2020年11月16日月曜日

臼田あさ美「双葉荘の友人」(2016)

臼田あさ美の出演作に「双葉荘の友人」というドラマがあるので見てみる。一見映画のようだが劇場公開作でなく第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作ドラマとのこと。初放送時に録画してたのだが見ないうちにHDDが死んだので配信で見た。

まったく予備知識がないまま見る。ヒューマンドラマ感動作なのか?サスペンスミステリーホラーなのか?なにもわからず居心地悪いまま見進める。

この市原隼人(舞台演出家)と臼田あさ美(出版編集者)が明るい爽やか夫婦。若い夫婦がちょっと家賃高いけど高台の日当たりのいいアパートを下見。気に入ったのでじゃあここにしようか?

すると不動産屋が「大家さんに挨拶を」「形だけだから」。近くに住む大家さん老夫婦が「社員なの?契約社員なの?」とか聴いて来るなど微妙に嫌な印象。「え、面接?!」
しかも家賃は振り込みじゃなく「この袋に入れて持って来て」「最低限月1回ぐらい顔を会わせるのは常識」。こんなめんどくさいとこに住むの嫌。

隣人が陽月華。なんか沈んだ暗い顔。ずっと空いてた部屋に年が近い人が入居してくれてよかった。旦那は遠くに単身赴任中とのこと。

市原臼田両者とも仕事で多大なストレスを抱えてる。どっちもあんまり雰囲気のよくない職場。市原は妻のコネでライターの仕事を始める。

なんだか微妙に嫌な出来事の連続。そして市原は家の階段で男の幽霊のようなものを目撃し腰を抜かす。
だが、この幽霊らしき半透明の暗い男(中村倫也)がそれほど嫌な感じがしない。こいつとの遭遇を繰り返すうちにだんだんハッキリ見えるようになってきた。
両者はコミュニケーションを取り始める。幽霊じゃなく時空を超えた幻影?26年前に双葉荘に住んでいた画家?

いい年した男二人がいったい何をしてるんだ?という退屈なシーンが続く。いつまでたっても何を見せられてるのかよくわからないドラマ。

夏服ノースリーブ臼田は可愛かったのだが、仕事トラブルでストレスためる臼田は可愛くない。見ててつらい。

やはり予想はしていたけど退屈なファンタジーヒューマンドラマ。市原、臼田、中村のいずれかのファンでもないと見てて面白くないと思う。

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