2012年6月6日水曜日

相対性理論

相対性理論のCDを思い出したようにまとめて聴いてみた。やくしまるえつこのボーカルが超絶に心地よい。音楽がポップだ。歌詞にまったく意味がない。コーネリアスとは違う方向で言葉にこだわって突き進んでる感じだ。これ、シフォン主義(みらいレコーズ) 2008年を代表する名盤という位置づけらしい。

発表当時、Perfumeの「GAME」が世間を席巻していたわけだが、これは一部では「GAME」以上の評価を受けた。でもまあ、世間のほとんどは「相対性理論」? 何それ?だったわけだが。

夏の黄金比 という曲がある。「コーントレックス 箱買い~ コーントレックス ハコ ハコ ハコ買い」という、否応無く耳に残ってしまう中毒ソング!ハコ!ハコ!
そして、ハイファイ新書(2009) ボーカルがさらにすごいことになっている。こころにそっと忍び寄るような歌唱だ。音楽は真面目におしゃれにポップに、歌詞は言葉遊びに徹している。

NHKの爆笑問題の番組で坂本教授が相対性理論を聴いていると発言したことは当時、列島を震撼させた大ニュースだった。NHKで「テレ東」(笑)。どれも人を食ったようなタイトルだ。

「わたし みた~ 大変なものをみた~」の「不思議デカルト」もお気に入り。「さわやか会社員」「四角革命」も耳から離れなくて困る。
歌詞をほとんど聴かない、音楽と言葉がどう絡み合うかだけが重要な自分に合った音楽だ。これは中古で1750円で買ってしまったもの。
シンクロニシティーン (2010)もすごいと思う。唯一無二。徹底してポップ。日常でつい口ずさんでしまう。「チャイナアドバイス」「(恋の)百年戦争」「気になるあの娘」 世間のオヤジ世代もハマるに違いない。聴いていてウキウキする。

音楽はすごいけど、CDというフォーマットで所有したい気になれないパッケージだ。データだけでCD自体は「ハイファイ」以外に現在所有していない。持っていたいと思わなかった。音楽はすばらしいが、ジャケットのセンスが自分と合わない。
PS. 最近になってこれを聴いてみた。正しい相対性理論 (2011)
今のところ、これを聴く必要性は感じていない(笑)。オススメしない。過激で無理なリミックス。意味不明。

豪華ミュージシャンが多数参加したとか、それしかアピールできるところがないが、出来た結果がこれ‥。何度も聴きたい魅力を感じない。
夏フェスに突然‥とかないかな。ないな‥‥。3枚で終了してるのかな。

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