今日読んだ本がこれ。「英詩訳・百人一首 香り立つやまとごころ」マックミラン・ピーター 集英社新書 2009
百人一首にふれたのは小学生以来だ。当時は競技カルタのために40首は暗記していたと思う。それがいまではさっぱり忘れた。
百人一首に関心があったわけではない。マクミラン版の大胆な訳のしかたに関心があった。
ドナルド・キーンによる序文を読むとこの本を読みたくなる。韻を踏むことにこだわるのをやめることで新たな地平が開けてくる。
柿本人麻呂の有名な一首「あしびきのながながしおのしだりおのながながしよをひとりかもねむ」はこうなる。衝撃!
The
long
tail
of
the
copper
pheasant
trails-
drags
on
and
on
like
this
long
night
in
the
lonely
mountains
where
like
that
bird
I
too
must
sleep
without
my
love.
って危険な冒険。 PerfumeのSpeed of soundを思い出したわ。
ぶっちゃけ百人一首って英語訳で読んでみてもパッとしないものも多い。日本語でも意味がわからないものがほとんど。
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