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2023年10月30日月曜日

川口春奈「夫のカノジョ」(2013)

川口春奈と鈴木砂羽の主演TBSドラマ「夫のカノジョ」(2013)を今になって見る。
他に見るべき映画やドラマ、読むべき本がたくさんあるのに、あえて今このドラマを見る。
原作は垣谷美雨「夫のカノジョ」(双葉文庫)。脚本は江頭美智留と横田理恵。制作はホリプロ。

これ、本放送当時に第1話で大爆死して話題になったw 3%台で酷評された。だが今ならワンチャン面白いかもしれないと期待。冒頭ナレーションが鈴木福。
だが、第1話を視聴開始早々に、なぜ多くの視聴者が見放したかわかった。いろいろありえなかった。
ギャル派遣OL山岸星見(川口春奈)を夫のカノジョと疑い尾行してた専業主婦小松原菱子(鈴木砂羽)の修羅場に、なぜか博多弁の魔法使い(渡辺えり)が唐突に表れてふたりを入れ替えてしまうというファンタジー。「何なんだこれ?!」
いい大人が見るドラマとは思えない。違和感だらけ。

菱子(鈴木砂羽)の夫で製粉会社営業部課長の麦太郎(田辺誠一)が仕事ができるにしてもにやけ顔で軽い。そもそもギャル派遣OLの正社員採用試験勉強に協力するために、年頃の若い女性のアパートに行くのが非常識。それを尾行してる気弱心配性妻も非常識。
それに川口春奈ギャルOLがもっとありえない。よほどお人よしばかりの職場じゃないと、どれだけスキルが高くともあの子は会社に置いてすらもらえない。部長柳沢慎吾はこの生意気派遣OLが気に入らず辞めさせたい。
しかも時には一緒に営業に外回りもする。この子にそんな仕事をさせる課長も部長も頭悪い。

しかも菱子が入れ替わってOLとして夫の職場に通勤する川口春奈がずっと可愛くないw ずっと怒り顔、困り顔のいずれか。このときから10年たった今の川口のほうがはるかにカワイイ。

気弱妻から蓮っ葉な妻に変身してしまう鈴木砂羽は適役かもしれないが、これはいつもの鈴木砂羽さんのイメージそのまま。しかもそんなにキレイじゃない。
第1話クライマックスの子ども(鈴木福)がPTA会長(山村紅葉)の息子(でぶ)に暴力を振るってしまい学校に呼び出されて、義侠心のようなものでスカッと解決…とか、ベタすぎ。

菱子が乗り移ったOL星見が心配性ヒステリックで職場を混乱させる。人間として専業主婦菱子よりもギャル里見のほうが成熟してる。
星美が本来自分の家である小松原家を訪問する場面はいろいろ面白かった。入れ替わり物として見たことないやつで新鮮だった。それなりに新しいアイデアが盛り込んである。これ、酷評するほどでもない。
第2回から専業主婦菱子も実は有能であることが示される。

麦太郎と星見の勤務する会社の開発部の柄が悪すぎる。態度が悪すぎる。売れ行きが悪いのをすべて営業部のせいにするとか、こんな会社ありえない。

パスタソースすべて菱子が作ったものが美味しさで勝ってしまう展開とか都合よすぎないか。派遣社員が一人で作ったものに開発部が負けてどうする。
PTA会長がウザすぎる。鈴木砂羽菱子がカッコよさを見せまくる一方、いつまでも夫の浮気疑惑から逃れられない川口春奈星見が困った人過ぎる。見ていてイライラする。

麦太郎が歩道橋の階段から転落して1週間入院…という事態での菱子と星見のやりとりは十分に面白かった。思いつめた星見(中身は菱子)が自暴自棄。ほぼテロリストのような発想。
5話では麦太郎の中学生娘実花(大友花恋)が父と星見がデキていると誤解し傷つく。
しかも星見とわだかまり母(片平なぎさ)も登場。(終盤に病に倒れる)

星見は麦太郎の部下石黒(古川雄輝)から告白される。さらに、ちょくちょく誰かと連絡を取り合ってる菱子を見て浮気を疑う。しかもずっと寝室も別。
ああ、めんどくさい!という試練が次から次へ。

大友花恋、当時中2。13歳から14歳になるころ。SEVENTEEN専属モデルになったころ。それはカワイイにきまってる。初期から若手女優として連ドラにも出演。それは期待されていた。今現在もドラマに映画に活躍中。
遊園地ダブルデート回はとくに子どもっぽい内容。パパママを尾行してた福くんに絡んで6人がかりでカツアゲする不良(30代ぐらいにみえる)は何なの?日本の治安はブラジルじゃない。不快なものを描くな。クローズアップするな。
このドラマ、全世代向けファミリードラマなの?

