2011年1月13日木曜日

カルロス・クライバーの「大地の歌」

Kleiber_mahler
断捨離って魔法の言葉で、これに中谷彰宏の整理術本を組み合わせると最強!なんでもバシバシ捨てられる。年末に少しだけ大掃除をしたら部屋の隅から10年以上見ていない忘れられたCDが出てきた。

おお、なんとグロいジャケット・・・不気味すぎるし、自分の持っているすべてのCDでワーストの部類に入る音質の1枚。1967年カルロス・クライバー指揮 ウィーン交響楽団とのマーラー「大地の歌」のライブ盤。 1988年イタリア製。

MAHLER : DAS LIED VON DER ERDE Carlos Kleiber / Wiener Symphoniker 1967 / Christa Ludwig / Waldemar Kmentt NUOVA ERA, Italy
そういえばこんなのあったな…としみじみ想った。自分はクラシックに興味を持った最初期から中古店でしかCDを買わなくなっていたのでこういうものを引き当ててしまった。いわば事故。たぶん700円ぐらいで買ったはず。

ついゴミ箱に入れかけたけど、まあ待てよと。もう1回ぐらいは聴いて見ようと。カルロス・クライバーはクラシックにちょっとでも関心があれば名前は知ってるはずの大スター指揮者。

モノラルで強烈に奥まった録音でオケの音なんかろくに聴けないんだけど、やはり青年クライバーの若さあふれるテンポ速めのハツラツとした、オペラのようなグルーヴが魅力的に感じた。愛用のポータブルCDプレーヤーにサウンドを立体的にして残響を増やすモードがあるのでそいつでちょっと音をいじればノイズ自体は少ないので聴けなくない。

でも第6楽章の冒頭の中学生がラジカセでダビングしたかのような「あ、いけねっ…。」的な編集ミスは他のレーベルから出たCDにもあるらしいがなんでだろう?まあ、今回捨てるのを思いとどまった。ヴァルデマール・クメントの歌唱に感銘を受けたから。たぶんワーグナーとか歌ってる人。ワーグナーをほとんど聴かないのでよくは知らない。

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