第13回アメリカ横断ウルトラクイズ(1989)のCSファミリー劇場による再放送版(2015)を今になってやっと見る。ウルトラクイズマニアの間ではこの回が一番評判がイイ。なんと37年前の映像。
あの東京ドームでの国内1次予選を勝ち上がった100余名の人々。自分、以前は東京ドームから即成田へ移動するのかと思ってた。予選通過者は後日、旅費を支給されこの会場のホテルに宿泊してると知ったのはつい最近。
優勝した立命館クイズ研究部の長戸さんは相当なクイズ名人かと思ってたのだが、各チェックポイントをギリギリで通過していた。グアムでは泥に沈んでた。今回見てみて今さらだが驚いた。
この人はウルトラクイズ全史において最大のスター。見た目と雰囲気だけでアメリカ一般市民たちからも人気者。
実質この番組のプロデューサーでもある福留さんもこの若者を発掘フィーチャーできたことは大きな功績。
この回はそれまで恒例地ハワイを跳ばして初のオーストラリア上陸。ゴールドコーストでは過酷な波打ち際でのレスキュー団体競技。
これ、自分ならいちばん嫌。団体責任のプレッシャーとかいちばん嫌。女性挑戦者からしたら他力本願。
しかし、番組はそんな敗者たちに誰よりも早くウルトラハットをかぶるチャンスを与える。運営も鬼ではなかった。
だが、次のチェックポイントではなんと8人も落とされる。調べてみたら、オーストラリア民間航空パイロットのストライキに当たってしまい、エアーズロックへ行けなくなるなど予定が狂ってのことだったらしい。
あんなに走り回って「ハズレ」問題ばかり引いてしまうとか悲しい。
てか、ラスト4人は誰が優勝してもおかしくなかった。クイズ力に差はほとんどない。
ニューヨーク決勝も点差は圧倒されたが永田さんももうすこし誤答を抑えて流れに乗れたら優勝だったかもしれない。永田さんもシドニーで落ちるところだったって、今回13回大会をじっくり見るまで知らなかった。
この第13回は2時間番組で5週放送。なかなか北米大陸に上陸しない。見てるだけで疲労。ロスアンゼルスに到達した段階でヘトヘト。
ここで落ちた立命館の学生がすごく藤子不二雄マンガに出てきそうな顔をしてて驚いた。
初登場のトマト戦争。予想外の内容のゲームに参加者がすごく困惑してたように見えた。
たぶん、相当にトマトが固くて重い。そこで急きょ目を保護するグラスが配布。それでもやはりテンションだだ下がり。
ここで敗者となってしまった挑戦者はあきらかに途中から戦意喪失してた。あの土嚢の隙間から手を突っ込んで解答ボタンを押す方法は骨折しそうで危ない。
第12チェックポイント・チムニーロックでの道路を封鎖してコンボイ6台とヘリを使ったクイズは見た目が派手なだけの無駄クイズ。こんなの、問題と順番のめぐりあわせが全て。
だが、ウルトラクイズとはたった1回のチャンスに答えられないと敗者となる。そこが酷いw
北米大陸上陸ファイナリストは全員が相当に実力者。なんでなのか、多くが有名大学現役学生かOB、有名企業に勤務する人々。
自分、いままで動画サイトなどでウルトラクイズを見てきたのだが、今回が一番クイズ研究部出身の挑戦者が多かった気がする。
立命館が多いのはなんとなく予想できる。だがこの13回は東大がやたら多かった印象。
この時代の若者は今とそれほど変わっていないように思えた。みんな大きなメガネをしていることを除いて。
今回は早々に女性挑戦者が全滅。誰も北米大陸に上陸できなかった。それはテレビ的に惜しかった。
準決勝ボルティモアの名勝負がウルトラクイズ史上いちばんの激戦。なかなか終わらない。なにせ全員がクイズの実力者ばかりで勝負がつかない。問題を使い切ってしまう。決勝よりも問題と時間を浪費。
いつかウルトラクイズに参加して、こういうクイズ名人たちと互角の名勝負がしたいと考えてたいたけど、記憶力やひらめき瞬発力の劣化した今も自分には到底無理な気がする。
自分は国内2次予選の成田ジャンケンがいちばん恐ろしい。ジャンケン勝負という運100%要素のゲームで半分の50名にされる。
こちらの50人でクイズチェックポイントを周っても数多くのドラマが生まれたはず。あり得たのに存在しなかった世界線。ジャンケンで負けた側にあったかもしれなかったドラマに思いを馳せる。
今年になってなんとまさかのウルトラクイズがパワーアップ拡大して復活。これはいったいどれほどの申し込みと参加があるのか?まるで見当がつかない。
もう東大とか受験問題のプロみたいな人の参加はやめてほしい。視聴者は普通の若者が「へー、そんなこと知ってるんだ」という感心と驚きがしたいだけなのに。
自分は申込フォームに記入必須のなぞなぞ?暗号?答えが複数あるという問題を見て気分が萎えた。意味がわからなすぎてストレス。やる気が失せた。
この番組にこれからのテレビの可能性がかかってる。テレビコンテンツにおいてサッカーや野球の世界大会の中継は変わらない人気。結末が予想できないゲームに視聴者は魅せられる。




























