私が出させてもらったのは3日目だったんですけど。フェスも3日目とかだと、もうでき上がってる感じで(笑)。でもすごい盛り上がっててて、会場に着いた瞬間「わー、すごいなぁ」と思ったというか。
出番が来るまではドキドキだった?
いえ、それほどでもなかったですね。出演者のためだけの区域みたいなとこがあって、そこらへんをチョロチョロしたりしてたんですけど。もう信じられないくらい見たことがある顔ばかりで。あっち見たら奥田民生さん!? こっち見たら木村カエラさんがいた!? みたいな(笑)。
何か話したりしましたか
いや、いや。見てるだけで精いっぱいでしたね。あと、自分も出演するっていう緊張感もあったんで、本番に向けて集中したいっていうのもありましたし。
フェスのバックステージというのは、集中しにくい?それともしやすい?
しにくくはなかったですね。私はせっかくフェスなんだから楽しもうと思ってたのもあったし。その場の雰囲気を楽しみながら、リラックスしてやりたいなって思ってて。実際そうなれましたね。
じゃライブもアガったりせず。
そうですね。マイペースにやるぞって、最初から思ってたので。で、そう思ってステージに出ていったら、ピックがなくて、「ピックがないですよ!」みたいなことからライブが始まったっていう。それがまずちょっと面白かったし、そこで自分が慌てなかったのも面白かったし。
最初からくつろげてたんですかね。
なんかこう、私が出たフォレストっていうステージは、周りに木があったりして。メイン・ステージみたいなワーッとなるより、みんなのんびり観る感じだったんですよ。シートを敷いて座ってる人もいれば、遠くの木陰で座ってる人もいたし。だから、ライブハウスとかと違って、観るぞ!っていう人より、なんとなく楽しみに来てるっていう人のほうが多いみたいで、その雰囲気が、すごいよかったんですよね。それもあって、楽しんで歌って、みんなで盛り上がれたらいいなぁと思えたというか。
演奏した曲は何曲だったんですか。
「feel my soul」「It's happy line」「LIFE」「Just my way」「Tomorrow's way」「TOKYO」の6曲。そのうち3曲はイスに座って、風を感じながら弾き語りで歌って。でも「feel~」を歌い出したとき、「ワーッ!」って言ってくれる人がいたんですよ。あれはちょっとうれしかったですね、やっぱり。
それにしても、本当にアガらないんですね。緊張のあまり頭が真っ白になって歌詞を忘れるなんて、ないでしょう?
うーん、真っ白ってことはないですね。でも瞬間、歌詞が出てこないことはありますよ。
そういうときはどうするんですか。
ごまかします(笑)。もう1回、1番のサビを歌ってみたり、とか。しかもそういうときに、「あっ、しまった!」っていう顔はしないんで、バレにくいかも(笑)。でも最近、他の方のライブを観て思ったんですけど、お客さんを同じくらいリラックスして歌ってる人のライブって、聴いててもホントに心地がいいんですよね。逆に歌うほうがガチガチに緊張してると、聴く側もリラックスできないというか。だから、まだ未熟者ではありますが、リラックスして歌えるようになりたいな、と思って。
MCに関しても慣れてきました?
MCは・・・・、どうですかね(笑)。今回、メンバー紹介するのを忘れてしまって、なーんか変だなと思った瞬間、「あっ!」って思い出したんですよ。で、「メンバー紹介だった!」って言ったのがマイクに入っちゃって。でも逆にそれで場の空気が和んだって感じはしましたけど。
毎年これぐらい詳しく感想を語ってほしい。特に今年はいろいろ訊いてみたいことが多々ある。このインタビューを読む限り、これからもずっとフォレストでいく気がする。
そして、東京生活1年について
慣れましたね。人が多いのにも、だいぶ慣れたし。今は、地方から来た人に「すごいね!人が多くて」って言われても、「そうですかね!」って言ってるくらいですもん。挙動不審なとこも、かなり直ったし(笑)。まず、道に迷わなくなりましたね。最初は電車とかも色で覚えて、「黄色い電車にのって、乗り換えは同じホームの目の前に止まるオレンジ色の電車」って頭に入れてたんですけど。今はひとりで電車に乗ってお買い物に行けるようになりましたから。
この電車の乗り換えは総武線と中央線のことだろうか?それとも西武線?鉄オタの人に訊いてみたい。YUIが自分を挙動不審なとこがあると自認していたことも今回の収穫(笑)。
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