CDでーた 2008年5月号 GAME

CDでーた 2008年5月号にGAMEをリリースしたPerfumeのインタビュー記事見開き2ページが掲載されているので紹介したい。近未来的グラビアにSELF LINER NOTESも掲載。ちょっとだけ引用すると

のっち　「7曲も一気に録るっていうことが今までなかったので、中田さんに会う機会が急に増えて。それまではそんなに日常的な話をしなかったんですけど、例えば中田さんの好きな女優さんの話とか（笑）、普段聞いたことのなかった話を聞けたのが楽しかったですね」

という今までの中田ヤスタカとの接し方に変化をもたらしたGAMEであった。あと、3人それぞれの「思い入れのある曲は？」への答えを引用したい

あ～ちゃん　「GAMEかな？すごく強い感じが新しいし。この曲のベースラインが大好きなんですが、中田さんに“ここが好きです”って言ったらそこを取っちゃったりするんです（笑）。だからこの曲は言いたいのをグッと我慢しました」


のっち　「私はセラミックガール。何か久しぶりに譜割りが難しい曲で、覚えるのにすごく苦労したんですよ。でも頑張ったかいあっていい曲になったなぁと思いました」


かしゆか　「私はマカロニですね。最初聴いた時には何かしっくりこなかったんですよ。でも聴いていくうちにすごく好きになって。詞もいいですよね。あ、ちなみに初回盤のDVDにはライブ映像のほかにこの曲のPVとなぜかそれぞれのソロバージョンまでつくんで（笑）、そっちも楽しんでもらいたいです」

そのGAME初回盤は人気で、たまに見かけると5000円ぐらいで売られている。GAMEの収録曲すべてが思い入れが深いが、GAMEを初めて聴いたときはその過激な音に衝撃を受けたものだった。2008年を代表する名盤だったといっていい。マカロニのPVは秀逸。

週刊プレイボーイ 2008年6.23号に「恋する新世代GIRLS POP」というページがあり宇多丸師匠が短いながら文章を寄せている。

Perfumeを「日本の音楽シーンを変えた秋葉発宇宙行きのアイドル」「21世紀音楽シーン最初のマジックともいえるスーパーグループ」と表現。

「結局のところアイドル枠にもJ-POP枠にも、どちらにも収まらず、ただ誰もやらなかったことを、やり続けた人、やろうとする人が支持される時代がきたんだろうね。」

という言葉を残している。Perfumeが秋葉原で活動していたことを知る人はもうごく少数派。Perfumeを引っ張ってきたあ～ちゃんが2月15日に24歳のバースデー。2013年の年女だ。