばん 8.PONPONPON 9. ファッションモンスター

だった。インベーダーインベーダーと「み」のあたりが群集の波に翻弄され辛かった。「去年はサウンドオブフォレストでしたが、グラスに昇格しましたー!」って言ってたが、それって、その逆は降格みたいじゃん…。

そしてZAZEN BOYSへ。向井秀徳、この人はアラフォーのはずだが自分にはもっとずっと上に見える。昭和のおっさんまるだし。ステージ上でビールを飲みながら開演時間を待っている感じ。「マキシマムザホルモンでございます」と人をくった挨拶でスタート。相変わらずの意味不明変態ビート芸。思いつき即興芸。「ズボッとハマった泥沼っ!」「長澤まさみのブ・ラ・〇・ャーっ!」「とりあえず~抱きしめてよ~♪」など語感が面白い言葉で遊ぶキレキレバンド噺芸。初見のフラフラ目当てキッズはきょと~んだろうな。ナンバーガール時代はかっこよかったなぁ。YUIの「CHE.R.RY」でも遊んでた。このときは喝采だったが。

そしてFLOWER FLOWER だが、あれ?過去のYUIのロッキンは入れ替え時に、地獄のように熾烈で過酷なフロントエリアのポジション争いが始まるのだが、今年はぜんぜんない。なんで?むしろフロントエリアに余裕があったし、圧縮もほとんどない。一昨年まで詰め掛けていたYUIファンはまだその正体に気が付いていないというのだろうか?時間が遅かったのと、一見客はホルモンへ流れた影響だろうか?サウンドチェックでyuiが「キサマに伝えたい~オレのこのキモチを~♪」とZAZEN BOYS「Kimochi」を歌い始めたときは沸いた。向井とyuiの師弟愛。

続いてそのまま秦基博。この人の歌声は時間を止める。北海道でも聴いたけど何度聴いてもいい。「鱗」ではロッキンのキッズたちを固まらせていた。「秦基博でした。2回目のロックインジャパンなんですけど、名前だけでも覚えて帰ってください」w。あ~ちゃんか?

この後友人と合流。意外にひとりぼっちでもロッキンは楽しめるって気づいた。
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最後はサカナクション。GRASSに大集結。かなり遠い場所から見届けた。自分はサカナクションを最後に見たのは初武道館。最近のサカナクションがよくわからない。「あれ?」自分の知らない間になんだかクラフトワークみたいなラップトップバンドになっていた。だが、音楽はかっこいい。映像としてもかっこいい。遠い場所でも周囲は踊り狂っていた。

DAY1は小雨が降ったりしてすっごく涼しかった。ロッキンは毎年毎年過酷なまでに暑いのだが、肌寒いぐらい。こんなロッキンは2009年以来。でも、こんな日も悪くない。なにもストレスを感じなかった初日だった。

そして、直前になって予約のとれた大洗の海水浴客向けの安~い民宿へ向った。泊り客はみんなロッキンの若者たちだった。どの部屋も「ラピュタ」を見ていたのには笑った。

5 件のコメント:

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    バルス!!って(吹)公式Twitterでも書いてありましたね。確か、ラピュタ崩壊の呪文…初日に宿泊した健康ランドで、やはりみんな観てました。
    フォレスト近くのフードコートでジブリの新作やトトロ、平成狸合戦ぽんぽこのぬいぐるみとかが展示されていて、撮っておきました。
    魔女宅のコラボシャツがいつも完売していて…(泣)トトロは参戦用、保存用の2着を押さえたのですが…。
    追伸、
    …忠告し忘れました。
    …土浦とかでの分割、前寄りか後ろ寄りかはちゃんと方向幕(列車の側面にあるLED)を見てから乗らないと、いざ切り離しになった時ひやひやしてしまいます。
    取手からいわき方は、直流電流区間と交流電流区間を走行できる電車に限られてしまいますので本数が少ないです。
    …流石に、公式では書きませんね。

