そのときは彼によろしく ～プリズムの奇跡～

謎のDVDを見つけた。いつものようにブックオフの500円コーナーを物色してて。なんだこれは？！「そのときは彼によろしく ～プリズムの奇跡～」というDVD。
おそらく映画公開前にリリースされた宣伝的なDVDだろう。250円のシールが貼られてる。

自分は映画「そのときは彼によろしく」のスペシャルエディション的2枚組みDVDをすでに持っているので、同じものかもしれないと迷ったのだが、まさみオタの自分でも知らない商品が存在しているとなると心穏やかじゃない。しかも250円だし買って帰った。ひょっとして自分の知らない映像があるかもというオタイズム～。

収録時間13分で定価700円と裏に書いてある。Made in KoreaでPrinted in Japanと書いてあり、東宝のライセンスを示す証票シールが貼られている。2007年5月発売。こんなの知らない！

調べてみてもAmazonにも同じ商品はない。ネットでほとんど情報が得られない。日本に数万人はいるはずのまさみオタ誰一人この商品に触れていないのはどういうことだ？ひょっとしてブートかもと頭をよぎったが、販売元が韓流系映画配給をしている会社らしい。一体どういうこと？

悪戦苦闘の調査の末に判明した。映画公開前にLAWSON限定でこのDVDつきチケットが販売されたのだが、これは後になって単品で発売されたDVDのようだ。とくに珍しいものでもない。でも、この映画、まさみ主演のものの中では好きだし、なによりもまさみオタとして持っていないものを250円で手に入れた満足感。

まあ全体で13分というDVDなのでメーキング的な映像が数分収録されている。
この映画は長澤まさみ10代最後の1本。まさみが最高にかわいいに決まってる。

まさみはショートにして人気爆発みたいなイメージを持たれているが、以前からショートだ。

「そのときは彼によろしく」DVDの特典盤をチェックしてないのでなんとも言えないが、たぶん見たことないカット。

なぜかまさみのインタビューだけ収録。まさみは台本を読んだ段階では「きらきら光るプリズム」というものがわからなく、実際に手渡されて初めて知ったそうだ。撮影の合間は光を反射させて遊んでいたそうだ。

やはりこのDVDはまさみオタに向けた商品だったのか。

見た目はそれほど変わっていないが、今よりもずいぶんとしゃべり方が幼い女の子っぽい。たよりない……。それが今では東宝の看板女優としての責任からなのか、落ち着いた大人の女性のたたずまい。

まあ、よほどのまさみオタでもないかぎり持ってる必要はまったくないが、初めて見る映像もあり、250円という値段を考えるといい買い物だった。