営業部の成績が上がらず柳沢部長が人事異動。替りにやってきた橋本じゅん部長が厳しいばかりで超絶嫌な人。
職場の雰囲気悪くして歓迎会でも嫌味。理不尽。
なのにクラブで「同期じゃないか。無礼講で行こう」とか言ってることとやってることがまるで支離滅裂だし何がやりたいのか意味不明。死を願いたくなるほど嫌な人。
人前で大声で叱責するのは完全にパワハラ。部の全員から嫌われてどうやって営業成績を上げるんだ?麦太郎は関西へ転勤の危機。
さらに、福くんの教室に転校生さくら(原菜乃華)がやってくる。この子は子役として10年前からがんばってたのか。
その母で夫が教育委員会だという高岡早紀も協調性のない嫌な人。親の側から学校を変えようとか異常なことを言う人。

さくらが異常に弱気で大人しく自分の意見を言えない。
高岡早紀「嫌がる娘に無理やりクリスマス会の白雪姫をやらせた。これはイジメでは?」とか異常すぎる論理を薄ら笑い浮かべて言い立てる。あまりに現実感がない。学校もそんなことでイチイチ母親を学校に呼び出すな。そんなことでクリスマス会を中止にするな。ああ、イライラする。
終盤はこのふたりに何かぎゃふんと言わせるような鉄槌が落ちることのみが、見続けるモチベーション。
なのに、え、そのタイミングで入れ替わってたふたりが元に戻るの?!

体育館での菱子と高岡早紀の直接対決が何らスッキリしないし爽快感がない。
星見と嫌味部長との対決も血反吐吐かせるぐらい攻め立てろ。なにが「俺も辞めます」だ。
こういうファンタジー異常展開見ていて何も楽しくない。

視聴者が求めるものが何も出てこない。スカッと倍返しの勧善懲悪がないドラマは見ていてイライラする。最後まで見てよかったことはあまりない。

2023年3月4日土曜日

川口春奈「聖地X」(2022)

「聖地X」(2022)を見る。前川知大作劇団イキウメの舞台を映画化したもの。脚本監督は「AI崩壊」の入江悠。制作はROBOT。音楽はSOIL&"PIMP"SESSIONS。オール韓国ロケという日韓スタッフによる映画。配給はGAGA。

輝夫(岡田将生)は父親が遺した韓国仁川の海辺別荘で悠々自適。女子大生家政婦もいる。
妹の要(川口春奈)が荒れた状態で転がり込んでくる。気が強そうで感じ悪い。夫(薬丸翔)が要の金を使い込んで風俗通い。怒りにまかせて韓国へ飛び出して来た。兄「なぜ事前に相談しない?」妹「兄さん、結婚したことないでしょ」

韓国の商店街(おっさんだらけ。韓国も田舎は高齢化)で日本に残してきたはずの夫の滋(薬丸翔)を目撃。慌てて追いかけると、古民家飲食店。ドアの向こうに一方的に「ここから出て行け」とまくしたてるのだが、出て来た男は夫と似てる服装だが別人の江口(緒形直人)。この人は韓国で和食居酒屋1号店を出店する準備中らしい。

なんだ、人違いか。では伝言を…というそのとき、ドア向こうから夫滋が現れる。緒形「不法侵入でしょ!」今度は滋が要を追いかけていく。

店長(渋川清彦)が妻(山田真歩)をつれて戻ってくる。妻は謎の記憶喪失?「この店やっぱり呪われているかもしれません」

輝夫の別荘に滋が出現。輝夫は包丁持って滋を「帰れ!妹はオマエと話す気はない」
勝手に住居に侵入した滋を取り押さえるのだが、滋「記憶がない」。
東京汐留の上司(真木よう子)に連絡すると、滋は上司の目の前にいるという。「肉眼で見えます?」「は、はい。」ポーズを指定して滋の写真をメールで送ってもらう。じゃあこの韓国にいる滋は一体誰なのか?生霊とかなのか?

