2018年6月7日木曜日

比留川游フォトブック DUALITY(2013)

2013年10月に発売された「比留川游フォトブック DUALITY」を手に入れた。
発売時の定価は1700円だったのだが、100円でそこにあったので連れて帰った。

比留川游が地元湘南江ノ島の海を歩くストリート普段着と、ハイファッションっぽい感じのスタジオ撮影からなる写真集ページが全体の6割。あとはスタイルブック的な。

雑誌モデルの出すファッションフォトブックはたいていそうだが、こいつもA5という版で紙がざらざらしてる。
おそらく男性でこの1冊を買った人はほとんどいないものと思われる。
夜の海で水着とか、下着っぽい部屋着とか、多少は男性需要のありそうなカットもなくはないけど全体の1%ほど。
若い女性のみを対象にしたモデル女優スタイルブックは時が経つと値段が下がりがち。

当時27歳の比留川は一流スター雑誌モデルとして大活躍。ボディケアは毎日欠かさないそうで、腕も脚もメチャ細なのに筋肉のつきかたともちもちした肌のみずみずしいすべすべ感はさすがだ。誰がどう見ても普通じゃない洗練されたオーラを出す。これは誰も話しかけられない…。

比留川の幼少からの写真もいくつかコラージュ的に載ってる。自分は以前から比留川をハーフ?クオーター?って疑問に思っていたけど、父と母を見る限りどうやら普通の日本人かもしれない。比留川は子どもの頃のほうが外人ぽい顔をしてる。

比留川游自伝的なページによれば、父は短気で母は天然、7つ年上の兄はシステムエンジニア(学生時代はモデルというかっこいいお兄ちゃん)の4人家族。両親が兄弟が多くていとこが18人。叔母さんは江ノ島に住んでいる。
小学生時代はスイミングスクールでアスリート並みの過酷な練習。小4でモーニング娘に応募するも書類選考で落とされた過去も語っている。

高校は「神奈川随一のお祭り学校」だという松陽高校。ダンス部で楽しい青春の毎日。高校では数学で2点を取り絶望した游は文系短大に進学し、卒論は「ガンジーの思想とその影響力」。というようなことも書かれている。

ロックとサーフ・ミュージックが好きで、毎年サマソニとグリーンルームフェスへ足を運ぶという。英グラストンベリーへ行く計画もたてている。(もう行った?)
そして岩井俊二の映画が好き。

16歳でサロンモデル、そして土屋アンナとの運命の出会い。たちまち人気モデルへ。
21~23歳の3年間は「目が回るほど働いていたという記憶しかない」「1日に8本撮影していた」という忙しさ。そして1年間のハワイ留学。
高3で初めて男の子とつきあった話なども経て、27歳で女優への決意を語る。そんな1冊。

比留川游は32歳の現在も人気雑誌モデルとして活躍中。最近は髪を切って、俺のまさみと似たような洗練されたイイ女っぷりにますます磨きがかかってる。美しすぎてつらい。

だが、キャリア5年間でまだ女優として話題作に恵まれていないし、それほど名前を聞くこともない。風貌が印象的過ぎて脇役ではなかなか難しいのかもしれないが、まさみやガッキーの友人役ぐらいスターダストなら押し込めないのか?

男性人気のないモデル女優はなかなか苦しい。このままだと菊池亜希子のように早々に結婚して退出してしまうかもしれない。危機感を持って応援したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