2021年1月10日日曜日

岸辺露伴は動かない(2020)

年末にNHK総合で驚くべきドラマが放送された。荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」が全3話ドラマとして3夜連続放送された。脚本は小林靖子。演出は渡辺一貴。音楽は菊地成孔。
主人公(といってももともとサブキャラだが)は高橋一生。この役を実写で演じるとか相当なチャレンジャー。頭のギザギザは何なん?って思ってた。ひょっとしてヘアバンド?
このドラマを見ようと思った理由のひとつが新米編集者泉京香を演じた飯豊まりえ。見た瞬間これはいけないと思ったw そもそも飯豊まりえはそれほど美人でもかわいくもないのだが、さらに可愛くないw
だが、原作の絵のほうがもっとブス。まりえってぃは十分にかわいい。こいつが彼氏平井太郎(中村倫也)経由で謎の富豪村の情報を露伴にもたらす。

自分、ぜんぜんジョジョシリーズを読んでおらず、ほとんど世界観がわからないままに第1話「富豪村」を見た。これがもう、何と何が何で戦ってるんだ?という話。
だが、すごく引き込まれたし見てて驚きがあったし面白かった。
神にマナー(礼儀作法)をチェックされる?それ、今までまったく見たことのないストーリー。何かを風刺してるようにも感じた。

驚いたのが「ヘブンズドア!」という技を繰り出すと、相手の顔が本になるのだが、そのアナログ表現が素敵。初めて見たとき「え?!」って驚いた。この本に書き込みをすることで相手をコントロールできる。
第2話を録画設定を間違えて見逃してしまい、第3話「D.N.A」を見た。あれ?ひょっとして演出家が違うの?ヘブンズドアで顔だけが本になるのでなく、人が消えて本になるという凡庸な表現になってた。どうゆうこと?

第2話「くしゃがら」は後日に再放送があったので見れた。森山未來と高橋一生といえば「セカチュー」コンビ。森山未來の芝居に頼り過ぎ感がした。50分ドラマにするには内容が薄い気がした。正直、初見視聴者にとって第2話と第3話は第1話ほどのインパクトはなかった。

この企画が全3話なのは少なすぎるしもったいない。早急に岸辺露伴全話ドラマ化を企画してほしい。まりえってぃも続編希望してるらしいし。

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