おそらく今、日本中さがしても今更これにハマっているひとは自分ぐらいなものだろう。2005年1月から3月まで、 テレビ朝日系にて全12話で放送された深夜ドラマ「Sh15uya シブヤフィフティーン」だ。
放送当時、なんとなくは見聞きしていたのかもしれないが、なんと深夜3時台に放送されていたというから、よほどの特撮好きか、戦隊ヒーロー好きか、アイドル好きしか録画して見ていなかったと思われる。
自分は仮面ライダーシリーズとか戦隊ヒーロー物とかほとんど子供時代に見たことがなく、あまり興味もなかったのだ。
では、何故今これに出会ったのか?ひと月ほど前、友人の家に出かける前にたまたま立ち寄ったブックオフの500円DVDコーナーで見つけてしまったのだ!
実は自分はかなり重度にガッキーを愛していて、新垣結衣の女優としてのキャリアの始まりがこの作品だということはなんとなくだが聞いたことがあったのだ。それを見るチャンスが急に訪れた。
だが、問題なのはVol.2 Vol.3 Vol.4(完結編)だけしかないという、本来なら躊躇してしまう状況。だがしかし1本500円。5分ほど考えたがカゴにいれてレジへ。そして、ネットで調べたらVol.1が中古価格で700円ぐらい(笑)。「来週見るから取り寄せておいて!」と友人にお願いしておいて、翌週友人宅にて酒飲みながらイッキの全話視聴。
いや~、驚いた。もう、自分の人生にはそうそう驚くことなど残されてはいないと思っていた。お、面白かった!面白過ぎて驚いた!
実は、「どうせ子供達向けでツマんないんだろうな~」と心に予防線を張って見始めたのだが、あまりに独創的な設定に疑問を感じつつも、そこさえクリアしたらあとはイッキに引き込まれた。「何コレ?!」
渋谷であって渋谷でない架空の街シブヤは15歳たちが3つに分かれて縄張り争いを展開している。ここまではイメージできるのだが、謎の外国人風の怪人が急に現れると殺されてしまうという、なんとも理不尽極まりない展開。しかも、「ベートーヴェンわ~、ドコノ エキベーン?」などと意味不明の質問をしながら。怖すぎる。
そこに戦闘スーツを着たガッキーが現れると、「エイ!ヤー!」とCGアクションシーン炸裂。すごすぎる。血みどろになり、ボロボロになり敵を倒す。ガッキーはデビューのときからスターだったのだ。恋した。
最終回あたりになると、これがもう大興奮!ハラハラドキドキの展開!いい大人が感情移入してしまったわ~。見終わった後は友人とずっと熱く話し込んだわ。
主人公ツヨシ役の悠城早矢(役の上では男の子)がすごく気になった。すごく感情移入できる切実な演技をする。調べてみたら、消息が不明だ。どうやらもう芸能活動をしていないのかもしれない。心の底から「もしどこかで劇団にでも所属してたりしたら観に行くぞ!」と思ったのだが。
88年生まれで堀越ということは、Perfumeの3人と同級生の可能性が高い!誰か知らんのか?
そして、もうひとり、アサギ役の芳賀優里亜について調べてみたら、この人はなんと元おはガール。ローティーンアイドルとして有名だったらしい。ドラマや舞台で活躍中らしいが、驚いたことに代々木でベジタブルカフェバーを経営!すごい!これは一度行って見たいものだ。
そして、何度も登場するシブヤと外との境界線の踏み切りにも一度行ってみたいと思った。友人によると井の頭線の踏み切りだそうだ。
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