一方で開店できずに困ってる江口はこの店舗物件について調査。30年前にもこの家で飲食店をしていた夫婦の妻が若年性アルツハイマー。そして不審死。以来、ここに入ったテナントはすべて長続きしなかった。
この店舗物件ではドッペルゲンガー事件が起こってた。開店準備中に夫婦の間で混乱行き違いからのケンカ。妻が飛び出していったのに、店に妻が入り込んでる。

その話を聴いて、輝夫と要の兄妹は「滋と同じだ!」
するとそこに店長妻と同じ姿の女がやってくる。ドッペルゲンガー同士が出会うと死ぬのでは?
で、ムーダン(祈祷師)を呼ぶ。だが、この土地と強く結ばれた侵しがたいものを祓うことができないという。そして滋が東京からやってくるという…。

なんだこの困惑とドタバタの展開は。登場人物がみんな不思議な事態に探り探り議論。コメディーなの?
スタッフの多くが韓国人というだけでまるで日本映画らしくなくなる。ヘンテコ音楽に川口春奈のダンスとか。

舞台作品を映画化するとこうなるということか。すごく舞台の芝居を見てるっぽい。
「惑星ソラリス」を「サマータイムマシンブルース」みたいにしたSF舞台ドラマだったかもしれない。ポスターのビジュアルを見てホラーだと思ってしまった人はたぶんつまらなかったに違いない。
このカットの配色は韓国国旗をこちらに刷り込みにきてるなって思った。

2021年10月8日金曜日

クリーピー 偽りの隣人(2016)

「クリーピー 偽りの隣人」(2016 松竹)を見る。前川裕「クリーピー」を原作とする映画。監督脚本は黒沢清。ずっと見ようと思ってた。重い腰を上げやっと見た。
黒沢監督の作品は世界では評価が高いのだが、日本では不評を見ることが多い。とくに若い女性たちから「よく意味がわからない」という人が多い。なぜだ?

サスペンススリラー刑事ドラマの雰囲気で始まる。主人公高倉(西島秀俊)は警察署でサイコパス殺人犯を聴き取り。逃走して署内で人質を取る。説得中に犯人に刺される。人質も喉を切られ、犯人は射殺。なにこのトラウマ事件。

そして1年後。新居に引っ越し。妻が竹内結子という家庭シーン。西島は警察を辞めて大学勤務。仲良しだが子どものいない夫婦という設定。このふたりを見ると「笑顔の法則」を思い出して悲しい気持ち。
西島は犯罪心理学の講義を担当してるのだが、サイコパス犯罪を大学生たちにそんな具体的に教えていいのか?

よせばいいのにお隣りへ挨拶。近所と義理でお付き合いとか面倒とか面と向かって言ってくる愛想のないおばさん。最低限の無難な挨拶すらできないような住民のいる地域はすぐ引っ越したほうがいい。

さらによせばいいのに妻結子は夫が仕事に出かけてる間に一人で人けのない隣家へ挨拶に出かける。そこで香川照之登場。こいつが初見からヤバイ変な人。なぜか真昼間から家にいる。
会話が噛み合わない。礼儀上さしさわりのない質問にも「それどういう意味?」とか攻撃的な返答。こういうやつと関わっちゃいけない。「よろしく」とか言っちゃいけない。

西島は大学の同僚から6年前の日野市一家失踪事件の存在を知る。誘われてその家に行ってみる。日本の荒れ果てた家の不気味さは異常。これ以上介入するべきじゃないからと西島は引き返す。
竹内は西島に、隣家の香川がちゃんとした答えの帰ってこない変人だったことをため息まじりで話す。
大学に警察時代の同僚刑事東出昌大が訪ねてくる。西島はケータイも変えて過去と決別してたので会うのが嫌そう。東出「日野市事件の現場に行ったそうですね?」西島「あそこは犯罪現場特有の感触がある」

1人だけとり残された少女がいる。当時中学生で証言能力はないものとされた。それが川口春奈。
現場になんとなくいたので西島と東出は話しかけるのだが、春奈は警戒感丸出し。それでもあの日の断片的記憶をとつとつと語り始める。

