2019年5月22日水曜日

miwa「君と100回目の恋」(2017)

miwa坂口健太郎の主演映画「君と100回目の恋」(2017 アスミックエース)をようやく見た。
監督は月川翔ということで、それなりに期待して見る。

自分、miwaをもうだいぶ前から知ってるようでよく知らない。フェスで何度か見かけたけど、それほど情報を追いかけていない。

miwaは「マエストロ」という映画にも出演したことがあったのだが、あれは脇役。この「君と100回目の恋」は主演でラブストーリー。
自分がニュースとかで耳にした情報だと、このころが世間の女性たちからmiwaへのやっかみと風当たりが強まったころ。miwaは小さくて可愛くて慶応卒。いろいろとmiwaには同情。
miwaはなかなか神経が強いしポジティブで良かった。今も音楽活動をしぶとく逞しく続けてる。続けるためには常に何か変化と新しい挑戦が必要。

で、女優miwaだが、最初のカットから背が低い。大きいイメージのない真野恵里菜(すごく細い)と並ぶとすごく小さい。
坂口とすごい身長差。miwaの坂口を見る目がラブラブ目線。こういうの、女の方が鋭く見抜く。

大学の軽音楽部ってあんな広い綺麗な部室があるのか。どうも最近の男子大学生って韓国アイドルっぽいやつが多い。その件でどうこう言わないけど。
今風のカラッと明るいキャンパス風景。坂口以外はあまり勉強していない。恋愛が最大の関心事という大学。図書館もキレイ。自分のいた大学は暗くて草木が伸び放題でじめじめしてた。
このmiwaが日向坂の河田さんそっくり。予告編ではあまり感じなかったが、本編でのmiwaがわりと美少女に撮れてた。
浜辺のテラスで坂口と曲を確認してるシーン、恥ずかしくて見てらんない。

開始30分、miwaがトラックにひかれる。え?タイムトラベラー?!またこんなSF展開?miwa版「時をかける少女」じゃん!それ先に言ってよ。
だがなんと坂口が一緒に時間を戻ってた。坂口が時間を戻してた。理系ならではの綿密な計画。それ新機軸。

miwaがずっと目をくわっと見開いてる。怖いw
真ん中あたりでmiwa坂口がラブラブカップルになってて見ていて恥ずかしい。なんだこのミュージックビデオ。いまどきの大学生ってこんなPOPなバンドばかりなの?

miwaが留学する前に夏を何度もやり直す。見ていてドラマとしての推進力がない。
これはもうどうしたって駄作…。事故とタイムトラベルでもくっつけなきゃドラマになりようがない。それにしてもトラックが突っ込んできて事故に遭うドラマが多すぎ。

レコードを叩き割るmiwaに対して「俺がどんな思いで何度も繰り返してきたと思ってんだよ!」では「ナラタージュ」のキモ坂口がデジャヴ。

最後のほうでちょっと持ち直した。だが、一向に面白くなってくれなかった。
これはmiwaにとってもなくていいキャリアだった。116分が長く感じた。

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