2012年7月18日水曜日

色即ぜねれいしょん(2009)

これをようやく手に取った。黒猫チェルシー渡辺大知主演で田口トモロヲがメガホンをとった色即ぜねれいしょん(2009)。

前々から見ないといけないとは思っていたが、なにせ内容が下品そうなので見ないでいいかと放っておいた。高校生が夏休みに「フリーセッ〇スの島」を目指すというみうらじゅんの自伝的小説の映画化。

キャストが渡辺のほかに銀杏峯田、くるり岸田が出演しているのでちょっと気にはなっていた。
それに日本サブカル界の2大変態オヤジのみうらじゅんとリリーが手を組んでいるのも気になっていた。臼田あさ美も邦楽ロックシーンに異常にくわしい女優筆頭として有名。

自分は一度だけ黒猫のステージを見たことがあるけど、渡辺君はこんなにこどもっぽかったか?と思ったけど、この撮影当時17歳だった。そりゃ当然だ。ステージだとずいぶんと大人に見える。

主人公の家庭教師岸田。よりによって何ていう家庭教師を引いてしまったんだ?って思った。全然勉強になってない。
ユースホステルのスタッフ峯田も役にぴったり。70年代の若者はみんなこんな長髪に髭だったのだろうか。

そして臼田あさ美が最近気になっていた。この人はとてもユニークな感じがびしびしと伝わってくる面白い人だ。「遊んでる」短大生という役どころ。主人公を「フリーセッ〇ス」とニックネームで連呼しホテルに誘う。

水着姿までも披露してしまっている。毛の話とか実際に映像で見せるのは趣味が悪い。どうしてこんな役を受けてしまったんだろう。
リリーは威厳のあるフツーのお父さんだった。主人公の初恋の石橋杏奈がこの映画でも可愛い過ぎ。

男子高校生が1年の夏休みに出会う大人なアニキやら年上の女性のお色気、恋、ロックという青春映画としてまあ佳作。
文化祭の演奏シーンは爽快だった。仏教系男子校スクールデイズも驚きだった。渡辺大知の演技が新鮮だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