2018年9月30日日曜日

飯豊まりえ「きょうのキラ君」(2017)

「きょうのキラ君」(2017)を見てしまう。地味な非モテ女子がみんな憧れ王子様に選ばれるタイプの少女コミック実写化。飯豊まりえが出てるので見る。
これは中川大志の主演映画らしい。自分、最近ようやくこの俳優が福士蒼汰と見分けがつくようになった。

目が隠れるほど前髪もっさり伸ばしてたらそりゃ暗いイメージつくでしょという挙動不審ヒロインを飯豊まりえが演じてる。この子は脚が長くてまっすぐ美脚。

飯豊まりえの演技を見るのは「マジで航海してます」「暗黒女子」以来3本目。この子は欅の小池美波そっくり。地味顔でも個性的でかわいいってゆうジャンル。
モテないわけないでしょ!という主演女優が多い中、この映画は女子たちは感情移入しやすいかも。

「海月姫」ヒロインっぽい。自宅の部屋ではインコが友だち。一方的に話しかける。なんと監督は「海月姫」と同じ人だった。

難病悲恋ものだが、この映画は王子様の側が余命1年。
近年よくあるスウィーツ映画と違って、軽さとバカさ全開でおしゃれにテンポよくスタイリッシュというわけでもないので映画らしさはある。

恋のライバルは平祐奈。めちゃ勝気などS顔。わかりやすいネタでヒロインを誤解させ嫉妬の圧迫。こいつは他人の恋路を邪魔しそうな顔してると思いきや、ふたりを認める。
発作の起こった主人公を救うのだが、「あの程度の発作なら大丈夫」って素人意見にはつっこんだ。
今は入院しててもスマホでLINEのやりとりもできる。いい時代になった。

バースデーケーキをゴミ箱に捨てようとしてるヒロインの手を中川がガシッと掴むシーンが最初のトキメキポイント。黒板の前での交際宣言とか、カーテンの中でキスとか、こういう映画はちゃんと予想通りに求めるものが出てくる必要があるw JK胸キュンポイントでかなりの高得点を出しているのではないか。

恋でもないとこの世界はあまりに夢がない。だが、この男はドキドキすると胸を押さえて苦しみだす。
海辺で胸ぐらつかんで大声で怒鳴り合うとか、手をひっぱって駆けだすとか、心臓発作の原因にならないのか?って心配。

親に反対されても結婚を決意。「俺、心臓の手術受けるわ」それ、「四月は君の嘘」パターンだが、結末は…

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