乃木坂三期生の梅澤美波は現在19歳。170センチの長身で大人びて見えるために実質三期のキャプテン格で場を仕切る。
2016年12月のお見立て会では地元は湘南と言っていた。後に平塚市が地元であることがまとめサイトなんかでわかった。
自分は今まで鎌倉、茅ヶ崎、大磯、丹沢や大山あたりには行ったことあったけど、平塚には行ったことがなかった。寒川神社に初詣に行ったついでに平塚を巡った。
まず昨年9月にYOKOHAMA WALKER(平塚WALKER?)に掲載された梅澤美波お気に入りの石焼らーめん火山さんへ。
開店時間の11時を店の前で友人と男二人で待つ。そうこうしている間に他に3組も客がやってきた。開店してすぐに全席が埋まった。これは人気店だ。
梅澤おすすめの石焼野菜とんこつラーメン一択で。こいつが初体験のラーメンだった。目の前に300度に熱せられた石鍋が運ばれ、スープが注がれるとたちまち沸騰。湯気が立ち上る!すごい!w
とても美味しかったです。人気の理由もわかった気がする。なんと東京下北沢にも店舗があるらしい。ポイントカードにスタンプがたまるといろいろな特典がもらえるみたい。黄色いポロシャツ?ももらえるみたい。店内には梅澤のサインが!
大満足で店を出る。
次に梅澤さんの平塚での足跡を追う。まとめサイトなんかで梅澤の高校が判明している。平塚商業高校らしい。
だが、自分は確証が欲しい。調べてみたら梅澤さんは友人たちのSNSで過去の写真が流出していた。可愛かった梅澤さんは先輩たちからも好かれて、精力的にいろんな場所へみんなで出かけて楽しい高校時代を過ごしたようだ。
体操着の胸に校章がある。こいつがまさしく平塚商業高校だった。なので自分としては確定事項。
で、平塚商業を見てきた。わりと都市部の中心に位置している。こちら側は裏門のあたりだが、ここに史跡があって観光目的で来ることはなんら問題ない。
それにしても教室から煙突がにょきにょきと出ていたことが印象的。湘南といえど冬は風が吹くと寒い。この日は気温が3度ぐらいで顔の皮膚がひきつるほど寒かった。
梅澤さんは中学も判明している。こいつも流出した過去写真で中学のジャージを着ていたことから平塚市立金旭中学校だと確定。
こちらも裏門だが、梅澤さんはバレーボール部だったので体育館を見て感じたかった。日曜日だったのだが部活動生徒たちが学校に来ていた。梅澤さんと同じ赤いジャージだった。
この中学が都市部からやや離れている。田んぼの向こう側にあるのがそれ。たぶんこの道を生徒たちは歩いて通っている。
中学の裏門のすぐはこんな感じになっている。梅澤さんはお見立て会で「自転車で田んぼに落ちたことがある」と語っていた。こういう風景を見てそれもありえそうだと感じた。現地へ行って見て感じることは大切。そのことは松本清張や歴史・考古学者たちから学んだ。
ついでに小学校も調べた。梅澤美波の名前は日本製紙連合会主催の「小学校手作り絵はがきコンクール」ページに団体最優秀賞「平塚市立松延小学校」に名前と作品が掲載されている。ttps://www.jpa.gr.jp/about/pr/hagaki6/dantai1b/index.html
この小学校は住宅地の真ん中にある。滞在時間5秒で立ち去る。
平塚を去る前にもう1軒、梅澤おすすめのラーメン店に立ち寄った。梅澤は平塚WALKER誌で利しりオロチョンラーメンも名前を挙げていたのだが、こちらは開店時間が18時ということで今回はスルー。もう1店の味の味噌一を選んだ。
この店が隙間風の吹く寒いカウンター席のみの店だった。15時すぎに行ったのに客が我々以外に10人ほどカウンターに腰かけていた。こちらも人気店ぽい。
味噌ラーメン(並)を選んだ。見た目はとても普通な白い味噌ラーメンだった。だが、味噌というとサッポロラーメンしか知らない自分としては、甘い白みそスープが新鮮な味だった。
東京中野にある味噌一と歴史的な関係があるのかどうか?調べてみたけど不明。ないのかもしれない。
最後に、流出した梅澤のJK時代写真の1枚にクローズアップ現代。
この店の座席がおそらくガストではないのか?ひょっとすると平塚市内のガストか?とプロファイルした。
ラーメンの後にコーヒーとケーキで落ち着くことにした。あの写真1枚では店舗と座席の確定は不可能だが、ここが同じ座席ではないのか?
このファミレスが勉強してる学生が多かった。梅澤さんたちもここで友人たちと暇を持て余していた可能性はある。あくまで蓋然性が高いということに過ぎない。違うかもしれない。
以上、平塚をめぐる旅、終了。ここまで書いてきてなんだが、自分、それほど梅澤さんに関心を持っているわけでもない。だが人柄が良さそうなので陰ながら応援したい。
今まで平塚は東海道線から見えるエリアあたりしかイメージがなかった。梅澤の育った大山山麓エリアは自分の湘南イメージを覆した。
中世に鎌倉武士たちが活躍した土地なので、金目川ぞいの地名が岡崎とか真田とか土屋とか秦野とかサムライ氏族の名前になっていて歴史ロマンも感じられた。
2018年1月31日水曜日
2018年1月30日火曜日
寒川神社から平塚市土屋へ
日曜日に友人と相州一宮・寒川神社まで初詣に出かけてきた。自分は過去何度か大山や丹沢に登ったりするために相模国には来ているのだが寒川は初めて。
行ってみて驚いた。朝9時50分ごろだというのに駐車場待ち車列で周辺道路が混んでいる。もうこの時期なら閑散としているだろうと思っていた。何か祭なのか?
