KRAFTWERK / THE MIX (1991)

クラフトワークの「THE MIX」を買った。いまひとつこのアルバムの位置づけがよくわからず今日まで買っていなかったのだが、音もアレンジも全くオリジナルと異なっているので急に欲しくなってしまっていたら、そこに500円であったので購入。

1991年のリリースということで音が「クラブ寄り」といわれている。それでも十分難解で孤高なサウンド。なんでもっと早く買わなかったんだ！？ってぐらい気に入ってよくかけている。曲の魅力に改めて気づく1枚。

「Radioactivity」にチェルノブイリ、ハリスバーグ、セラフィールド、ヒロシマという地名が出てくる。今回初めてハリスバーグという地名を調べてみた。あぁ、ハリスバーグはスリーマイル島のことか！

実は、このアルバムを買ったもうひとつの理由がある。それは……秦佐和子だ！

秦佐和子って言われても普通の人は「誰だそれ？」って思うかもしれないが、この人はアイドルグループSKE48の人気メンバーだ。とはいっても自分はアイドルをほとんど知らない。なんちゃらフォーティエイトで自分が唯一知ってる人かもしれない。とはいってもYOUTUBEでしか見たことがないが。

クラフトワークの動画をYOUTUBEサーフィンしていて、アイドルがクラフトワークのアルバムをオススメしている動画にたまたま出合った。
名古屋ローカル番組（？）でSKEメンバー3人がオススメの1枚を持ち寄ってプレゼンしているのだが、3人目の女の子が「クラフトワーク」を紹介すると、スタジオのスタッフたちから失笑が漏れた。アイドルがクラフトワークを聴いちゃいちゃいけないのか？

なんでも大学のドイツ語の授業でドイツ人の先生から紹介されたんだそうだ。
秦の解説も適切だし、自分の意志で聴いているのに間違いない。アイドルが持ってるのに自分が持っていないのが許せなくて、これをちょっと前から探していた。
そして出会い買ってしまった。
だが、秦佐和子がどんな歌を歌っているのか自分は全く知らない。秦佐和子…相当変わった人らしい。

今年の7月に幕張であったNO NUKES 動画がYOUTUBEにあがっている。これ放送用の映像？いちおう編集してあるし。「フ・ク・シ・マ」「イマスグ ヤメロ」のRadioactivity だ。