2019年7月6日土曜日

浜辺美波「センセイ君主」(2018)

浜辺美波「センセイ君主」(2018)を見る。東宝とホリプロが提携した2018年夏休みスウィーツ映画。

JK向けなのでおそらく主演はどちらかというと竹内涼真。昨年暑かったころ火曜サプライズでこのふたりが竹ノ塚を歩く映像を見てからもう1年経とうとしているのか。
このビジュアルを見る限りまったく見たいと思えない。おそらく映画ではない。
高校生なったので誰でもいいからとにかくかっこいい彼氏がほしいと苦闘する浜辺美波。この時点でリアリティがない。フラれたからすき家でバカ喰いとかもリアリティがない。このヘアスタイルも違和感がして似合ってない。

浜辺がお調子者バカ。「で・す・よねぇ~」
まったく落ち着きのないこども与太郎。ある意味、コンフィデンスマンJPのダー子まさみのテンション。
とにかく変顔で見栄を切る歌舞伎。もしくは新喜劇舞台。こんなドラマは世界で日本にしかない。ふざけすぎでまったくついていけない。対照的に竹内はテンション低い堅物。

誰でもかまわず声をかけてるヒロインなのに、実際に声をかけてくる男には異常に厳しい採点基準とこだわりがある。逆ギレ男に突き飛ばされて噴水に浸かってる浜辺が可笑しい。
家の鍵がなく突然センセイの自宅…などのテンポ重視の笑いは評価する。
この映画、またしても川栄李奈矢本悠馬が出てる。食傷気味なぐらいにこの二人を邦画でよく見る。
そして食傷気味なウザCG。こいつが邦画をおかしくしてる。テロップ出すのもまるでバラエティ。

きっとつまらないと決めつけて見始めたのだが、浜辺のおかげで見れる映画になっている。浜辺の天才コメディエンヌぶりは東宝芸能まさみの影響か?
この映画は大人にも十分面白い。「ヒロイン失格」の20倍は面白い。

その一方で竹内が上手く乗り切れていないように感じた。天然でツッコミという役どころは難しい。
センセイの幼なじみピアニスト役で新川優愛が突然登場。え、トークショー的なピアノリサイタル?そんなのあんの?浜辺と見た目が違いすぎるw これでは浜辺に勝ち目がない。学園祭の合唱で哀しそうな浜辺を見てらんないw

1年半後に話が跳ぶパターンのドラマは好きじゃないけど、ショート浜辺は一気にあか抜けるて大人になってる。ラストシーンは素晴らしい。

ランニング中に突然北川景子が出てきて驚いた。突然すごい美人が出てきて驚いた。
北川は神戸のおんな。この映画のロケ地は神戸。全員標準語だけど。

2 件のコメント:

  1. 「センセイ君主」は先日、WOWOWで観ました。全滅状態だった去年の「スイーツ映画」の中で唯一こけていなかった映画です。浜辺の功績大でしょう。
    そのあと2012年のTBS版「浪花少年探偵団」を全話録画していたのを思い出して、今見直しています。
    主人公多部未華子の生徒役(クラスのマドンナの少女)を浜辺美波が演じていて、子供のころから主役も圧倒するほどの美少女だったので驚きました。

    自分の中では、今後のドラマの主役は陽の浜辺美波、陰の清原果耶。清原の先週の朝ドラ登場はインパクトありました。
    共に若くて美形なのに演技派。どっちが先に朝ドラのヒロインになるでしょうか。どちらもNHKに好かれているようですし。

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    1. あ、浪花少年探偵団はまったく見てなかったです。こども浜辺の出てるやつあんまり見てない。秩父が舞台のドラマは早く見たい。
      清原果耶はさいしょ芦田愛菜だと思ってたw 怒ってるような顔がいい。

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