西島とは面識がないはずなのに香川は近づいてきて「なんで家のことを嗅ぎまわる?」とか無礼に文句を言ってくる。竹内結子はなぜかまた感じの悪い香川の家に「シチューが余った」とか言って持っていく。なぜ?夫からも近所づきあいなんてするなと警告されたのに行く?
家に上がって奥さんに挨拶をという段になって、香川の娘(藤野涼子)が顔で「やめろ!」という合図を送ってくる。
竹内はそそくさと立ち去ろうとすると、香川が追いかけてきて「妻は鬱なんです」とか言う。もういろいろ不審で見ていて嫌。

何か重要な話をしてるときに背景を人や影が動く不穏な感じとか、黒沢監督らしい演出とカット。これが見ていて毎回意図がよくわからない。不気味でストレスがたまる。それがホラーとしての演出なんだろうけど。
ずっと香川の不気味さは伝わってくるのだが、サスペンス映画として驚くべき真相が小出しにテンポよくやってくる娯楽映画感がぜんぜんない。

と思ってたらようやく日野市の隣家から5人の遺体が発見されマスコミも騒ぎ始める。ようやく何かが始まった。
香川は竹内に「ご主人と僕とどっちが魅力的?」とか聞いてくる。激キモ野郎ぶりに虫唾が走る。
一方そのころ西島は香川娘から呼び止められ「あの人おとうさんじゃないです。ぜんぜん知らない人です!」もうなにがなんだか。
西島も犯罪心理学のスペシャリストならもっと逞しく有能なところをどんどん積極的に見せろ。香川のペースに合わせるな。
だが、西島はさすがの洞察力を持っていた。家の隣家との配置が日野事件の隣家の配置と同じだ!
香川のことを調べて不審に思った東出刑事は香川宅を訪問(単独行動をさせるな!)、何故か隣家田中家のガス爆発事故現場から遺体となって発見。竹内も大ピンチ。いよいよホラーっぽい展開になってきた。

おい娘。なんで拳銃で香川を撃たない?なんで竹内も協力させられてる?そしてお約束の警察無能。なにが「離れて!」だ。住居不法侵入だ。もっと重大な事件が起こってるだろうが。バカ!元刑事で大学教授のほうが信用度高いだろ。バカ!

あんな理解力の劣る偉いだけのヨボヨボ笹野高史とふたりで現場に急行したってどうにもならないだろ。サイレン鳴らして20人ぐらいで行け!バカ!
案の定、笹野も簡単にやられる。凶悪な連続殺人犯と1対1で対峙するな。西島もバカ。拳銃ぐらい持っていけ!まるでゴキブリホイホイみたいな状況で笑うしかない。

なんか展開がありえない。ひたすらイライラさせられた。実録犯罪サスペンスだと思って見てたらファンタジーのような展開だった。ツッコミどころ満載映画だった。
あまりに酷評を見かけるので、黒沢監督をかばおうと思って見たのだが、これは見なくていいかもしれない。

2021年8月28日土曜日

川口春奈「九月の恋と出会うまで」(2019)

「九月の恋と出会うまで」(2019 日テレ、ワーナー)という映画があるので見る。松尾由美原作の同名小説の映画化。監督は山本透。脚本は草野翔吾。

何の予備知識もないままに見始める。たぶん主演は高橋一生だが、川口春奈が出ているので見る。
冒頭から高橋の低く太い声のナレーションではーちゃんのプロモーションのような映像。
写真が趣味だとして、勝手によそ様の子どもの写真を撮るのは今では許されないのでは?

住んでる家がイタリアか南仏の邸宅のよう。様々な年代と職業の人々が暮らしてる。世間の若者ってこんなに毎日楽しそうなの?

