2020年1月29日水曜日

フィリップ・K・ディック「高い城の男」(1962)

フィリップ・K・ディック「高い城の男」(1962)を読む。浅倉久志訳1984年ハヤカワ文庫SFの2012年トールサイズ版で読む。この表紙はシンプルで良い。ヒューゴー賞受賞作であることが書いてある。
THE MAN IN THE HIGH CASTLE by Philip K. Dick 1962
第2次大戦はドイツ日本の枢軸国側が勝利し合衆国は東西で分割されてる状態。ドイツは既に宇宙開発まで始めている。
サンフランシスコの古物商チルダンは田上という日本人高級将校と会わなくてはいけなくてあれこれ考えてる場面から始まる。

日本人は西海岸の支配階層。アメリカの工業製品の熱心なコレクターw ミッキーマウスのウォッチやら南北戦争のポスターや銃なんかを買いあさる。
チルダンは日本人将校から大きな取引を持ち掛けられるのだが、日本人は南北戦争で使われた銃が古く見せかけて作られた偽物であることを見抜く。

飛行機の客同士の会話、女とイタリア男、工場をクビになった男のアクセサリー製造と起業、ナチ幹部。いろんなところで断片的会話で読者は現在地を失うかもしれない。
やがてドイツ首相が死亡してみんなあたふた。そして「もしも戦争で勝ったのが英米だったら?」という発禁本空想小説も登場。

これ、昔から有名な作品なので期待して読んだのだが、読んでも読んでも一向に面白くなってくれなかったw 
ぶっちゃけフィリップ・K・ディックで興奮するような面白さを感じたことがない。もう読まないかもしれない。

リドリー・スコット製作のAmazonビデオがあるけど、1冊の原作をふくらませすぎているようで見る気が起こらない。

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