埼玉県に鴻巣(こうのす)という市がある。桶川や上尾の北にある人口12万人の大宮あたりのベッドタウンだ。先日、冷たい雨の中、友人T君と赤羽駅のホームで合流し高崎線で鴻巣へ行ってきた。この駅で降りるのは初めてだ。
鴻巣市あたりで荒川の川幅が最大になる。実際は河川敷も含めるわけだが日本一であることで町おこし。いちおう名物の「川幅うどん」をいただいた。寒いのでついカレーを選んだ。まあぶっちゃけ「うどん」ではない‥。でもおいしかった。630円。ここから徒歩20分ほどかけて市役所に向かう。
埼玉県の東部あたりは江戸の昔から人形をつくっていた。
そういうわけで鴻巣も雛人形で町おこし。
ここは鴻巣市役所のロビー。
圧倒的な数の雛人形のピラミッド展示。
市役所の階段もこんな状況。年に一度のひな祭りはこうやって祝う。
圧巻。
これ、保管場所だけでも相当だろうと思う。
この日だけで、今までの人生で見てきた雛人形の数百倍をいちどに見たと思う。
市役所の隣にあるホール的な建物でも雛人形の展示をやっていた。とにかくものすごい数だ。
このあたりは太古の昔、5,6世紀には埴輪を焼いていた窯があったらしい。
1500年前から人形をつくってたことになる。
関東の広い地域でここで焼かれた埴輪が出土する。
おそらくその時代はこのあたりから群馬にかけてのエリアが大和の東でもっとも栄えた場所じゃないかなと思っている。
鴻巣の鴻神社
明治になっていくつかの神社を集めてできた
こうのとりがこの神社の大木に巣を作ったとき、大蛇と戦った伝説がある。
伝説?鳥が木に巣をつくって卵を産むと、すぐに卵をねらって蛇がやってくるって祖母から聞いたことある。田舎じゃ日常だと思うんだが‥。
この神社のお守りは木製のこうのとりの卵
こんなの初めて!
安産と家内安全のお守り
1個 800円
そして我々は帰路についた。途中、川口でブックオフに立ち寄って雑誌を掘り出すことも忘れずに。
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埼玉って行った事無いので、一回行ってみたいです(*^_^*)
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でも、コウノトリVS蛇の部分を省略すると、
お供えしないと災いを起こす恐ろし系の神木に、コウノトリが巣をつくったら、災いがなくなったっていう不思議な話になります。
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いやぁ、埼玉で観光地というと川越か秩父かな‥。でも、遠方からわざわざ行くような場所っていうとちょっと思い浮かばないなぁ。