2013年7月1日月曜日

カラヤンの幻想交響曲(1970 パリ)

たまたまこのCDを見つけて拾ってきた。「Eternal KARAJAN」(2007年EMIミュージックジャパン)だ。

自分はこういった「名曲のおいしいとこだけ集めました」的なアルバムは、クラシックに興味を持ち始めた初期を除いてまったく買ったことがない。「皇帝」を3楽章だけ聴こうとは思わないし、「新世界」を4楽章だけ聴こうとも思わない。

なんでこのCDを買ったかというと、500円だったのと、Disc2としてDVDがついていて、カラヤンが1970年にパリ管弦楽団を指揮したベルリオーズ 幻想交響曲Op.14の映像をちょっときまぐれで見てみたいと思ったから。カラヤンは自身の指揮する姿を映像として残すことに執念を燃やした男。
自分は長年クラシックを聴いていても、映像にまったく関心を示さなかった。動画サイトで無料でいくらでも見れるわけだが全然チェックしたことすらない。

音楽聴きながら他のこともしたい。ライブ映像ならちょっと見てもいいけど、無人のスタジオでの演奏とか老巨匠の指揮姿とか見てもしょうがないと思っていた。カラヤンは主にそういう映像を残した。ライブよりも完璧に演出された映像を好んだ。

カラヤンとパリ管弦楽団ってめずらしいと思ったし、この曲のCDは他に2枚しか持っていない。カラヤン指揮の「幻想」はDGに1枚あるなと知ってはいたけど、カラヤン得意のレパートリーで何度か録音しているとは全然知らなかった。

こんな赤い背景でカラヤンがずっと目をつぶったまま指揮を続ける1時間のナルシスト映像。暗譜してるんだな。
1970年6月25日にパリで収録されたもの。年代を考えると鮮やかなほう。音はモノラル。

自分はこの映像を見るまで、「幻想交響曲」の第3楽章でティンパニ奏者が4人必要になるなんて知らなかった。考えたこともなかった。そんなことがわかったので、ま、見てみてよかったと言える。

CDのほうは演奏団体こそ書いてあるものの、録音データがまったくない。EMIにフィルハーモニアやらウィーンと残したってことは50年代とか?ま、このCD買わなかったらカラヤン指揮の「雷鳴と電光ポルカ」なんて一生聴かなかっただろうと思う。

これ見て「幻想交響曲」をもっと聴いてみたいと思うようになってきた。

2 件のコメント:

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    弦楽やってたことがあるので、演奏者ならともかく
    指揮者の映像には興味わかないですね。
    テレビのコンサートでも音だけ聴いてほかの事してる。
    「権威」とか「オーソドックス」ってイメージに負けて
    カラヤンのCDは意識的に避けていたような。
    そのくせフルベンなどは持ってるんですよね。
    勿体無いことをしてきたのかな。
    そういえばベルリオーズも1回聴いただけ。
    うーん。やっぱりいろいろ損してるのかも。

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  2. SECRET: 0
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    カラヤンはどちらかというと好きです。
    あらゆるポストを独占して権威にこだわったので日本での評価が二分してる。
    ベルリオーズは自分もほとんど「幻想」しか聴かない。第4楽章第5楽章はかなりぶっとんだ内容になっててわりと好き。

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