浜野謙太がいきなり朗々とチェロを弾いてるシーンがあっておどろく。こいつは映画やドラマではいつもキモ野郎役だけど本来ミュージシャンだった。なのにその後まったく登場なし。他の住民が泡沫のような脇役。
そこに通りかかった住民平野(高橋)が不愛想。
なのに部屋で平野が語りかけてくる声が聴こえる。意味不明なことをしゃべり始める。こいつは未来から語りかけている?はーちゃん「何をいってるんですか?」

ああ、普通の恋愛ドラマかと思いきや、やっぱりミラクルファンタジー要素を盛ってくる。こっちが未来であることを証明するために「明日、雹が降ります」
ああ、その証明の仕方は平凡。思わずつっこみ。そんなことより買うべき馬券を教えろ。

「なんで私がそんなことしなきゃいけないのよ!」と平野の指示により現在の平野を尾行するようになる。メガネはーちゃんがぷりぷりしててかわいい。その一方で「僕を助けると思って!」という高橋の哀訴懇願口調がキモい。
大人の恋愛ドラマかと思ってたけど、なんか子ども向けSFっぽく感じる。
現実世界の平野とは出会わないはずだったのに風邪で倒れるはーちゃんを介抱。なぜそこに熱冷まシート?なぜに手料理まで?

空き巣の件でやってきた刑事の話を始める前の思わせぶりなテンションがおかしい。
小説家志望男が、タイムトラベルのパラドックスを、何もわかってなさそうなはーちゃんに熱く解説してるのがおかしい。未来の平野を探せ!じゃないと自分が消える?!

小説を読ませろ読ませないの「けち!」のやりとりのはーちゃんがかわいい。
大学を訪ねたらそこに無意味にシャボン玉のシーンとかなにこれ。
あれだけ他人行儀だったのにいきなり「バカな事いわないでください!」とかキレたように大声だすとか怖い。

ヒロインが他の住民となんら親しくならないまま茅ケ崎へ転勤。このヒロインと同じように、この映画自体もなんら心に響かずに流れるように通り過ぎた。
なにが時間の壁だ。平野のいう事のうさんくささに平気なヒロインがピュアすぎる。

なぜ川口と高橋という人気者がふたりいるのに、もっとちゃんとした恋愛映画をつくれないのか?
なんでこんなこどもだましタイムトラベルSFにしてしまうのか?ドラマにはすごく退屈した。

2021年2月19日金曜日

川口春奈「麒麟がくる」(2020-2021)

「麒麟がくる」が2月7日に最終回を迎えた。自分、大河ドラマを毎回見てるわけでもないのだが、今回の大河ドラマは、一部は音声のみだったりしたのだが、2回に1回は見ていた。

そもそも明智光秀が主人公ってまったく新しい戦国時代劇。これまで何度も見てきた信長に虐められる光秀のシーンが新機軸で描かれていて驚きの連続。

松永久秀とか筒井順慶とかほぼ初めてドラマでしっかり見たし、正親町天皇とか近衛前久、摂津晴門とか三淵藤英とかも初めて認識。
過去の戦国大河ドラマにくらべて政治シーンに劇的な緊迫感があった。
自分、濃姫に帰蝶という別名があったことも知らなかった。てっきり本能寺の変で死んだとばかり思ってた。過去作みたいに信長と一緒に槍を持って戦うのかと思ってた。生存したという説もあったらしい。

川口春奈は急きょ決まった代役だった。出番はそれほど多くなかったのだが、存在感が素晴らしかった。暴走し狂っていく信長に「自分なら毒を盛る」と光秀に言うシーンには驚いた。

あと、自分はてっきり足利義昭は織田信長に殺されたんだと勘違いをしていた。北条高時とごっちゃになっていた。

本能寺の変は過去作一で爽快感があった。暴走する邪知暴虐の王信長は必ず殺さなければならないと視聴者には思えたし、討たれる信長側もなにやら爽やかな敗者っぷり。
何といっても山崎合戦を描かなかったことがよい。余韻が心地よかった。光秀生存という希望を残した。
長谷川博己にとってはコロナ禍で撮影が中断するなど大変だった様子。だが、すごく明智光秀にハマっていた。頭がよくて悩める武芸者。すごく活舌がよくてセリフが耳に馴染んだ。
「麒麟がくる」は歴代大河ドラマの中でも最上級。新説を盛り込んだ刺激的で好きな大河ドラマだった。

2月23日に総集編があるらしい。語りはなんと川口春奈。はーさんにとってもこの役を得たことは幸運だった。

2021年1月15日金曜日

川口春奈「アフリカ動物大紀行」(2018)

2018年3月にBS-TBSで放送された川口春奈「アフリカ動物大紀行 水が育んだ命の星」は本放送のときは見れなかったのだが、昨年夏に再放送があったので見た。なんと3時間スペシャル番組。おそらくこのとき川口春奈23歳。