昇殿の待機列に300~400人ぐらいが立って待っている。気温が2~3度という厳しい寒さなのに。寒川は宗教都市だった。信仰熱心だ。
その後、11時の開店を待ってラーメン屋へ。そして行ってみたい場所があったので行ってみた。平塚市の土屋という場所だ。
鎌倉武士の土屋氏の所領である土屋城址周辺を歩いてみた。寒いのと坂道がキツイのとで息が切れる。
ここが土屋一族の墓。土屋氏は中村宗平の三男である土屋宗遠(土肥実平の弟)を祖とする一族。平安後期から応永二十三年(1416年)の上杉禅秀の乱で敗走するまでこの地を支配した。
昭和54年に浩宮様も見学に訪れた場所。自分がこの場所を知ったのは永井路子「相模のもののふたち」という紀行エッセイを読んだから。
この場所が中世の山城があったことを今も感じられる雰囲気のある場所。喧噪の鎌倉とは大違いの静かな場所。
庶子分バス停。中世の名前がそのまま地名になってるってすごい。
座禅川を渡って土屋公民館のほうへ戻る。このあたりは今ものどかな場所。きっと中世鎌倉時代の風景とそれほど違っていないはず。
行ってみて驚いた。朝9時50分ごろだというのに駐車場待ち車列で周辺道路が混んでいる。もうこの時期なら閑散としているだろうと思っていた。何か祭なのか?
昇殿の待機列に300~400人ぐらいが立って待っている。気温が2~3度という厳しい寒さなのに。寒川は宗教都市だった。信仰熱心だ。
その後、11時の開店を待ってラーメン屋へ。そして行ってみたい場所があったので行ってみた。平塚市の土屋という場所だ。
鎌倉武士の土屋氏の所領である土屋城址周辺を歩いてみた。寒いのと坂道がキツイのとで息が切れる。
ここが土屋一族の墓。土屋氏は中村宗平の三男である土屋宗遠(土肥実平の弟)を祖とする一族。平安後期から応永二十三年(1416年)の上杉禅秀の乱で敗走するまでこの地を支配した。
昭和54年に浩宮様も見学に訪れた場所。自分がこの場所を知ったのは永井路子「相模のもののふたち」という紀行エッセイを読んだから。
この場所が中世の山城があったことを今も感じられる雰囲気のある場所。喧噪の鎌倉とは大違いの静かな場所。
庶子分バス停。中世の名前がそのまま地名になってるってすごい。
座禅川を渡って土屋公民館のほうへ戻る。このあたりは今ものどかな場所。きっと中世鎌倉時代の風景とそれほど違っていないはず。
2018年1月29日月曜日
乃木坂46「インフルエンサー」Type-Bを手に入れた
乃木坂46「インフルエンサー」Type-Bを手に入れた。400円でゲット。
ジャケットの西野七瀬はかなり良い。脚が良い。衣装も良い。色合いが良い。
この曲はまさかの2017年レコード大賞曲。レコ大の権威がどうだとか言われてるけど、自分は今まで一度たりともこの賞のことを気にしたこともなければ番組を見たこともない。ただ、無冠の乃木坂に箔がついたのは確かだ。
インフルエンサーは曲は良いと思うけど、歌詞とダンスとMVはあんまり好きじゃない。MVをまだ一度もちゃんと見たことがない。
この盤を手に入れたことでAnother Ghostの音源が手に入った。西野、飛鳥、万理華の3人によるユニット曲。この曲も冒頭の西野の英語詞がギリな感じ。
ロケ地は鳩山邸だが巡礼に行く気が起こらない。かつての自分なら都内にある洋館とか喜んでカメラ持って行ってたけど、要領よく立ち回って金をため込んだ一族の家とか見ただけで吐きそうになるようなった。
そして、今回の個人PVだが、この盤を買った理由の一つが「星野みなみホルンを習う」の結果がどうなったのかが気になってw だが、あんなのは誰でも1時間も必要ないと思うw
あとは、生駒は廃工場で追いかけられるイメージビデオ。桜井の演劇っぽいお化けコント。川後はミュージックビデオっぽいけど全然可愛くなってない。OL新内は気分が滅入るドラマ。能條はフェイクドキュメンタリー調ラッパー企画。
相楽は邦画っぽい1本。相楽は武井咲っぽいのになかなか人気が上がらないのはなぜなのか?ちょっとアホっぽいからか?
