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2013年4月26日金曜日

BARFOUT! 2011年11月194号

Yui_barfout201111_4

HOW CRAZY YOUR LOVE が突然リリースされた2011年の秋、BARFOUT! 194 号が出ている。この雑誌、なぜか近年になって大型化。寸法が36 x 25.2 cm という超大型本で本棚に収まらないわ!これは部屋に飾ることを想定してるんだろうか?

YUI はアルバムリリースのときは雑誌メディアに大量露出するので、多くの選択肢からBARFOUTを選んだ人は少なかったと思われる。見開きページのグラビアは「氷川丸」で撮られた一連の宣材写真、インタビュー2ページという内容。

「HOW CRAZY YOUR LOVE」のインタビューだが、読んでいると、最近のYUIのことに思い当たるかな?と感じる箇所もある。まだ在庫があるところもあるようなので多くを語れないが、最重要と思われる箇所は引用したい。インタビュアーはこの雑誌の場合、山崎二郎。とても深い重要な話をしていて削れるところがない。まず、「Separation」から一部引用


新しくトライしたサウンドと、〈終わりにしたいの次のドアを開けたいの〉っていうフレーズが一致しててカッコよくて。
良い人なだけじゃなく、ちょっとクールな部分、フラットな部分も入れてみたいなと思いました。
良い人だけじゃないっていうフレーズは、他の曲にもあったような(笑)。
はい(笑)。
そう見られがち、とか?
まあ、大人になるってそういうことなのかな?って思いますね。「あれが嫌だ、これが嫌だ」って言うのは大人じゃなくて。でも、自分の主張は必ずしないといけないし、大人になればなるほど、譲るんじゃなく、譲っちゃいけないところは譲っちゃいけない。でも譲らなきやいけないところは譲らなきや、というバランスが、すごく敵しいと思います。ですよね?きっと。
まさしくです。「Nobody Knows」では〈従うことだって正しい選択〉と。
はい。テーマは最近大人になってきて思うこと、ですね。自分の中には、大人になり切れてない微妙な自分と、「ここは譲れないよ」っていう自分がいて。でも「きちっとしなきゃ」っていうのは、大人になろうとしている背伸びしている自分で。社会に出て風当たりは自分で受けるわけなので、そういうことを考えると思いますね。泥が飛んできても自分に当たるし、それは全部自分が感じる、考えなきやいけないことで、責任をとるということで。そういうことを感じ始めてから、どんどんそう思うようになったし、言葉にもしようと思い始めました。自分が憧れる大人達がそうだったように、貫いてる部分がちゃんとあるのが、自分の理想とする大人像だなと
まさしくそうですよね。ある頃からYUIさんのソングライティングが変わったと思ってたんです。今おっしやったように、「全部ダメ!」とせずに清濁併せ呑むと言うか。
はい。それが人間らしくていいなって思いますね。カッコいい大人になりたいので、人間らしさがやっぱり出てきちゃうな、と思いますね。
カッコいい大人の、どういうところがカッコいいところですか?
ロック・ミュージシャンの人達に対してやっぱりカッコいいなと思うのは、昔ってツアーをやるといっても、50本、100本って当たり前で、2日に1回はやってて、それを乗り越えてロックって認められるような感じ。叩き上げみたいなのがカッコイイです。歌詞の一行でもいいから、毒と言うか「ロックだぜ」っていう部分はちょっとずつ出してみたりとか。でも、それをやることで、失うものもあるからバランスをちゃんと、自分の中でとっていけたらいいなって思います。
そのメッセージの部分の入れ方がすごく絶妙なんですよ。アルバム曲ならやりやすいけど、シングル曲に入れてるから(笑)。
入れてます。カップリングにもちょっと入れたりしますね、1曲目がビアノの曲でも、2曲目にかなりロックな曲を入れたりして、ギャップを意識してます。
「Rain」だってすごい入れてるじゃないですか(笑)。〈嘘はないさって嘘はやめて真相なんてわからないエピソード〉とか。
そうですね。これは恋愛の曲なんですけど、いろんなことに当てはめられる言葉がたくさんあったらいいなと思って。切ないというか、生きていくのは大変だという部分もちょっと入ってたりとか。
ちゃんとラヴ・ソングになってるのに、そういう部分を入れてるというバランス。シングルの雰囲気が壊れちやうような入れ方だとカッコよくないから。
ありがとうございます!〈嘘はないさって嘘はやめて〉って言葉がラジオから流れた時に「え、この曲何?どんな意味で作った曲なのかな?」って思ってもらえるかな?って。自分でたまに口ずさんだりしながら、自分で自分に「嘘ついてないかな?」って問いかける時があります。本当に自分を突き詰めた時に出てくる言葉ってあるので、「自分で本当にそんなかな?」って戒めるような問いかけをする時もあります。あまりにいろんなものを期待し過ぎたりとか、頑張り過ぎることもすごく大事なんですけど、たまに自分を癒してあげることも必要なのかな?って。

