さて、ロッキングオン主催のフェスの会場の一角では毎回出版物のブースが出ていて常に立ち読みをしている人が絶えない。そんな中にROCKIN'ON H のバックナンバーが並んでいたのだが、「え?!これまだ在庫があるの?」というのが意外に多い。この1冊もまだ出版社に在庫があるようだ。H 2005年11月号 数年前に手に入れていた1冊。 LIFEリリース時のYUIのインタビュー おそらくYUIのすべての写真の中でこれが一番かわいい
インタビュアーはまたまた大前多恵 以下引用
「タイトルの“LIFE” は、『生きていく』っていうことをそのままストレートにつけているんですけど。《I can change my life》、人生は自分で変えられるっていうフレーズは、“Tomorrow's way” (2nd シングル)の、自分で道を切り開いていけるとうたっているのと共通してますね。でも、アップテンポ感は新鮮に感じてもらえるんじゃないかなって思います。ライブでいつもうたっていた曲なんで、ライブのリズム感、癖、雰囲気っていうのはもうレコーディングのときには育っていて、スムーズに入れられたと思っています」
うたってて、YUIさん自身が純粋に楽しいんじゃないですか、この曲って。
「そうですね。ROCK IN JAPAN(FES.2005)とかでもうたったんですけど、みんなを乗せていくときに、この曲はすごくいい感じにうたえて。自分もやっぱり、ライブ観に行くと楽しくなりたいときもあるし、お客さんにも、わたしのライブを観て楽しいと思ってもらいたいなあっていうのもあるんで、これからもこういう曲を書いていきたいと思っています」
《カンタンに 行かないから 生きてゆける》 というのはまさしくYUIさんの人生観ですよね?
「そうですね、まあ、ちょっとこう強がりな部分も・・・・苦しいときには手の届かないような言葉かもしれないけれども、この曲全体で背中を押していけるカンジになってると思うんで、《カンタンに 行かないから 生きてゆける》っていう言葉を励みに、どんどんまた前に行けたらなあっていう。《過ぎてきた日々全部で 今のあたしなんだよ》っていうフレーズにも、今のあるがままの自分を受け入れたり、認めたりすることによって、また見え方が変わるっていう思いが入ってたり・・・・スポーツの試合でも、相手が弱かったりすると、簡単すぎたらすぐクリアしちゃってすぐ終わっちゃったりっていう。結局、『簡単に行かない』っていうのは、自分が持っている大きい壁に直面するっていうとこから生まれたものですよね。なので、そこの実感というか」この時期ぐらいまでの曲は、ライブでおなじみになってからCD発売という順番だったんだな。この展開はRolling starまで続く。LIFEは衝撃的に天才的な曲だ。ギターのイントロ部分も誰かの助けを借りずに作ったとしたら本当にもう天才少女という言葉だけではすまされない。アコギを弾けるひとにとっては、こんな曲を10代の女の子がつくったのか!?と驚かずにいられないだろう。そしてあの歌詞!初めてこの曲でYUIを知ったとしたら、そりゃあもう息つく暇もないほどにYUIを追いかけるようになっているはずだよね。というわけで在庫があるうちに買うべし。
クリアできないものがあるからこそ続いていくし、未来があるしっていう?
「そうですね。うん、自分はそれにちゃんと向かってるっていうのを意識するからこそ、より壁が明確になるんじゃないかなって。そういう気持ちでうたってます」
0 件のコメント:
コメントを投稿