みんな一生懸命演技PV作ってるのに外部からドラマ仕事とか来ないな…。
白石麻衣のPVは「こんなBARがあったらな」という大人の願望を映像化したような作品。これ、完全に井川遥のCMみたいなクオリティ。白石は画面にいるだけでそこに高級感を与えるモデル女優のようになりつつある。
三期生・阪口珠美は学生が古い機材で撮ったようなショートムービー。とはいっても宇宙体験館で遊んでるだけだが。
佐藤楓は岡崎体育の「ミュージックビデオ」そのままのコマ撮り自己紹介ビデオ。
この子はお披露目から現在に至るまで、喋ることがすべて棒読みだ。見た目が華やかな美人女子大生なので、なんとか演技の腕を磨いてドラマ仕事も期待したい。
山下美月は吹奏楽部によくある風景。マジメ美月とだらしない美月がケータイで会話する一人二役芝居。
予告編でSide-Aが公開され、初回CDを買った人にSide-Bを見せる内容。
だが、こういう作りは不親切。DVDでは画面を2分割するとか完成形を見せて欲しい。それとも動画編集ソフトで切り貼りしろとでも?
ジャケットの西野七瀬はかなり良い。脚が良い。衣装も良い。色合いが良い。
この曲はまさかの2017年レコード大賞曲。レコ大の権威がどうだとか言われてるけど、自分は今まで一度たりともこの賞のことを気にしたこともなければ番組を見たこともない。ただ、無冠の乃木坂に箔がついたのは確かだ。
インフルエンサーは曲は良いと思うけど、歌詞とダンスとMVはあんまり好きじゃない。MVをまだ一度もちゃんと見たことがない。
この盤を手に入れたことでAnother Ghostの音源が手に入った。西野、飛鳥、万理華の3人によるユニット曲。この曲も冒頭の西野の英語詞がギリな感じ。
ロケ地は鳩山邸だが巡礼に行く気が起こらない。かつての自分なら都内にある洋館とか喜んでカメラ持って行ってたけど、要領よく立ち回って金をため込んだ一族の家とか見ただけで吐きそうになるようなった。
そして、今回の個人PVだが、この盤を買った理由の一つが「星野みなみホルンを習う」の結果がどうなったのかが気になってw だが、あんなのは誰でも1時間も必要ないと思うw
あとは、生駒は廃工場で追いかけられるイメージビデオ。桜井の演劇っぽいお化けコント。川後はミュージックビデオっぽいけど全然可愛くなってない。OL新内は気分が滅入るドラマ。能條はフェイクドキュメンタリー調ラッパー企画。
相楽は邦画っぽい1本。相楽は武井咲っぽいのになかなか人気が上がらないのはなぜなのか?ちょっとアホっぽいからか?
みんな一生懸命演技PV作ってるのに外部からドラマ仕事とか来ないな…。
白石麻衣のPVは「こんなBARがあったらな」という大人の願望を映像化したような作品。これ、完全に井川遥のCMみたいなクオリティ。白石は画面にいるだけでそこに高級感を与えるモデル女優のようになりつつある。
三期生・阪口珠美は学生が古い機材で撮ったようなショートムービー。とはいっても宇宙体験館で遊んでるだけだが。
佐藤楓は岡崎体育の「ミュージックビデオ」そのままのコマ撮り自己紹介ビデオ。
この子はお披露目から現在に至るまで、喋ることがすべて棒読みだ。見た目が華やかな美人女子大生なので、なんとか演技の腕を磨いてドラマ仕事も期待したい。
山下美月は吹奏楽部によくある風景。マジメ美月とだらしない美月がケータイで会話する一人二役芝居。
予告編でSide-Aが公開され、初回CDを買った人にSide-Bを見せる内容。
だが、こういう作りは不親切。DVDでは画面を2分割するとか完成形を見せて欲しい。それとも動画編集ソフトで切り貼りしろとでも?
2018年1月28日日曜日
太宰治「きりぎりす」
太宰治「きりぎりす」(新潮文庫)を手に入れた。昭和12年から17年まで、太宰28歳から33歳の短編14編を集めた1冊。100円で購入。
びっくりした。若者代表太宰治のポップな文体。どれも面白い。
日本人に愛されたちょっと困った人太宰。いつもちょい卑屈で理屈っぽい。ひたすら心の声を書き留める日常スケッチ。つっこみどころがたくさん。
燈籠 ちょっと頭の弱い少女目線一人称。「女生徒」っぽいかもしれないけどヒロインは貧しく不幸。好きな人のために万引きをして捕まる鬱系文学。1本目からブルーになる。
姥捨 どうにもならなくなった男女の心中旅行だが、女はどこかネアカ。情景的に暗い気分になるけど、女のせいでどこか救われる。
黄金風景 昔イジメた女中との再会。味わい深い。
畜犬談 まさかの犬大嫌いエッセイw イヌへの悪口。とても面白い。
おしゃれ童子 少年の他人にはわからない衣服へのこだわり
皮膚と心 皮膚病になったかも…という女の不安定な心の独白
鷗 太宰と客人の心の通わないやりとりが面白かったし味わい深い。
善蔵を思う 庭に植えられた薔薇の話から、同県人のつどいてきイベントの話題。こいつも異常に面白い。
きりぎりす 売れ始めた画家の旦那に愛想を尽かした妻の独白。この女がイイ女すぎる。自分はなぜかずっとまさみの声で脳内再生。俺のまさみもこんな女でいてほしい。自分ならヘチマ棚ぐらいすぐ作るぞ。タイミングよく繰り出される「あ~成金スノッブに成り下がった夫が嫌だわ~」ってつっこみにプッと笑ってしまった。一番好きな作品。
佐渡 新潟の高等学校での講演ついでに思いつきで佐渡に渡った太宰。ひたすら「まったく楽しくないわ~」と書き連ねるその偏屈ぶりがひどい。ちょっと笑ってしまった。
千代女 綴り方(作文のことか?)を学校で褒められた女生徒。叔父さんから作家になることを勧められるのだが…。これも太宰によくある若い女性の独白形式。
風の便り ひたすら卑屈な若手作家と、若手を叱咤激励するベテラン作家の文学論往復書簡。これは読んでいて重くてあまり内容が入ってこない。だが、やっぱり太宰はちょっとふざけてしまう。
水仙 付き合いのある家の夫人がなんだか頭おかしい…。これまでとガラッと作風の異なる暗い作品。
日の出前 放蕩息子が家庭を崩壊させる暗い事件。これもシリアス。読んでいて楽しくない。時代の雰囲気が出てる作風か?
