2010年12月14日火曜日

スピッツ / フェイクファー

先日放送されたFNS歌謡祭で、Superflyと秦基博のコラボでスピッツの「楓」を歌っていた。
その日は「Superflyがテレビにでる!」とあわてて家へ帰り、すぐに録画を開始して見ているとすぐに始まった。なんか感動した。呆然とした。泣いた。
ここ数日、「楓」のメロディーが頭から離れない。山道歩いているときもついつい口ずさむ。

実は、スピッツのアルバムを聴きだしたのは今年の夏のROCK IN JAPANでスピッツを見てから。衝撃を受けた。
草野マサムネが「ロックバンドです」といっていたが、ああ!ロックバンドだった!不明を恥じた。

で、1998年のアルバム「フェイクファー」を聴いてみた。この秋、ずっと聴いてきた。このアルバムはSISTER JETのドラマーも「名盤!」と言っていた。もちろん大ヒットシングル曲は聞き知っていたが、「楓」はそれほど印象になかった…。

なんか、あまりに印象が違ったのだ。Superflyと秦基博の歌唱からとてつもなく大きな哀しみを感じた。だが、草野の歌唱からはそれを感じなかった。アレンジがよかったからだろうか。二人の歌っている曲がスピッツの「楓」だとはしばらく気がつかなかったのだ。FNSは生放送だったので、越智志帆の声の状態と秦の歌唱に一瞬の破綻が現れかけたが、むしろなにか奇跡のようなものを感じたすばらしいコラボだった。というわけで、いまさらながら「楓」は名曲だ。「フェイクファー」は名盤だ。草野マサムネは天才だ!

0 件のコメント:

コメントを投稿