2010年5月1日土曜日

北乃きい「LOVE FIGHT」(2008)

北乃きい第2弾!「LOVE FIGHT」を見てみた。結論から言って とてつもなく駄作だ。資源の無駄遣い。

ぜんぜんダメ!ひどい。マンガが原作だから?エピソード詰め込みすぎで空中分解。開始早々「早く終われ!」って思った。なにもいいところがなかった。

まるでマンガな子供向けかと思えば、ジムの会長の女が出てきて大人の恋を見せようとしたり、ドキュメンタリー撮影とか、挫折とか、もう何も映画として整合性がない。脚本がひどい。何がしたいのか意味不明。どうでもよくなった。

とにかく主人公に脇役たちに矛盾と違和感を感じ、浪花節的ウェット感と暑苦しさに耐えられない。ジャケットから「格闘技青春モノ」なカタルシスを期待していたのだが。 

出演している誰もが魅力的に見えない。関西弁がトラウマ。「ハルフウェイ」であれほど可愛かったきいちゃんがかわいく見えない。え?!何?この黄土色とグレーの中間みたいな色のセーラー服? センス ゼロ。

ボクシングのシーンとか少しは期待していたけど、なにも心に響かなかった。
音楽ののっかりかたがダメ。センス悪すぎ。演出もわざとらしさ満載。どうしたら面白く見えるのか何もアイデアがなかったの?

あと、桜井幸子にショック。かつて輝いていた女優だったのに。
林くんにもいいところがなにも見つけられなかった。ヘタレな子供役だからか。
プロデューサーの大沢たかおだけがおいしい役。もうやめてね。こんなこと。

「ハルフウェイ」は台詞がすばらしかった。そして「LOVE FIGHT」は耳を覆いたくなる醜さだ。みんな頭悪そうに聞こえる。というわけで、ここ数年自分が見た中でワースト。

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