ステレオポニー LOVERS X'mas Live Final

いよいよステレオポニーのライブも残すところあと２つ。毎年クリスマス時期の風物詩、ステレオポニーのX'masライブすべてに参加してきたが、今日で本当に最後。クリスマスで賑わう渋谷の雑踏をすり抜けて、スペイン坂の上のWWWへ15時55分ごろ到着。今回もチケットを手に入れるのに苦労することもなく、比較的にいい番号のチケットをゲット。見やすい場所を確保してビール飲みながら開演を待つ。

客電が消えてステージ上に……え、5人？！なんだこれは？これが新生EVANPONYなのか？！と焦ったが、おなじみNOHANA、SHIHOにドラフトキング（ドラ金）という女性ボーカルユニット（？）が加わったバンドが前座。オーディエンスのキッズたちもみんな「ポカーン」としていた。上手側のまるでナンバガ時代の田渕ひさ子のようなギタリストはなんだ？！って思ってたら、MAOだったのか……。MAOってなんかかっこいいな。MAOは今後どんな音楽活動をするんだろうか？この日もまったく自己を主張することもなく只控えめに黙々とサポートに徹していただけだった。ちょっとはMCで触れてもいいのに。

そして椅子が４つ並べられてポニラジコーナー。ぐだぐだ過ぎて見ていてツラかったわ。面白くするためには事前にしっかりした準備が必要なのになんだアレは？カンペガン見のボー読みラップが酷い。ジャーマネ司会の出たとこ勝負な仕切りが酷い。ぶっちゃけ、もっと面白くできたはず。この日は純粋なライブと云うよりはクリスマスイベント的企画。SHIHOは今までTMRに似ているって思っていたけど、まるでピエールになっていた。酒は控えろ。「クリスマスイブなのにオマエら、ヒだマな‥」と噛んでしまい自滅。

だが、AIMIのアコギ弾き語りM1.ツキアカリのミチシルベ M2.ハミングバード が素晴らしすぎた。緊張のせいか「ツキアカリ」は歌詞が飛んでしまったものの、予想もしないYUKIカバーには参った。まるでYUIだった。YUI、miwaにつづく第３極のアコギガールの登場か？これからはこの展開でいってほしい。

そして、NOHANAのNOHAラジのコーナーへ。これがもう「見ていてツラくない？」（SHIHO）という、超グダグダマイペースの孤高のひとり喋り。意味不明。突っ込みを入れる陰アナ進行がなければもっと辛かった。新宿で500円のコインロッカーにベースが入らなかったことに「怒る」。干していた洗濯物（ヒートテック）が1階の屋根に引っ掛かっていて怒る。お風呂場の電球が切れていて脱衣所の電気でお風呂に入っている「エコ」NOHANAは今年中に電球を買うことが目標。あぁ、なんだこの展開？だが、今年に入ってNOHANAは「ベースを弾くかしゆか」になってしまっている。前髪パッツンストレートロングにショートパンツ生脚ブーツという「エロス」なNOHANAに変貌。ぶっちゃけ今日はずーっとNOHANAを見ていた。はっきり言って「恋」かもしれない。クリスマスイブなのに今日のために100件予定を断ってきたというリア充NOHANA。まあ、そうなるだろうな。シッポ＆猫耳コスNOHANAが独特のテンションのしゃべりで小悪魔エロスをふりまく。なんとタイトル不明のソロ曲をカラオケで1曲歌っていた。まるで秋葉原アングラアイドルイベントの様相。NOHANAかわいいよNOHANA……。

そしてやはりグダグダなプレゼント抽選の後、今日最大の意味不明な企画。ステージを決められた条件の下で撮影ができるのだが、これにはみんなポカーンとなった。なぜお前が歌う？「effective line」は今日のセトリに入れていいのか不明。フォトショでカットしてみた。まあ今日のセットリストはこんな感じだろうか。懐かしい曲から意外な曲までの全7曲。それにしても3人が楽しそうだった。決断してしまった後はスッキリした気持ちでライブができるんだろう。

STEREOPONY LOVERS X'MAS LIVE FINAL @WWW　2012年12月24日　セットリスト

M01. Just rock with me
M02. Everything OK!!!
M03. 勇敢なファニーフレンズ
M04. 妄想ジェット
M05. All I Want For Christmas Is You
M06. ヒトヒラのハナビラ
EN1. 青春に、その涙が必要だ!

27日の赤坂BLITZが本当に最後のライブになる。日本中からファンが終結する。ステポ史上最多のセトリを組んだというのでしっかりコンディションを整えて備えたい。