以前、自分はPOLYSICSの雑誌記事も収集していた。ところが、カヨ卒業の武道館公演を記念してタワレコ限定で「Absolute POLYSICS BOOK」が発売されてからは以前のインタビューは追いかける必要がなくなった。それだけ読み応えがあって、知りたいことは何でも知れる1冊だった。ところが先日、音楽と人2009年9月号を見つけてパラパラめくっていて、いろいろ面白いことが書いてあったので105円で拾ってきた。ニューウェーヴ・リバイバルとポリをとりまく環境についてのハヤシの想いについての箇所。
「今って、『Now is the time!』の頃から見ても音楽業界がまた変わってきてるじゃない。当時のニューウェーヴ・リバイバルがさらに発展して、CSSみたいなのが売れるとか。シンセもエフェクターみたいな感覚で買える時代だし、どのバンドも気軽に使ってて、電子音との融合で新しいものを作ろうとしてるじゃない。そこで本当に、いよいよ自分たちがやりやすい時代になるのかなぁと想ったの。でも‥‥結局未だに友達がいないわけで」
「いてもテレフォンズぐらいなわけですよ。で、状況は全然変わんないし、電子音との融合とかやってるバンドも、なんか結局ダンス・ミュージックにしかなってなくて。踊りやすいようなものを作ろうとして、シンセだったりリズム・マシーンを使ってる気がする」
「もう‥‥もう!超つまんない。いや、もちろん嫌いじゃないよ?嫌いじゃないけどちょっと多すぎると思うわけよ。で、なんかみんな踊ろうぜ、ロックで踊れ、みたいなことを言うでしょ?ロックで踊れなんて、今更言われなくても60年代からずっと踊ってるよって」
「ロックで踊れ、っていうのが退屈で、俺、踊るだけじゃ物足りないから。もっと‥‥踊り狂え、踊り狂って死ね!ぐらいまで行かなきゃ面白くないわけよ(笑)」
最近になってようやく「For Young Electric Pop」(2002)の音源が手に入った。ながらくポリファンやっていてもこれを持っていなかった。「It's Up To You」の音源を今まで持ってなかった。Colonは初めてライブで聴いたときキョトーンとなった曲だ。酔っ払いがテキトーにやってるんだと思った。Mad MacとGet Back To 8-Bitはライブで1回だけ聴いたことがある。とにかく唯一無二にヘンテコな曲だらけだ。
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