「Separation」の他に「Cooking」もYUIにとって「特別な曲」であることが語られているが、そこは省略。「Separation」には「これだけは譲れない」とかギリギリの攻防があったようだ。YUIの考える「カッコイイ大人」のところとか、「嘘はないさって嘘はやめて」を口ずさんだときのYUIの気持ちとか、ここは名言だと思ったのでどうしても削ることができずに引用してみた。「50本100本ライブやって…」の下りは今現在のYUIを知る上で参考になる箇所かもしれない。だから無理な状況でもライブをやるのか…な。回数をこなしてこそロック!だと……。泣く泣くこのあと一部省略して「Green a.live」について語っている部分に移動
自分の想いとか感情、メッセージを込めました。ギリギリのラインで書いてます。最初、感じたままに書き過ぎたんですけど、Aメロに違う要素を入れて。いろんな方向から聴いてもらえる曲にしたくて。
これもバランスがすごいんです。普通に主人公の成長過程の葛藤に聞こえるように落とし込んでるんです。
それがすごく、難しかったです。この曲はどっちかに寄り過ぎてもダメなので。
すごく難しい着地点ですよね。
そうなんです。それでも結構はみ出してると思うんですよ(笑)。これでOKを出してくれた方々に感謝します。
~一部省略~
今までずっと思ってきたことなんですけど、ダーツの的は1つですけど、いろんな人の的があるんですよね。その真ん中を衝くというのは、いつも手探り状態でやってきたんですけど、今、ちょっとずつ見えてきたと言うか。その的が分かったとしても、それを上手く言葉や表現にするというのは更に難しくて。それにしても、自分の言いたいことは言う、というのは難しいですね。
でも、この一行や、このリフに遊び心を入れたりとか、上手く息抜きしながら作ってます。例えば「三拍子作ってみます」、「ファンク入れます」みたいな感じで、自分のやりたいことを主張して。でも初心を忘れたくないので、アコースティックの曲を作ろうとIから考え直したり。手探りながらも楽しんでやってます。
なんか、プロデュース目線がありますね。
本当ですか?プロデュースとか興味ありますね。楽しそうだなって思います。その子をどう見せるか?って。
自分のことも客観的に見てるなあと。
本当はそんなことないんですけど、性格的には「頭で考えるんじゃなくて、心で感じる」って言葉が大好きだったりするので。「音楽は頭じゃないぞ、心だよ」って。言葉に意味はもちろん込めるけど、それだけじゃなくて、響きだったり声の想いも併せて届けるってあると思うんです。「行間を読む」じゃないですけど。やっぱり、守るべきものがあったりたくさんの人が応援してくれたり、いろんな人が関わったりする中で、自分が舵を切って、何を大事に思うか?何を返していくか?ということはすごく考えます。

自分には「Green a.live」がとてつもなくギリギリなバランスを保っている曲に聴こえていた。YUIはまさにそこを考え抜いて、心で感じる曲をつくっていた。YUIのこういうところがカリスマだと思う。

16 件のコメント:

  1. 新宮の町内会長2013年4月26日 15:29

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    たしかに。。。この本は収納に困る。。
    Green a.liveで、自身の転換を決意し
    fightが、さよならのメッセージのように
    わたしは感じました。

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  2. とあるバスケ部2013年4月26日 18:14

