2011年9月6日火曜日

成海璃子「書道ガールズ」(2010)

「書道ガールズ」(2010 日本テレビ、ワーナー)を見た。成海璃子主演の映画はいちおう見ておきたい。なにしろ10代の日本の女優で一番ロックに精通しているリスペクト女優。

目から鱗が落ちた。こんな競技が行われていたとは!全然知らなかった。パフォーマンス以前にそうとうな書道の基礎力の必要を感じた。

そして、四国中央市という市が存在することを初めて知った。中央を名乗るからには四国4県の真ん中にあるんだろうなと思っていたが、調べてみると愛媛県の東の端、川之江、伊予三島、土居町、新宮村が合併して生まれた新しい市。知らなくて当然だ。

でも本当にショックを受けたのが日本の地方都市の惨状だ。シャッター商店街の映像はこの国と若者の将来を予見しているようだ。これほどまでに何もないとは。あれほどの規模の製紙工場がいくつもあるのだからまだ他のところよりマシなはずなのだが。
今日、少しでも愛媛の経済に貢献しようとポンジュースを買った。

映画として、面白くするアイデアが物足りなく感じた。キャラクター達にもあまり魅力を感じなかった。スカッとした爽快感があるにしても想像を超えるものではなかった。

唯一笑えるシーンが顔面に墨汁のシーンだ。これでもか!とワンパターンで押し切った笑いもあればよかったのに。文具店のメガネ娘には一切笑えなかった。

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