2013年3月23日土曜日

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2012)

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(2012)を見た。

1979年から1990年までの英国首相。強硬な性格で保守党の「鉄の女」と呼ばれ、新自由主義、ネオリベラルな政策で英国を立て直した人物……として知られる。米レーガン大統領と共に冷戦を終結させた。

自分がこの映画に感心を持ったのは実はIRAのテロとの闘いとフォークランド紛争について知りたかったから。80年代の英国を知りたかったから。

だが、自分が期待するようなドキュメンタリー的内容ではなく、メリル・ストリープの演技が話題になった認知症のサッチャーの悲しみを描いた作品。残念ながらつまらない映画だと感じた。

高齢の老婦人が亡き夫の遺品の整理を始めるのだが、亡き夫の幻覚と幻聴に悩まされながら過去の嫌な思い出と栄光の記憶がフラッシュバックする。

フォークランド奪還作戦では厳しく重いリーダーとしての判断を迫られた。近い将来日本の首相も同じような目にあうかもしれない。

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