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    私はBARFOUTは4・5冊しか持ってないんですよね(>。<)
    なかなか見つからないです。
    背表紙だけ見てると見逃したりするので…
    PVを観てまず弾けるようになりたいと思ったのはGreen.a.liveでした。
    Green.a.liveはどうしても弾いてると次第に力が入ってきて、弦が太いクラシックギターでやるとうるさいので、私はいつもエレキでつながずにやります。
    私もブロガーさんのいう、ギリギリでつまった感じわかります。
    でも私的には、Em Cadd9のあとのGコードでこの曲の全体がいつもまとまるなーと思ってます。
    5thツアーのliveDVDを観てて一番印象に残るのはNo wayですね(^ー^*)
    3rdの頃のメンバー紹介のあと、YUIさん自身がギター殴ってから繰り出されるNo wayとは声も全然違って、いい意味で裏切られた感じがします。
    私がYUIさんに出逢った活動休止のロキノンを読んでから、あのライブを観ると、もちろん涙のTOKYOを含め、こみあげてくるものがありますね_(._.)_
    今までYUIさんのライブツアーはアルバム完成してツアーをやる感じだったので、そのアルバム曲と昔の定番曲しかやらないので、未だにCD以外で聴けてない曲もあって…
    是非活動休止前にファンの投票とかで集まった曲をセトリにして最後のベストライブとかやって欲しかったっていう気持ちもありますが…(ファン投票じゃbluewindは無理ですかね(泣))
    まぁでもすぐにyuiさんが戻って来てくれただけで、幸せです。
    もうすぐですが、Japanjamまでは気を引き締めて勉強します。

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    とあるバスケ部さん、勉強、頑張ってください。物販もあるみたいなので、ちょっと期待していいかもしれません。
    氷川丸といえば、ダイアリーで確かブロアーを持ってポーズとってましたね。あれで溝の枯れ葉なんかをかき出すのを見たことがあります。
    赤字の話で思い出しました。随分昔に矢沢永吉さんがツアーで全国各地を巡ったようでうちの母親曰く、気仙沼(そんな大きいところはなかったはず)にも来たんだと言ってました。
    私は、あんな漁師町というか田舎によく来たなと思いました。(武道館とかのイメージしかなかったので…)
    やっぱり、彼女はストリートよりある程度音響設備がなっていて且つ、対バンができるハコや会館(?)みたいな場所でたくさん腕を磨きたかったのだと思います。
    私事ですが、明日から大型連休になるので27日発の新潟行き夜行列車に乗ってSHISHAMOのライブにでも行こうかと思いましたが、警備が入ってしまい6月下旬の東京まで待つ羽目になりました…。
    早くJAMになってけろ〜。です。

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  4. とあるバスケ部2013年4月26日 20:20

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    らんまるさん
    ストリートを否定することは違うと思います。

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    失礼しました。私は、ストリートを否定したつもりはないです。
    ストリートでの経験(全く誰も知らない状態でいかに聴いてもらうか)も重要ですし、ハコとかの空間でどのようにやっていくのか(アレンジや曲の組み合わせ)というのを書いたつもりでした。

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  6. 川崎鶴見(有)2013年4月26日 20:52

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    BARFOUT! 確かに本棚の場所を選びます。紙質悪くなったし、グラビアも大判効果が無い。どういう層を狙っているのでしょう。インタビューは案外よかった。「いろんな人が関わってるなかで、自分が舵をきって」と最後まで自信に溢れていましたが・・・
    この後、彼女はパニック状態からボスに直訴して以後はFFに至るのですね。
    彼女が「挫折して」「自信喪失して」「ステージで歌えない」まで追い込まれたのは、自信作「HOWCRAZY YOUR LOVE 」と「Green a.live」の売上が思うように伸びなかったことと関係しているのでしょうか。(1位だったけど)
    彼女が「金銭」や「名声」や「売上」に関心がないというのはファンの勝手な思い込みに過ぎないし、製作者なら売上は評価に関わる問題です。SONYの連結決算書にMジャクソンと並べて名前が書かれたこともある人なのですから、自分や作品評価には敏感なはずです。いまや2005年デビューで残っているのは彼女だけ。
    結局彼女は生き残りをかけているのか、「しがない歌い手」を目指すのか・・いまの段階では明確ではないけど、「成りあがっちゃるけん」が口癖だった(噂です。真偽は定かではないです)YUI様のバイタリティに期待したいです。

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    >とあるバスケ部 さん
    >らんまる さん
    4・5冊しかってw十分たくさんあるじゃん!とあるバスケ部さんは本当にBlue wind好きだなぁ。「YUIはしばらく大切に置いておく」ってことだから3年ぐらいは聴けないかも。自分もBlue windはライブで聴いたことない。1.19TOKYOは見ると辛いので休養後一度も見てない。
    ストリートは原点っていっても、もう外国とかじゃないとできないだろうなぁ。写メ撮られてツイされてしまうし。
    >新宮の町内会長 さん
    >川崎鶴見(有)さん
    この発言のたくましさと、武道館後の弱った感じとのギャップは何?って思ってしまう。YUIも「売上」とか数字を知らされないはずはないし、こういう想像もあながち遠くないかもしれない。イヤなこともあったんだろうかと想像してしまう。2005年デビューってすごい。

