2020年5月29日金曜日

川口春奈「映画 桜蘭高校ホスト部」(2012)

劇場版「桜蘭高校ホスト部」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)を見ることにした。この映画はもう8年前のものなのだが、川口春奈が出ているので一度は目を通しておこうかと思って。

2011年夏にTBS系で放送されていた連ドラを翌年に春休み映画にしたもの。ドラマ映画化はいきなりCGを連発したウザい画づくりになりがち。監督は韓哲。

開始数分でこのドラマの世界観を説明解説してくれる。川口春奈は男子の姿をしているのだがほんとうは女子。それは秘密。学園唯一の特待生庶民。
川口春奈が公開時17歳。現在の川口からすると演技がかなり見劣りする。
だがそれは他の出演者も同じ。篠田麻里子の声も聴きとるのがギリ。千葉雄大がすごくかわいい声を出してる。大東駿介が高校生なのかよ。杉咲花がほぼこども。

主演クラスだった山本裕典は2017年に素行不良で所属事務所をクビになっている。今も芸能活動はしているようだが近年見かけたこともない。スティーブンタイラー顔。

お金持ち子弟だけのファンタジー学園ドラマ。いかにも少女コミック原作映画。キャラがみんな現実感のないマンガやアニメのキャラそのものな存在感。ヘンテコ設定。
金持ち高校生たちの言うことが酷い。日本のドラマに出てくる学園はこんなのばっかり。世界に誤解を与えないか心配。

開始30分を見ただけで、脚本も芝居も上滑りしてて見るのがつらい。これは大人が見るには耐えがたい。これは映画のクオリティにない。日曜日の朝に見るような子供向けドラマ。小学生女子向け。
篠田の兄役がなぜか韓国アイドルなのだが、日本語がカタコトすぎて下手すぎて違和感ありまくり。てか、大東以外みんな日本語が下手。
正直面白さがまったく感じられないドラマだった。でも、可愛らしい川口春奈を見たくて見てるのだから致し方ない。篠田麻里子を浅草に案内するときの袴姿の川口がなぜかどう見てもブータン人男子。

主題歌はmiwa「いくつになっても」。この当時のmiwaとハルルはそっくり。

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