2012年12月6日木曜日

サウンドトラック Linda Linda Linda (2005)

Lindalindalindasoundtrack
女子高生4人の学祭バンド映画「リンダ リンダ リンダ」は公開当時に見たのだが、当時の自分にはこのサウンドトラックを担当したのがジェイムス・イハだという事実がまったく見えていなかった。先日、たまたまこのサウンドトラックCDを500円で見かけて購入。

劇中のバンドによるブルーハーツの音源にイハの音楽。サウンドトラックって今まで自分はほとんど聴くことがなかった。

ペ・ドゥナという韓国女優はとても人気があるので彼女のボーカルが聴ける3曲はファンにとっては重要かもしれない。自分は1回聴けばいい感じだが。そしてBase Ball Bearの関根史織が出演している。見た当時このバンドのことはかろうじて名前を聞き覚え始めた程度。初期の「April Mirage」「SAYONARA-NOSTALGIA」の2曲も収録されている。Base Ball Bear は翌年のROCK IN JAPAN FES. 2006のLAKE STAGEに出演してるからあっというまに人気バンドになってしまった。

当時、香椎由宇が好きだった。JKの制服がまったく似合ってないレベルの美人だった。現オダギリ夫人で一児の母。ドラム担当前田亜季も27歳になった今現在も女優として活躍中。

山下敦弘のメガホンによるノスタルジーを感じる青春映画。ちょっと変わったところもあっておもしろい。多くの人に薦めていい映画。久しぶりに見てみたくなった。
Ihaandyukawa
劇中、ちょっと不釣合いなぐらいに存在感を出す歌声の女子高生のシーンがあったことを思い出した。湯川潮音による「The Water is Wide」、そして「風来坊」という2曲が収録されている。このサウンドトラックを聴いて、あれは湯川潮音だったんだ!って初めて知った。とてもすばらしいシンガーソングライター。「風来坊」は湯川の人気曲。あまりこの人の音楽をいままで聴いてこなかった。湯川にはイハによるプロデュースの「蝋燭を灯して」というマキシがある。いずれ聴いてみたい。ROCKIN'ON H 2006年2月号にイハと湯川の対談がある。

そしてジェイムス・イハの音楽!どれも短いけど、肩肘張らないリラックスした感じが高校の学び舎の風景によく合っている。イハのプレイリストに入れた。CD全体で39分なので、イハの音楽自体はそれほど収録タイムはないが、いい買い物だった。イハのファンにもこのCDの存在は見えていないんじゃないかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