で、明日は武道館
YUI友のキャンセルにあい、しょうがなく見ず知らずの20歳の男と隣で見ることに…。なんかブルーだわ。常識のある人だといいな…。
そういう音楽は、ひたすら自分で聴き進めていった感じ?
「そうですね。ごく自然な流れでした。」
それだと、周りの子と話が・・・
「盛り上がれない・・・ですね(笑)」
「ライブはよく行きます。いちばん最近観にいったのはandymoriで、黒猫チェルシーのライブは結構行ってます。O-WESTで黒猫とミチロウさんと戸川純さんと頭脳警察という組み合わせの日があったんですが、あれはやばかったですね!『何これ、絶対行く!』と思って(笑)。すごくいいライブでした!」
「でも、周りの人に対して、『ビビらせてほしい』みたいなことは、いつも思っていますね。最近同世代の人と共演することが多かったんですけど・・・とりあえず『刺激がほしい』っていつも思ってますね」
今後の目標は?ありえんわ・・・。パンクだわ。ハードコアだわ。 もう、ダメだ・・俺・・・。負けたわ・・・。
「えーっと・・・とにかく、最強の人に出会いたいです(笑)。ハンパない人に目の前に現れてほしいですね」
「どうしよう・・・ええっ!ローザ・ルクセンブルグも持って行きたいし、Theピーズも持って行きたいし・・・・」じゃあ、同年代の読者に1枚薦めるとしたら?
「どうしよっかなあ・・・難しいなあ。でも私、Theピーズが本っ当に好きなんですよ。“いんらんBaby”という曲がすごく好きなんですよね。ぜひ聴いてほしいですね」
「単純に、今は物事の見え方が変わったんだと思うんです。例えば山を登る時に色んなコースがあって、真っ直ぐに登れる道も険しい道もある。どの道を選択しても頂上には辿り着くんですけど、選択の仕方によって景色の見え方が変わるじゃないですか。急がば回れ、じゃないですけど、今はゆっくり登って行きたいんですよね。“It's all too much”という曲の中に、“せまる難題さえも/ユーモアに変えて/笑い飛ばしたい”という歌詞があるんです。今はそんな気持ちを音楽に散りばめていけたらいいなと思っています」あ、この言葉は他のインタビューでも見たことあるけどね。
オーディションでもギターを抱え床に座ってうたったそうですね。
「はい。始まる前に頼んで、私は座ってうたいました。みんな焦ってて、申し訳なかったです(笑)。もちろん軽い気持ちではなかったんですけど・・・・・・自分らしいかなって。あと、オーディションでうたえるのは2曲だったのに、新しく出来た曲を聴いて欲しくて、私は3曲うたってしまったんです。曲は“I know” でした。後で怒られたんですけど……(笑)」
勇敢ですね(笑)。 ”I know” はどんなテーマでつくったんですか?
「小さな争いごとから大きな争いごとまで、ニュースで観て……そのとき考えたこと、そのままですね」
《泣かないでお願い 可愛いわたしだけの坊や》とありますが?
「……戦場の母と子って、どうなんだろう?って。母は強いですよね。戦場であれ、今この状況であれ、ひとりひとつ希望を持てるようになれたらいいなっていうか。日本でも子どもが虐待されたりしてるし、それも戦場と同じ状況じゃないですか。平和そうに見えて平和ではなかったり……。そこをちゃんと見ていなきやいけないって。 ”lt’s~”はもがいている中での一筋の光、という感じをうたっていて。『切ないけど明るい』『一筋の光が見えている』……そういうことを伝えたい。暗いことじやなくて光を見ていける曲を書いていきたいと思ったんです。自分と向き合うって凄く難しいことですけど、こうありたいっていう理想が私の中にあって、そうなるにはどうしたらいいか?って考えるので」
生きていく上で、YUIさんが絶対譲れないポイントって何ですか?