たしかアフリカへ渡航するためには予防接種を受けたりしないといけなかったのでは?ビザは?日本人にアフリカはいろいろとハードルが高い。こういったテレビ番組でないと行く機会もない。

日本から直行便はない。香港でトランジット。春奈が降り立った空港がヨハネスブルグ。おそらく世界で最も恐ろしい失敗都市。ビビリの春奈は怖ろしかったに違いない。
で、春奈がまず訪れた場所がケープタウン。え?ヨハネスブルグから車で行ったの?街を見下ろす絶景スポットで車を降りる。
ビーチで野生のケープペンギンを見てご満悦の春奈。ケープタウンの海を見て五島の海を思い出す春奈。「帰ると海は嫌でも目に入る。泳げないんですけどね。」え、春奈は泳げなかったの?

この番組は南アフリカ、ジンバブエ、ザンビアでもロケ。ザ・ロイヤル・リビングストンのような高級ホテルを訪れる。
ヴィクトリア・フォールズでは滝ギリギリにある窪み「デビルズプール」も体験。
ザンベジ川とサファリの動物を上空から見る二人乗り軽飛行機アクティビティも体験。パイロットが「カバ!」とか言ってた。日本人客も乗せることがあるのか。
こうやってザンビアは外貨を稼ぐ。ザンビアは他のアフリカ諸国と異なり独裁や内戦と無縁の優良国家らしい。
村を訪問「世界ウルルン滞在記」みたい。子どもたちと水くみに行ったり、一緒に食事したり。
野生動物の保護区で動物たちと接する春奈。このあとビビッて尻もち。
野生のゾウが水辺にやって来た。目を輝かせる春奈。
元レンジャー夫妻の家に招かれた春奈。すると…
家の前を流れる川からカバがエサをもらいにやって来た!w ビビッて思わず逃げ出す春奈。
このシーンを見て「となりのトトロ」やん!と思った。こんなでっかい動物がドア開けて入って来るとか、子どものころからの夢だな。
家の前の川にカバ!こんなん毎日が楽しいに決まってる。カバはルイボスティーが好きって本当か?
カバを連れて散歩。アニメのような世界。自分も荒川でカバ飼って土手を散歩したい。
といった見どころ満載アフリカ紀行番組だった。けど、自分の残りの人生でアフリカに行くことはないだろうな。

2020年9月12日土曜日

川口春奈 Mgirl 2011

2011年4月に発売されたMgirlという雑誌(表紙はまゆゆ)に川口春奈のファッションフォト8ページがあるというだけで買ってしまった。たぶん去年か一昨年。100円でそこにあったので何かといっしょに買ったんだと思う。

蜷川実花による川口春奈のヒッピー風フォト。今見てみると何で買ってしまったのかわからないw いちおう買ったことを忘れないためにここに記しておく。

PS. そんなことより、「いち髪」CMの川口春奈が魅力爆発!人は誰でもこれぐらいテンション高く楽しそうに生きたい。
川口春奈は現在25歳。どうやら格闘家(?)と付き合ってるらしい。そんなこともあって今こんなキレイになってる。エンポリオ・アルマーニのモデルの仕事も得た。もういつ結婚してもおかしくなくてこわい。

2020年5月29日金曜日

川口春奈「映画 桜蘭高校ホスト部」(2012)

劇場版「桜蘭高校ホスト部」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)を見ることにした。この映画はもう8年前のものなのだが、川口春奈が出ているので一度は目を通しておこうかと思って。

2011年夏にTBS系で放送されていた連ドラを翌年に春休み映画にしたもの。ドラマ映画化はいきなりCGを連発したウザい画づくりになりがち。監督は韓哲。

開始数分でこのドラマの世界観を説明解説してくれる。川口春奈は男子の姿をしているのだがほんとうは女子。それは秘密。学園唯一の特待生庶民。
川口春奈が公開時17歳。現在の川口からすると演技がかなり見劣りする。
だがそれは他の出演者も同じ。篠田麻里子の声も聴きとるのがギリ。千葉雄大がすごくかわいい声を出してる。大東駿介が高校生なのかよ。杉咲花がほぼこども。