びっくりした。若者代表太宰治のポップな文体。どれも面白い。
日本人に愛されたちょっと困った人太宰。いつもちょい卑屈で理屈っぽい。ひたすら心の声を書き留める日常スケッチ。つっこみどころがたくさん。
燈籠 ちょっと頭の弱い少女目線一人称。「女生徒」っぽいかもしれないけどヒロインは貧しく不幸。好きな人のために万引きをして捕まる鬱系文学。1本目からブルーになる。
姥捨 どうにもならなくなった男女の心中旅行だが、女はどこかネアカ。情景的に暗い気分になるけど、女のせいでどこか救われる。
黄金風景 昔イジメた女中との再会。味わい深い。
畜犬談 まさかの犬大嫌いエッセイw イヌへの悪口。とても面白い。
おしゃれ童子 少年の他人にはわからない衣服へのこだわり
皮膚と心 皮膚病になったかも…という女の不安定な心の独白
鷗 太宰と客人の心の通わないやりとりが面白かったし味わい深い。
善蔵を思う 庭に植えられた薔薇の話から、同県人のつどいてきイベントの話題。こいつも異常に面白い。
きりぎりす 売れ始めた画家の旦那に愛想を尽かした妻の独白。この女がイイ女すぎる。自分はなぜかずっとまさみの声で脳内再生。俺のまさみもこんな女でいてほしい。自分ならヘチマ棚ぐらいすぐ作るぞ。タイミングよく繰り出される「あ~成金スノッブに成り下がった夫が嫌だわ~」ってつっこみにプッと笑ってしまった。一番好きな作品。
佐渡 新潟の高等学校での講演ついでに思いつきで佐渡に渡った太宰。ひたすら「まったく楽しくないわ~」と書き連ねるその偏屈ぶりがひどい。ちょっと笑ってしまった。
千代女 綴り方(作文のことか?)を学校で褒められた女生徒。叔父さんから作家になることを勧められるのだが…。これも太宰によくある若い女性の独白形式。
風の便り ひたすら卑屈な若手作家と、若手を叱咤激励するベテラン作家の文学論往復書簡。これは読んでいて重くてあまり内容が入ってこない。だが、やっぱり太宰はちょっとふざけてしまう。
水仙 付き合いのある家の夫人がなんだか頭おかしい…。これまでとガラッと作風の異なる暗い作品。
日の出前 放蕩息子が家庭を崩壊させる暗い事件。これもシリアス。読んでいて楽しくない。時代の雰囲気が出てる作風か?
2018年1月27日土曜日
鈴木友菜がブレイクしかかってる
鈴木友菜は予想してなかった展開でブレイクしつつある。non-no専属モデルでありつつ男性向け週刊誌でも水着グラビアを展開する「モグラ」として人気知名度がUPした。
痩せているのに想像以上に胸が大きくてびっくりw これは大変なことになりそうだ。
鈴木友菜は丸顔でおっとり。しゃべり方もアイドルのように可愛らしく、究極に男ウケしそう。
女子には評価が分かれそうだと思われたのだが女子たちからも好評。鈴木友菜は西野七瀬あこがれモデルで仲良し。乃木坂オタの間でも人気上昇。
鈴木は10代のSEVENTEENモデル時代にも水着仕事をしているのだが、今のほうが断然イイ!おそらく腹筋とか筋トレをしてるような肢体になってる。
鈴木は2013年に水着写真集を出したのだが、そのときはそれほど話題にならなかった。25歳になってエロスが増した今出せばさらに人気の起爆剤になりそうだ。
西内まりや、北山詩織(現・江夏詩織)とAKBファッション風の鈴木友菜が史上空前に可愛かった。(西内・北山は170㎝ツインタワーだが、鈴木も165㎝なので十分に背が高い。)
2011年夏、SEVENTEEN誌では桐谷美玲、西内まりやらギャルモデルたちと張り合って頑張ってた。この二人には差をつけられたかもしれないが、グラビアで名前を売って深夜ドラマで主役を張れるぐらいにはなってほしい。
もう25歳だがまだまだ遅くない。人気の頂点がやってくる年代はひとそれぞれ。
ミュージシャンたちとの対談企画ページも好評。鈴木は邦楽ロックの論客でもある。non-noにはばっさーという同じ年の邦楽ロック好きがいるから一緒にフェスに行ってほしい。
痩せているのに想像以上に胸が大きくてびっくりw これは大変なことになりそうだ。
鈴木友菜は丸顔でおっとり。しゃべり方もアイドルのように可愛らしく、究極に男ウケしそう。
女子には評価が分かれそうだと思われたのだが女子たちからも好評。鈴木友菜は西野七瀬あこがれモデルで仲良し。乃木坂オタの間でも人気上昇。
鈴木は10代のSEVENTEENモデル時代にも水着仕事をしているのだが、今のほうが断然イイ!おそらく腹筋とか筋トレをしてるような肢体になってる。
鈴木は2013年に水着写真集を出したのだが、そのときはそれほど話題にならなかった。25歳になってエロスが増した今出せばさらに人気の起爆剤になりそうだ。
西内まりや、北山詩織(現・江夏詩織)とAKBファッション風の鈴木友菜が史上空前に可愛かった。(西内・北山は170㎝ツインタワーだが、鈴木も165㎝なので十分に背が高い。)