「全部音楽につながってるから、何-つ見逃したくない。もっとリアルに、人一倍喜びも悲しみも強く生きていけたらいいなと思います。でも、うたって泣けるってすごいことじやないですか? いつもハイテンションでいたいなっていうか……自分と戦っていきたい。知れることが知れないっていうことがもったいないし、何も無駄にしたくないですね」
福岡からたったひとりで上京し、歌だけを支えに生きる17歳の女の子、YUI。繊細な心から生まれるメロディーと、心地よく耳になじむウィスパー・ボイスはまさに天性のもの。2005年、注目度N0.1アーティストの登場です!!昨年3月、ソニーグループのオーディションでズバ抜けた高評価を獲得。今年、間違いなくプイクするだろうアーティストとして、早くも各方面から注目を浴びているYUIが、メジャー・デビューに先駆け、昨年末にはシングル「It's happy line」でインディーズデビューを果たした。というわけでそんな大型新人YUIのプロフィール&インディー・デビュー作について一部引用。
好きでした。どこにいても歌ってたみたいで、よくお母さんに「うるさい!」って怒られてました。活発な子供だったんですか?
はい、とりあえず走り回ってる子でした(笑)。外で遊ぶのが好きで、家の中では編み物とかビーズで何か作ったりするのが好きでしたね。でも人付き合いは苦手で。伝えたいことがあっても、うまく伝えられないし、言えないし。だから日記を書くようになったというか。15歳のときから毎日書いてるんですけど、言えなかった気持ちを日記に書くとスッキリして眠れる、という感じでしたね。で、そのうちいろいろ考えたり、心が揺らいだりしたことは詩にするようになって。詩を書くようになったころには、もうブロを目指し始めていたり?
中学3年のとき、初めて歌を本気でやりたいと思って。オーディションを受けることとか、考え始めたんです。それで高校には行かずに働いて音楽をやるぞ、と思ったんですけど、周りから、そんなの無理って言われて。私自身、当時は不安ばかりで何も決めきれなかったのもあって、そのときは高校に進んだんです。高校に行けば、いろんな人と出会えるんじゃないかっていう気持ちもあったりして。だけど高校に行くようになったら、音楽に費やす時間がほとんどなくなってしまって。それはなぜだったんです?
バイトとかしてたんで。もう生活することに必死で、いっぱいいっぱいで。で、思ったんです、自分の人生に音楽の道はないっていうことにしようって。歌や音楽がすごく好きだったのに?
私、何にしても、「やるか」「やらないか」なんですよ。だから中途半端な状態でいるのって、すべてに悪い影響が出るような気がして。それで悲しくてもあきらめたほうがいいと思ったんです。でもバイトとかの無理がたたって入院しなきゃいけなくなって、そこでゆっくり考える時間が持てたら、もう歌に対する気持ちがブワーッと出てきて。私は音楽をやりたいんだって、本当の意味でちゃんと位置づけできたんです。そして地元の音楽塾に通い始めて?
そうです。結局、音楽をやると決めた段階で高校はやめて。でも何をどうすればいいのかわからずにいたとき、知人に音楽塾のことを教えられて。そこでギターと作曲と作詞を学び始めたんです。ようやく自分の居場所を見つけた、という感じだったんじゃないですか?
はい。ただ、そこでも一時期ギターを触れなくなったときがあって。ホッとひと息ついたのもつかの間で。
ホントにそうで。音楽的に悩んで、歌も歌えなくなってしまったんですね。自分の歌を追求してきたつもりだったけど、私はその方向に走れてないんじゃないか、自分のスタイルを作れてないんじゃないか、と思っちゃって。衝動より形を整えることを重視するような曲の作り方をしてないだろうかって。で、悩んで悩んで葛藤して、「やっぱり私は歌いたい」っていう想いが見つかるまで悩んだというか。悩むときも、とことん考えないと納得できないタイプ?