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  2. とあるバスケ部2013年8月5日 21:56

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    そういうの必要ですかね?
    まぁいいです(^-^;
    ブロガーさん、2008年から3日間を連続ってすごいですね…
    お金がとんでいきそう…(笑)
    私は多くのミュージシャンの音楽を広く聴くっていうよりかは、自分が好きになったミュージシャンの曲をひたすら聴くタイプなので、フェスみたいなものは、本当に向いてないと思っていましたが、結局yuiさんに連れられてやってきたJOINもROCKINも、フェス自体が凄く楽しかったです。
    ��日目だけ行って帰ってきた後、残りの2日間のクイックレポートが随時更新されるたびに、見たかったなーと思うものも多々あり、来年こそは!という思いが強くなりました。
    ROCKIN行ってみて、意外だったのは、フェスは、大学生くらいの若者ばかりだったことでした。
    それぞれのお目当てのアーティストのTシャツではなく、歴代のロッキンTシャツを着て、思い思いに踊り狂っているグラスステージを見たときは、凄く圧倒されました。
    みんなの後ろ姿を見ながら、アーティスト名の羅列の中にYUIという文字を見つけては、ひとり興奮してました(笑)
    FLOWERFLOWERのクイックレポートも、あたりさわりのないというか、なんともいえない表現もありましたが、最初の「おかえり。FORESTに集まった我々は改めてこの言葉を口にするべきだろう。変わるものは、変わるかけど、我々はあなたがこの森のステージに立ち続けて来た日々を知っている」というのは、すごくいいなと思いました。
    初めて観る、屋外で太陽の下で歌うyuiさんが、ステージの最初、嬉しそうにぐーっと右手をあげて、伸びをしたときは、なんか薫を思い出してしまいました。
    yuiさんを見るたびに、画面を通してでしか見たことのないYUIのライブが後ろに見えるのは、いつも変わらないですね…
    P.S.家に帰ってから、yuiのファンではないけど、バンドやロック好きの友達に「ROCKIN行ってきたよ!!FLOWERFLOWER最前列だった!!」とメールすると、「受験の夏にROCKINデビューって意味わかんないけど(笑)、羨ましい( ̄0 ̄)
    最前列!!?TV放映とかで映ってるだろうから観とくは!」とあったので…
    「残念ながら、FLOWERFLOWERは特別天然記念物だから、TV放映には絶対映らんよ(笑)」と返しましたが
    浪人しててもロッキンだけは行く!と意気込んでいたので、来年は友達と見に行けたらなと思います( ^^)

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    夏フェスは音楽が好きな友達といっしょだともっと楽しいよ!
    さあ、手に入れたTシャツを学校や職場に着ていこう!見せびらかそう!ここぞというライブに着ていこう!
    WOWOWでダイジェスト放送されると各アーティスト最低1曲ずつやるのでフラフラの映像も流れる可能性は高い。マキシマムザホルモンのように映像を絶対にNGにしてないかぎり…。
    大学生ぐらいの若者ばかり……って、それはそういうファン層のバンドばかり見たんじゃないかな。何年か前に渋谷陽一が前説で言ってたけど、チケット購入者の平均年齢は30歳以上だったはず。

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  4. とあるバスケ部2013年8月6日 0:14

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    ZAZENの時は私の前にカメラ2台入ってたのに、FLOWERFLOWERの時はいなかったと思うので(yuiさんに釘付けだったので、はっきりとは覚えていません(^-^;))、
    クイックレポのためのカメラマン1人だけで、やっぱFLOWERFLOWERは放映しないんだろうなーと勝手に思っていました(/_;)
    来月発売の、RIJFの本の中でのFLOWERFLOWERのセトリも気になりますね(〃'▽'〃)
    今日塾帰りに、ブックオフに立ち寄って、過去のを読んでたら、「ここに、空白はないでしょ」と思ってしまいました。

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    …これまで、祭や花火大会なんかもぼっち参加(まぁ、周りが大学生だというのと変則的な仕事なので、スケジュールが合わないのですが)だったので最近のライブ参戦は周りにいろんな方がいて充実しています(^^)
    (生まれて初めての絵文字…)
    地元の友人(フラフラファン)と会場で再会し、情報交換なんかもしました。
    次は久しぶりの水上なので思う存分に楽しんでいきたいです!

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