2011年夏、SEVENTEEN誌では桐谷美玲、西内まりやらギャルモデルたちと張り合って頑張ってた。この二人には差をつけられたかもしれないが、グラビアで名前を売って深夜ドラマで主役を張れるぐらいにはなってほしい。
もう25歳だがまだまだ遅くない。人気の頂点がやってくる年代はひとそれぞれ。
ミュージシャンたちとの対談企画ページも好評。鈴木は邦楽ロックの論客でもある。non-noにはばっさーという同じ年の邦楽ロック好きがいるから一緒にフェスに行ってほしい。
2018年1月26日金曜日
高木彬光「古代天皇の秘密」(1986)
高木彬光(たかぎ あきみつ 1920-1995)という推理作家は今でも少なくない人が読んでいるのだが、自分は今回初めて読んだ。
よりによって「古代天皇の秘密」という古代史本を選んでしまった。昭和62年角川文庫版の平成3年第13刷。100円でゲット。
これ、高校時代に手に取りかけて読んでなかった。東大法医学教授を退官した60代半ばの名探偵・神津恭介がバイクにひき逃げされて骨折入院。古代天皇をめぐる諸問題を謎解きして退屈をしのぐベッドディテクティヴもの。
神津とその友人の推理作家松下、大学で奈良時代の歴史を研究してる洋子の3人がひたすら話し合うだけの本。推理小説ファンからも古代史オタからもあまり評判がよくない1冊。
松本清張も古代史にはずいぶんと独自の見解を述べる本があるけど、この人も邪馬台国本を書いたりした。
「歴史の専門家で助手をしてくれる人いないかな?」ということで連れて来た女性が「アメノヒボコの末裔」とか言い出して「神がかりか?」と疑うシーンがあるけど、邪馬台国は宇佐だと決めつけている神津恭介(高木彬光自身)、アンタもよっぽどだよ!とつっこんだ。
この人、成吉思汗を源義経だと「証明」もしたそうだが、自分にはかなりイっちゃった人に思えたw かなり断定が多い。
自分、これまでにずいぶんとこの手の古代史本を読んできたので理解できるだろうと思った。それでもだいぶ現在地を見失ったw 古代史は壮大な妄想が許される世界でもある。その発想がデカいほど面白い。この本が書かれた80年代中頃までに出そろっていた様々な古代史トピックや諸説が入り乱れる。
自分は綏靖-安寧-懿徳-孝昭-孝安-孝霊-孝元-開化の欠史八代天皇は存在性がまったくない創作された天皇だと信じていた。同じく存在が疑わしい仁徳や雄略朝の天皇たちのように同じ創作するにしてもエピソードを書き足してもっと嘘で塗り固めることもできたのになって思ってた。
だが、系譜だけは伝わってたのかもしれない。高木の云うように、物部系への入り婿8人なのかもしれない。
ほとんどが100歳以上の長寿という問題も一年二倍暦、一年四倍暦でなんとかなるかも…ってことも初めて知った。
あと、天孫降臨、神武東征(応神東遷)、アメノヒボコ、長髄彦と安日彦、いろいろと自分が初めて見聞きする説が多かった。
「景行天皇は九州征討のとき天皇家の祖先の地を偲んだ歌を詠んだかね」とか、「古事記の出雲神話と島根県の出雲は関係ないよ」とか、「おおぉぅ?!」って思ったw
現在の学生たちはまず知らない偽書「東日流外三郡誌」も登場。やはりこの本はあんまりオススメできない本かもしれない。推理作家・高木彬光、古代史をずいぶんと引っ掻き回す。自分には面白かった。
よりによって「古代天皇の秘密」という古代史本を選んでしまった。昭和62年角川文庫版の平成3年第13刷。100円でゲット。
これ、高校時代に手に取りかけて読んでなかった。東大法医学教授を退官した60代半ばの名探偵・神津恭介がバイクにひき逃げされて骨折入院。古代天皇をめぐる諸問題を謎解きして退屈をしのぐベッドディテクティヴもの。
神津とその友人の推理作家松下、大学で奈良時代の歴史を研究してる洋子の3人がひたすら話し合うだけの本。推理小説ファンからも古代史オタからもあまり評判がよくない1冊。
松本清張も古代史にはずいぶんと独自の見解を述べる本があるけど、この人も邪馬台国本を書いたりした。
「歴史の専門家で助手をしてくれる人いないかな?」ということで連れて来た女性が「アメノヒボコの末裔」とか言い出して「神がかりか?」と疑うシーンがあるけど、邪馬台国は宇佐だと決めつけている神津恭介(高木彬光自身)、アンタもよっぽどだよ!とつっこんだ。
この人、成吉思汗を源義経だと「証明」もしたそうだが、自分にはかなりイっちゃった人に思えたw かなり断定が多い。
自分、これまでにずいぶんとこの手の古代史本を読んできたので理解できるだろうと思った。それでもだいぶ現在地を見失ったw 古代史は壮大な妄想が許される世界でもある。その発想がデカいほど面白い。この本が書かれた80年代中頃までに出そろっていた様々な古代史トピックや諸説が入り乱れる。
