「彼女は歌う、海でも路上でもスクリーンの中でも」
SWITCHにYUIが登場したのはただこれだけ。2006年の7月号 渋谷に舞台を観に行ったついでに400円で見つけた。この号は中古でよく見かけるので特に今買うべきものでもないが、芝居の待ち時間に読むために購入。主演映画が公開中の注目の19歳のシンガーソングライターとして登場。YUIの発言を引用
「この間、試写会ライブツアーがあってこの曲を歌ったんですが、ライブ中にぐちゃぐちゃになるまで泣いてしまいました。この曲はいま聴いても薫が歌っていると思うんですが、それをYUIが歌ったから薫のことをいっきに思い出してしまって。歌っていると薫の思いは入ってくるんだけど、でも、薫はいないっていう事実がとても寂しかったんです」YUIは真っ直ぐな思いを持っている。いつもクールなようでいて感情を抑えきれなくなるときがあるようだ。この試写会ツアー以来、ながらくファンはステージで泣くYUIを見ていなかったわけだが、・・・。
「薫は病を抱えているのに、すごく前向きです。不器用なところはすごくかわいい。実は撮影前に、たまたま『魔女の宅急便』を観たんですが、その主人公キキと薫はすごく似てる気がしました。だから、撮影で行き詰まった時はキキを思い出すようにしていました」YUIが何をもって薫とキキが似ていると考えるのか詳しいことは不明だ。そう感じるというだけのことなんだろう。実際に薫を演じたYUIにしかわからないことだ。そしてインタビュアーはYUIに最後の質問を投げかける
「十代のうちにやっておきたいことは?」
「私は人前で歌が歌えるだけでいいんです」YUIの真っ直ぐさ、歌手としての芯の強さに心打たれた。泣いた。
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最後の一言、かっこいいですね・・・。
それしか言葉が出ません。
これだから憧れ続けてしまうんですね!