2019年11月6日水曜日

夏帆「ひとりキャンプで食って寝る」(2019)

テレ東深夜で「ひとりキャンプで食って寝る」というドラマが始まった。三浦貴大夏帆が1話ごと交代で主演らしい。毎回ゲスト出演者がいるっぽい。

友人とよくふたりキャンプをやっているのもあって、ちょっと興味を持って見た。第1話は三浦貴大がそこにいた中年男とくんせい食べたりするだけだった。で、第2話に夏帆が出てた。

これが見ていてじつにびっくりする。冒頭ナレーションでも言ってるのだが、「ひとりキャンプで食って寝る」ただそれだけの映像。たいしたことは何も起こらない、ある意味でリアルなひとりキャンプドラマ。
近年、テレビ業界はかなり危機感を持って従来は考えられなかったような実験的な深夜ドラマをもってくる。まるで短編の文芸作品のよう。
おんなふたり、キャンプ道具を持って車で海岸にやってくる。たぶん三浦半島の長浜海岸だ。
車から荷物をテントを張る場所まで運ばないといけない。このとき肉の入ったクーラーボックスを一度で運べないからと車内へ置いていく。

で、いざ肉を焼いて食おうとしたら車の鍵がない。なので肉を取り出せない。ここで女2(朝倉あき)のテンションだだ下がり。肉喰うために朝食抜いてきたのに。

夏帆は野菜の無人販売所で手に入れた野菜で料理をつくる。こういうハプニングもキャンプの醍醐味。だが、肉喰うことだけ楽しみにしていた女2はもうここに用はないと、スマホで帰る方法を検索。「バス停まで歩けるな」
で、夏帆はひとりぼっちキャンプへ。夜をひとりで自分なりに楽しみ、翌朝は磯釣りをしている中年夫婦に積極的に話しかけ、釣りをやってみて魚をゲット。さばいて揚げて食う。

そこに女2から連絡が。「ごめん、車のキー自分のバッグに入ってたわ。そっちに向かってるわ。」
あとは浜辺で地引網やってるのを見つけて近づいてみる。ただそれだけ。なんちゅうヘンテコなドラマだ。

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