主演クラスだった山本裕典は2017年に素行不良で所属事務所をクビになっている。今も芸能活動はしているようだが近年見かけたこともない。スティーブンタイラー顔。

お金持ち子弟だけのファンタジー学園ドラマ。いかにも少女コミック原作映画。キャラがみんな現実感のないマンガやアニメのキャラそのものな存在感。ヘンテコ設定。
金持ち高校生たちの言うことが酷い。日本のドラマに出てくる学園はこんなのばっかり。世界に誤解を与えないか心配。

開始30分を見ただけで、脚本も芝居も上滑りしてて見るのがつらい。これは大人が見るには耐えがたい。これは映画のクオリティにない。日曜日の朝に見るような子供向けドラマ。小学生女子向け。
篠田の兄役がなぜか韓国アイドルなのだが、日本語がカタコトすぎて下手すぎて違和感ありまくり。てか、大東以外みんな日本語が下手。
正直面白さがまったく感じられないドラマだった。でも、可愛らしい川口春奈を見たくて見てるのだから致し方ない。篠田麻里子を浅草に案内するときの袴姿の川口がなぜかどう見てもブータン人男子。

主題歌はmiwa「いくつになっても」。この当時のmiwaとハルルはそっくり。

2020年5月28日木曜日

帰蝶さま、明智光秀の墓前へ

川口春奈が「鶴瓶の家族に乾杯」(5月18日放送回)に出演した。撮影は3月15日に行われたらしい。この様子は地元民ツイートなんかで当日から話題になってたっぽい。

今回の旅は岐阜県山県市。申し訳ないが自分は今まで一度も山県市という名前を聞いたことも見たこともない。調べてみたら岐阜市の北にある人口2万5千のわりと小さな市。おそらく川口の地元長崎県五島列島の福江とほぼ同じような規模。

現在放送中の大河ドラマ「麒麟が来る」で岐阜が湧いているらしいのでこの地が選ばれたんだろうと思う。地元民はほとんど「麒麟が来る」を見ているだろうと思われる。実質ヒロインの川口春奈をみんな知ってるものと想像する。
この番組に出演すると対人コミュニケーションスキルを試される。川口「不安しかない」

今は鶴瓶師匠がいるとバレたらあっというまにLINEでウワサが広まってしまう。向こうから人が会いにやってくる。しかし、ハルルはまだ知名度がそれほどないのかもしれない。
鶴瓶師匠と別れて一人になったハルルは山県名物を探してハヤシライスの店へ。最初の訪問は「店が休み」だと断られるのだが、番組ディレクターから「話だけでも聞けないか」と促され再アタック。
で、ハヤシライスをいただくハルル。店の構造上カメラさんが食べるシーンを横からしか撮影できない。食べてる姿を何も見せようとしないハルルさんに笑った。
食レポがほぼほぼ初めてだったのでは?と感じた。
リースづくりも初めて。川口「こんなこと普段ぜったいしないんで」
地元民も「なにもない」という山県市だったのだが、なんと明智光秀の墓「桔梗塚」があるというので行ってみたハルル。墓を見ての感想が「こんな感じなんだ」

ここで大河ドラマファンの中年夫婦に遭遇。この人たちは川口が帰蝶さまということがわかっていたっぽい。感激していた様子。
今回の大河ドラマヒロイン抜擢は沢尻エリカが覚せい剤で自滅したからだが、すばらしい活躍ぶりだ。大河ドラマに出演すると中高年にまで顔を知ってもらえる。

次に遭遇した若者カップルの情報によれば1年前は看板ものぼり旗もなく、地元民もここに明智光秀の墓があるとは知らなかった様子。
それを聴いて不安になったハルル。「大河決まって作られた墓ではないですよね」疑惑の目名指しw こういうの、過去の大河でもあったのかもしれない。
地元教育委員会によれば、山崎の合戦で死んだのは明智光秀の影武者で、落ち延びてこのあたりに住んでいたらしい…と言い伝えられているらしい。
明智光秀絵馬に「大河ドラマがヒットしますように」と書いて拝むハルル。

しかし、ヒットとか言う以前に、ドラマの撮影が無事に最終話までちゃんとできるのかどうかの心配をしないといけない…というところまで追い詰められている。今後の撮影スケジュールのことを考えると出演者もスタッフも大変な苦労が待っているかもしれない。