2020年4月24日金曜日

Perfume「Reframe2019」

Perfumeが2019年に8公演行った「Reframe2019」LINE CUBE SHIBUYA公演の最終日(2019年10月27日)をBSプレミアムさんが昨年12月30日に放送。Perfumeが新生渋谷公会堂こけら落とし公演の栄誉を勝ち取った。
正月に見るつもりが放置してて、今年4月12日になって再びの放送。思い出したので録画しておいたものをやっと見た。
Perfumeは2000年の広島インディーズデビューからずっと3人組アイドル。2005年のメジャーデビューからテクノポップで活路を見出し、その後、Rhizomatiksとのコラボによって最新テクノロジー演出によるライブで独自に時代の先端を突き詰めて今に至る。

自分がもっともPerfume漬けだったのが2008年GAMEツアーから2010年東京ドームまで。ほぼ毎日動画を見たり最新情報を追っていた。
だがその後、Perfumeが先端テクノロジー演出を売りにすればするほど、他のライブ映像との区別がつかなくなり、長い活動歴の膨大な情報を詰め込む頭のメモリーが限界に達した。

初めて「エレクトロ・ワールド」MVを始めてみたとき、呆然となって20回ぐらい繰り返して観たことは今でも鮮明に覚えている。
だが結局、先端技術演出ライブよりも、MVと、原宿アストロホール公演を収録した「bitter」と、掟ポルシェさんとの二畳エレワがあればいいwと考えるようになっていたのが正直なところ。
このNHKとライゾマティクスによるPerfume最新活動報告とも呼べる「Reframe」の最初が2018年3月20日と21日「This is NIPPON プレミアムシアター『Perfume × TECHNOLOGY』presents "Reframe"」だった。
(これも録画して見たはずなのだが、録画したメディアがどこかへ行ってしまいわからない。よく覚えていない。)

そして2019年の新生渋谷公会堂「LINE CUBE SHIBUYA」のこけら落とし公演8DAYSだった。これが意識高いアートイベント。従来のPerfumeライブコンサートとは雰囲気がかなり違った。
結局こういうの「なんかすごかった」以上の感想はないw 当日やった曲などは他の音楽情報サイトなどを参照されたし。https://spice.eplus.jp/articles/259321

この8公演はメジャーデビュー後の膨大なビジュアル素材を「再生」する大回顧展。ベストアルバム発売に伴う新曲「Challenger」はなんとメジャーデビュー前からあった楽曲で、中田ヤスタカとPerfumeを結びつけた曲だという。
この演出とテーマは2020年のドームツアー「P-Cubed」へと拡大発展する。
「edge」は2009年の代々木体育館公演を思い出して涙する。だがやっぱり、「Challenger」を聴いてるとじわじわ涙があふれ出る。あの時代のPerfumeの雰囲気が懐かしい。Perfumeはこの15年間ずっと変わらずに変化を追い求めてきた挑戦者だった。

Perfumeの3人がまるでパラス・アテナ。神々しい。
以前はPerfumeの公演は必ず出かけていたのだが、「Reframe」の過去ライブ回顧シーンを見ると、もうだいぶ行ってない公演があるなと気づいた。
自分はもうライブへはあまり行けない。これからも応援するけど、それは在宅ですることになる。

2020年の東京ドーム公演がDAY2開場目前で突然ばっさり終了させられたのはなんとも残念だった。だがこれは世界中の音楽家すべて同じ。なんとか耐えがたきを耐えて、音楽の大切さをかみしめて、再び隆盛を迎えるように応援努力していくしかない。

だが、TOKYO2020もTOKYO2021も風前の灯火。開会式にPerfumeが出るものと信じてただけに痛恨。

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