自分は綏靖-安寧-懿徳-孝昭-孝安-孝霊-孝元-開化の欠史八代天皇は存在性がまったくない創作された天皇だと信じていた。同じく存在が疑わしい仁徳や雄略朝の天皇たちのように同じ創作するにしてもエピソードを書き足してもっと嘘で塗り固めることもできたのになって思ってた。
だが、系譜だけは伝わってたのかもしれない。高木の云うように、物部系への入り婿8人なのかもしれない。
ほとんどが100歳以上の長寿という問題も一年二倍暦、一年四倍暦でなんとかなるかも…ってことも初めて知った。
あと、天孫降臨、神武東征(応神東遷)、アメノヒボコ、長髄彦と安日彦、いろいろと自分が初めて見聞きする説が多かった。
「景行天皇は九州征討のとき天皇家の祖先の地を偲んだ歌を詠んだかね」とか、「古事記の出雲神話と島根県の出雲は関係ないよ」とか、「おおぉぅ?!」って思ったw
現在の学生たちはまず知らない偽書「東日流外三郡誌」も登場。やはりこの本はあんまりオススメできない本かもしれない。推理作家・高木彬光、古代史をずいぶんと引っ掻き回す。自分には面白かった。
2018年1月25日木曜日
欅坂46「僕たちの戦争」
2016年11月リリースの欅坂46「二人セゾン」Type-C盤を手に入れた。320円でゲット。欅坂シングルの特典DVD付きはまだまだBOでは見かけない。
こいつを手に入れたことでTrack3「僕たちの戦争」の音源が手に入った。こいつは自分の持ってる「真っ白なものは汚したくなる」Type-A盤には収録されていなかった。
そしてDVDには「二人セゾン」と「僕たちの戦争」のMVが収録されている。どちらもM-ONなんかを録画したものでフルで見ている。
ちなみに「僕たちの戦争」を歌う5人ユニットをFIVE CARDSと呼ぶ。それ、よほどのオタだけが知っていればいいことだが。
この曲は歌詞の世界と楽曲と映像がどれもまったく合っていないという絶妙な作品。Wワタナベ、上村、長沢、土生の5人が廃墟アジトでたむろってる不良っぽい。
単純すぎて独特なダンス振付のクセが強い。これはこれで好きだ。この曲が好きだ。もっと地上波歌番組でやってほしい。
もうかれこれ1年10か月ぐらい欅坂に注目している。自分は「欅って、書けない?」でしか彼女たちを知らないのだが、渡邊理沙さんのことはだいぶわかってきたけど、渡辺梨加さんのことは今も内面がまったく見えてこない。
とにかく自分から何が好きとかまったくアピールしてこない人で困る。何か強いこだわりとか執着するものとかないのか?
そして個人PV。今回も日本映画っぽい作品が多い。
上村莉菜は高校の用務員さんとの2人芝居。わりと長い。
上村さんは欅坂スタート直後から人気者だった。アイドルオタが好みそうな風貌をしていると感じた。だが、あんまり個性を出していないように感じる。番組でもそれほど目立てていない。
「けやかけ」スタッフさんたちに、上村に超スパルタコーチを付けてトランペットを特訓するドキュメンタリーで1本撮れ!と提案したい。
志田愛佳は浜辺でドラムを叩くという謎映像。
志田さんは1回見ただけで強い印象を受ける顔。自分も早くからこの子は強く印象にあった。良いタイミングで前に出てきて笑いを取れる貴重なボランチ的メンバーだ。
渡邊理沙さんのPVは「二人セゾン」個人PVで一番好き。初恋をテーマにした良質な日本映画の香りがする。この企画を短編映画に膨らませたい。ちなみにこの学校は内房の竹岡にある。
長濱ねるのPVも青春ショートムービー。おそらくねるが今現在において欅坂で実質人気ナンバー1ではなかろうか。自分には映画主演女優級の逸材に思える。
初めて見た瞬間からアイドルファンには人気が出そうだと感じたけど、今では単独でバラエティ番組に出演するなどの活躍で一般層にまで魅力は伝わりつつあるように思える。
ほのぼのとした長崎方言も、すこしふっくらした体型も、見る人すべてをほっこり安心させる貴重な人材。この映像作品では脚が太いことも包み隠さず出している。
長沢菜々香は特技のヴァイオリンを披露。ロケ場所は千葉市の美術館らしい。
ヴァイオリンはとても難しい楽器で、アイドル界で弾ける人は多くない。早くコンサートにも取り入れてほしい。
なーこが楽譜に首っ引きで弾いている曲、自分は知らなかったのだが、18世紀ベルギーの作曲家ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(Joseph-Hector Fiocco 1703 - 1741)によるAllegroという曲だ。正直この作曲家は今日ではヴァイオリン学習者にしか知られていない。
おそらくなーこの腕前は経験者が聴くとまだまだレベルかもしれない。楽曲のツボをあまり押さえていない演奏に聴こえる。