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    ところで、ブロガーさんはJAPAN JAM行きますか?オカメインコツアーよりもさらに小さな箱のほうが個人的に楽しめたから、studio coastどうなんだろう?対バンけいしきで2000人のキャパ結構広いですよね。

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    出演の順番が読めないので早めにいくよ!StudioCoastは実感だとZeppよりもでかく感じる。けどZeppより見やすいと思う。おそらくフラフラ目当てが前のほうを占めると予想。メンツ的にフラフラは出番が早いかもしれない。

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    確かに、奥田民生さんとか有名な方も出ますから始めの方かもしれません。
    でも、整理番号順だと思いますよ。

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    あ、入場は開場時に整理番号だけど、こういう長丁場イベントは夕方にぐだぐだ出かけることが自分としては多かったので15時ごろには行くという意味。

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    そういうことでしたか。失礼しました。

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  13. SECRET: 0
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    こんばんは。
    さっそくこの雑誌、amazonで購入手続きしてみました。
    ファン歴が浅いのでいつも後追いです。
    ご紹介、ありがとうございます。
    ファンなら誰しも、2011年、彼女に何があったのか、考えずにはいられないですよね。
    私も、そのことばかり考えてました。
    香港で何かあったのか、とか(笑)
    香港ライブでのgood bye daysの時に後ろに流れたのは、タイヨウのうたでした。やっぱり海外では映画の時の印象が強すぎて、大人になったYUIさんとの間にギャップでもあったのだろうか、とか。
    ��いまだに雨音薫を求めている感じがあるとか?(そんなことないか))
    香港ライブ後にアジア進出を事務所は目論んでいただろうし、その方向性が、このままイメージ先行だと辛いと思ったのだろうか、とか。
    ぜーんぶ的外れな憶測でしかないけど、何か納得できるものが欲しかったんですよね。
    ともあれ彼女は再び形を変えて戻ってきた。頑張って欲しいです。
    japanjam行ける方が羨ましいです。
    4/3夕方に家に帰ってきたら、もうすでに売切れてました・・・orz
    また様子を教えていただけたらと思います。
    楽しんできてください。

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  14. SECRET: 0
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    ええ~、これはあんまり優先度が高くないマニアックな1冊だったかも。
    HOW CRAZY YOUR LOVE の制作が「やってられねえよ」だったかなぁ、って。

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  15. SECRET: 0
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    hirohiroさん、お久しぶりです。
    チケット、残念でしたね。
    私は、正式発表があった前日に偶然夜業がなくて且つ、当日の午前中から安全祈願があったため、ライブ情報をiPhoneで確認することができました。本当に運がよかったのです。(あの後、昼頃には売り切れてしまったみたいです。)
    やっぱり、本人の好きなように唄いたいこころとは裏腹に、事務所はいろんな路線で売り出したかったのだと、どうしても思ってしまいます。
    私的には、下手に海外に進出してしまったらもう好きに唄えないですし、恋愛もできないのだと勝手に思っています。今を考えるとYUIとしての存在が大きくなってしまったのですね。
    私事ですが、最近はライブハウスに行きたくてしょうがないです。FLOWER FLOWERさんが出なくても、あの空間で楽しむ音楽とジンジャーエールの味が忘れられなくて…。今日も2枚、チケットを買いました(笑)
    黄金週間明けは忙しくなりそうで、そのうちの1枚は行けなくなるかもしれません。
    今月のJAMとメトロックだけでも思いっきり楽しみたいです。まだ、公式発表から1月しか経ってないのですから、焦らずに次に期待しましょう。
    またいつか、会場で会って話せるのを楽しみにしています。

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  16. SECRET: 0
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    >ブロガーさん
    あ、そうだったんですか(汗)
    でも、興味あったので読んでみます。
    >らんまるさん
    お久しぶりです。
    25~29日まで出かけていたのと、行けない情報に触れるのも辛かったので、ご無沙汰してました。
    そうですね、これからまだチャンスがあるといいな、と思います。
    私も本当はライブハウス行きたいです。euバンドだったありさちゃんとか、MaiMaiさんとか、ブログやツイッター見てると結構ライブやってるんですよね。
    あとギターの梶さんとか。
    さっき、FFのツイッターで、新しい画像公開されましたね。
    これまたyuiさんがかわいい・・・。
    5/4どんな音を出すんだろう。
    行けないけど、楽しみです(^-^)
    楽しんできてくださいね!

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