2021年3月30日火曜日

永野芽郁「こえ恋」(2016)

2016年夏にテレビ東京で放送されていた永野芽郁初主演30分連続ドラマ「こえ恋」全12話を見た。永野芽衣がNHK朝ドラ「半分、青い。」に主演するのが2年後の2018年春。次世代ヒロイン女優として上昇気流に乗っていた時期。おそらく当時16歳。

このドラマがトリッキー。ヒロインが憧れる同じクラスの男子がなぜか常に紙袋をかぶっているという設定。しかも、担任もクラスメートも大して気にしてる様子がない。今の子たちは教育が進んでて「ま、そういう人もいるだろうな」と放置。

つまり、ヒロインは声と松原君の礼儀正しい優しさにのみ惹かれるというドラマ。やがて「恋なのかな…」と悩むw
ヒロインは高校入学の初期に風邪で1週間寝込んでしまいクラスへの参加が遅れる。すると会ったことのないクラス委員の松原くんから心配するお見舞いの電話。「素敵な声だな」とヒロインの心に強い印象。教室でふらふらっと倒れそうになるヒロインを助けるのが松原くん。「え、この声は?!」と思って見てみたら紙袋w
誰も友だちがいない高校へいくのはしんどいな…と思ってたら、ヒロインには中学時代からの友人がいた。大友花恋だ。

永野と大友はふたりともSEVENTEENモデルだ。調べてみたら大友がセブンティーンモデルに参加したのが2013年。ローティーン時代からモデルとして活躍する永野がセブンティーンに参加したのが2016年8月から2019年まで。このドラマの撮影が大友と永野が初めて出会った現場だったという。
このふたりが仲良し。松原くんに興味津々の永野の恋の相談に乗る。永野芽衣と大友花恋のふたりがドラマで一緒に共演しているという事実とその絵がすばらしい。大友はかなり目立ってるし出番も多い重要な役。

大友は群馬県高崎出身。2015年4月に高崎市の高崎経済大学附属高等学校普通科に入学しているから、おそらく撮影現場の狭山市のロケ場所中学や東京各地まで新幹線で通っていたものと思われる。大友は2018年3月に同校を卒業。
なんと紙袋男には恋のライバルまでw 昨年の春先に世間の話題とバッシングの中心にいた唐田えりか(当時18歳)だ。この子はこの当時も今も無表情演技。松原くんと親し気な永野芽衣にはこの表情と強い態度。
ちなみに紙袋男にはさらに川栄李奈も昔の女として登場。
校内において常に紙袋をかぶっている生徒に「由々しき事態だ」と介入してくる生徒会トリオの紅一点が水谷果穂(当時18歳)。この子、もうちょっと活躍してもいいはずなんだが。

生徒会長は竜星涼。硬派で堅物なのだがまだ恋を知らない。手が触れただけで永野芽衣に恋。こいつがどうみても高校生に見えない。ドラマ終盤だとヒゲが濃い。調べてみたら当時23歳だったようだ。あともう一人が桜田通。この生徒会はたった3人しかいない?!

というように、紙袋男をめぐる学園を舞台にした恋の三角四角関係。いかにも少女コミックな世界。4話あたりまでは新鮮で楽しく見れたのだが、やはり30分全12話は長く感じた。紙袋男が紙袋をかぶるようになった経緯も、小学校の頃の体験が元になってるとか、想像の範囲内だった。
というわけで、フレッシュスター女優の永野芽衣と大友花恋に関心が高いという人にはオススメする。

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