なーこにもスパルタコーチを付けて特訓するドキュメンタリーで番組1本を期待したい。
DVDの最後に「ひらがなけやき」自己紹介PVも収録されているのだが、ひらがなけやきについてはまた別の機会に何か書こうと思っている。
こいつを手に入れたことでTrack3「僕たちの戦争」の音源が手に入った。こいつは自分の持ってる「真っ白なものは汚したくなる」Type-A盤には収録されていなかった。
そしてDVDには「二人セゾン」と「僕たちの戦争」のMVが収録されている。どちらもM-ONなんかを録画したものでフルで見ている。
ちなみに「僕たちの戦争」を歌う5人ユニットをFIVE CARDSと呼ぶ。それ、よほどのオタだけが知っていればいいことだが。
この曲は歌詞の世界と楽曲と映像がどれもまったく合っていないという絶妙な作品。Wワタナベ、上村、長沢、土生の5人が廃墟アジトでたむろってる不良っぽい。
単純すぎて独特なダンス振付のクセが強い。これはこれで好きだ。この曲が好きだ。もっと地上波歌番組でやってほしい。
もうかれこれ1年10か月ぐらい欅坂に注目している。自分は「欅って、書けない?」でしか彼女たちを知らないのだが、渡邊理沙さんのことはだいぶわかってきたけど、渡辺梨加さんのことは今も内面がまったく見えてこない。
とにかく自分から何が好きとかまったくアピールしてこない人で困る。何か強いこだわりとか執着するものとかないのか?
そして個人PV。今回も日本映画っぽい作品が多い。
上村莉菜は高校の用務員さんとの2人芝居。わりと長い。
上村さんは欅坂スタート直後から人気者だった。アイドルオタが好みそうな風貌をしていると感じた。だが、あんまり個性を出していないように感じる。番組でもそれほど目立てていない。
「けやかけ」スタッフさんたちに、上村に超スパルタコーチを付けてトランペットを特訓するドキュメンタリーで1本撮れ!と提案したい。
志田愛佳は浜辺でドラムを叩くという謎映像。
志田さんは1回見ただけで強い印象を受ける顔。自分も早くからこの子は強く印象にあった。良いタイミングで前に出てきて笑いを取れる貴重なボランチ的メンバーだ。
渡邊理沙さんのPVは「二人セゾン」個人PVで一番好き。初恋をテーマにした良質な日本映画の香りがする。この企画を短編映画に膨らませたい。ちなみにこの学校は内房の竹岡にある。
長濱ねるのPVも青春ショートムービー。おそらくねるが今現在において欅坂で実質人気ナンバー1ではなかろうか。自分には映画主演女優級の逸材に思える。
初めて見た瞬間からアイドルファンには人気が出そうだと感じたけど、今では単独でバラエティ番組に出演するなどの活躍で一般層にまで魅力は伝わりつつあるように思える。
ほのぼのとした長崎方言も、すこしふっくらした体型も、見る人すべてをほっこり安心させる貴重な人材。この映像作品では脚が太いことも包み隠さず出している。
長沢菜々香は特技のヴァイオリンを披露。ロケ場所は千葉市の美術館らしい。
ヴァイオリンはとても難しい楽器で、アイドル界で弾ける人は多くない。早くコンサートにも取り入れてほしい。
なーこが楽譜に首っ引きで弾いている曲、自分は知らなかったのだが、18世紀ベルギーの作曲家ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(Joseph-Hector Fiocco 1703 - 1741)によるAllegroという曲だ。正直この作曲家は今日ではヴァイオリン学習者にしか知られていない。
おそらくなーこの腕前は経験者が聴くとまだまだレベルかもしれない。楽曲のツボをあまり押さえていない演奏に聴こえる。
なーこにもスパルタコーチを付けて特訓するドキュメンタリーで番組1本を期待したい。
DVDの最後に「ひらがなけやき」自己紹介PVも収録されているのだが、ひらがなけやきについてはまた別の機会に何か書こうと思っている。
2018年1月24日水曜日
ロバート・A・ハインライン「ルナ・ゲートの彼方」(1955)
ロバート・A・ハインライン「ルナ・ゲートの彼方」(1955)という本がそこにあったので連れ帰った。100円。
自分が手に入れたのは森下弓子訳1989年版創元SF文庫の2011年第10刷。原題と日本語タイトルがまったく違うじゃん!
人口爆発問題を「どこでもドア」で解決した未来。パトリック・ヘンリー・ハイスクールのロッドは恒星間ゲートの向こう側にある未知の惑星でのサバイバル試験を受けることになる。
最初のほうこそSFっぽく、自分の想像力ではよくイメージできないところも多かったのだが、原始のジャングル?でのナイフ1本サバイバル生活がスタートすると面白い。何か事故が起こって生徒たちを回収できなくなった?