たぶん(笑)。本当に不器用なんで、中間がないんですね。だからそのときも、音楽がないと意味がないんだろうな、音楽なしに生きていってもつまらないんだろうなってとこまで考え込んでしまって。でも逆に言うと、自分にとって音楽がどういうものなのかを、そこでハッキリと確認できたともいえますね。
そうだと思います。音楽にかかわってないと、生きていけないんだろうなって。それでオーディションを受けてみることにしたんですか?
そうですね。まず親を説得するためっていうのがあって。受かれば、親も音楽の道に進むのを認めてくれるだろうと思ったから。あとは自分の才能を見極めたいって気持ちもありました。才能がなければあきらめもつくなって。オーディションで歌ったときはどうでした?やっぱり緊張しました?
もちろんちょっと緊張はあったと思うんですけど、あんまりそういうことに縛られなかったというか。人に見られてるとか、うまく歌おうとか、そういうことじゃなくて、私が心を込めて歌うことが大事なんだって思ってたから。やるんなら堂々と行けというか、思い切って歌えというか、そんな気持ちでしたね。肝っ玉、据わってるんですね?(笑)
うーん………もしかしたら本番に強いのかもしれません(笑)。でも音楽を始めたばかりの、これで飯を食ってくんだって格好つけたことを言ってたころだったら、ちょっと違ったかもしれないです。でも今は音楽って自分が生きていくことなんで。飯を食えなくてもやっていくことだと思うので。その覚悟ができていたから、オーディションでも動じなかったんでしょうね。で、そのとき歌ったのが今回の「It's happy line」だとか。
はい。この曲と「Why me」という曲を歌って。ひとり2曲って決まってたんですけど、「これも聴いてほしい」って言って、今回カップリング曲に入ってる「I know」も1番だけ歌って怒られちゃいました(笑)。「I know」はどうしても聴いてほしい曲だったんですか?
ちょうどそのころ作った曲だったので、そこまで聴いて私のことを見てほしかったんです。でもそのときはまだ歌詞も付いてなくて、でたらめ英語だったという。-やっぱり度胸あるかもしれない(笑)。
先にメロディーができたんで、その雰囲気に合わせつつ考えてたら。誰の為に生きているの?ってところが浮かんできて。そこから広げて書いていきました。音楽を始めて、いろんな人とかかわるようになると、自分を持ってないとって思う反面、自分に対する自信のなさが見えてくることもあって。だからその当時の自分の気持ちを整理しながら書いたというか。だけどまだ歌詞を書き始めて間もないころだったんで、こう言いたいのにメロディーにハマらないとか、この言葉の響きじゃダメだとか、すごく悩みつつ書いた詞で。歌詞を書くのはホントに難しです。気持ちを凝縮して、わかりやすい言葉で表現しないといけないので。歌詞でいうと、カップリング曲の「I know」はまた全然違うタイプの詞ですね。
これはイメージがすごく濃いものだったんで、わりとスラスラ表現できたというか。ニュースでいろんなところで起きている争いごとを見て、戦争とかそういうことに関して考えてる時期に書いたものなんですけど。。“I know~”っていうところがメロディーと一緒に出てきたのでこの言葉にはすごく意味があるなと思って、それに続くものを買いてみたんです。その2曲を今回、インディーズ・デビュー作としてレコーディングしたわけですけれど、ボーカル録りはスムーズに行きましたか?
だったと思います。緊張しないように心がけて歌ったんですけど、歌ってるときに、うまく歌おうとしても、うまく歌えないってことに気づいて。心がこもっていれば、メロディーもうまく表現できるし、結果いいものになるんだなって。しかし、こうして第1作目が完成した今、どんな気持ちがします?
まだ全然ピンときてないです(笑)。もちろん自分の曲がこうして形になるって、スゴいことだと思うんですけど。ただあまりにいろんなことを経験してしまったので、消化できてないっていうか。追い付くのが精いっぱい、みたいな。
去年って、3年分生きてるような1年だったので。何度も、もう手に負えないって思ったんですね。でもその都度大切なことが見つかって。今はそれをバネに、頑張るぞ、って感じです。