ジャックと出会うまでにクラスメートの無残な死体も目撃…。ジュブナイルSFにしてはかなり過酷。
人数がいたほうが生存に有利と判断したロッドとジャック。狼煙をあげて仲間を呼び寄せる。
途中からヴェルヌ「十五少年漂流記」(1888)やゴールディング「蝿の王」(1954)の影響もあるかもしれない。生存者だけで自治コロニーを形成するのは「アイアムアヒーロー」を思い浮かべた。
仲間が増えると反乱分子も発生。指示に従わないものは追放。リーダーを選挙で決めようと言い出した新参グループに負けたりして、こいつは派閥同士で殺し合い?と思いきやそうはならない。
生存者たちがみんな学と教養があるので、法治をすすめようとして委員会がつくられる。見張りや狩りや建設作業の分担、そして働かない怠け者の発生…。
ラストが「えっ…?」ってゆうドライな現実への急な引き戻しで呆然。絶句。
これ、自分が読んだことのないタイプのSFで面白かった。だが、やはりこの時代のアメリカ人代表ハインラインらしい軍国主義っぽさも感じた。
TUNNEL IN THE SKY by R.A.Heinlein 1955巨匠ハインラインの1955年のジュブナイルSF長編。なんとこの創元SF文庫版が本邦初訳だという。四半世紀の間にすでに名作扱い。
自分が手に入れたのは森下弓子訳1989年版創元SF文庫の2011年第10刷。原題と日本語タイトルがまったく違うじゃん!
人口爆発問題を「どこでもドア」で解決した未来。パトリック・ヘンリー・ハイスクールのロッドは恒星間ゲートの向こう側にある未知の惑星でのサバイバル試験を受けることになる。
最初のほうこそSFっぽく、自分の想像力ではよくイメージできないところも多かったのだが、原始のジャングル?でのナイフ1本サバイバル生活がスタートすると面白い。何か事故が起こって生徒たちを回収できなくなった?
ジャックと出会うまでにクラスメートの無残な死体も目撃…。ジュブナイルSFにしてはかなり過酷。
人数がいたほうが生存に有利と判断したロッドとジャック。狼煙をあげて仲間を呼び寄せる。
途中からヴェルヌ「十五少年漂流記」(1888)やゴールディング「蝿の王」(1954)の影響もあるかもしれない。生存者だけで自治コロニーを形成するのは「アイアムアヒーロー」を思い浮かべた。
仲間が増えると反乱分子も発生。指示に従わないものは追放。リーダーを選挙で決めようと言い出した新参グループに負けたりして、こいつは派閥同士で殺し合い?と思いきやそうはならない。
生存者たちがみんな学と教養があるので、法治をすすめようとして委員会がつくられる。見張りや狩りや建設作業の分担、そして働かない怠け者の発生…。
ラストが「えっ…?」ってゆうドライな現実への急な引き戻しで呆然。絶句。
これ、自分が読んだことのないタイプのSFで面白かった。だが、やはりこの時代のアメリカ人代表ハインラインらしい軍国主義っぽさも感じた。
2018年1月23日火曜日
小松菜奈「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016)
昨年末に公開されていた「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」という映画があるので見てみる。何も予備知識がない。
小松菜奈はそれほど追いかけてる女優でもないけど、小松菜奈が出ていなければ見なかった。京都が舞台の映画らしい。またまた三木孝浩カントクの映画。市川プロデューサーの東宝映画。
大学へ向かう電車の中でとびきり美少女・小松菜奈に一目ぼれした福士くん、降りる彼女を追いかけていきなり「メアドおしえて」。挙動不審全開ナンパ。
こういうのまず教えるわけないだろと思う。東京と京都では人の距離感が違うのかもしれない。やっぱりイノセントすぎる瞳のきょとん顔で「ケータイもってないんです」。小松は低くて良い声をしてるな。
そうきたか…と引き下がろうとするのだが、「ちょっと待って!」といい感じに。なんかこの女は美容師の専門学校に通ってるらしい。
表情がミステリアス。だが次の瞬間「え、泣いてる!?」。女は「また明日ね」と手を振って反対方向の電車に乗り込む。
京都で美大に通って美少女と出会う青春っていいなあ。動物園でスケッチしてると再会。ああ、恋だわ。もう自分にはできない恋だわ。
大学の友人が東出。この東出が恋愛指南役。こいつの指導がいちいち適切。福士と東出見てると「あまちゃん」を想い出す。
出会って15日、ひたすらキュンキュンするまるでミュージックビデオのような幸せカップル映像が続く。あまりに理想のカップルすぎて、いつか暗転するんじゃないかと気が気でない。
それに、女が異常に涙もろい理由はなにか?二人が湖で溺れた過去があることに何かつながりがあるのか?予知能力のようなものがある理由は?なんだかサスペンスも感じる。
なんと開始40分たってやっと映画タイトルが出た。
女は部屋に手帳を忘れて行った。中に書かれてる内容が意味不明。直後に電話。「明日朝学校で」「あの箱を持ってきて」
女から思いもかけないことを告げられる。ええぇぇっ?!これ、SF映画だったのか!あまりに予想外なびっくり展開。自分も福士くんと同じ顔しとったわ。
突拍子も無さ過ぎて、まるで新しい数学の概念に出会ったかのごとく、まるで理解できないモヤモヤに襲われる。だが、そこは福士くんがわかりやすく独白で説明してくれる。ラストで小松菜奈主観がおさらい。ああ、それで女は泣いていたのか。
わかりやすく説明すると、とある男女の1か月のデート日記を、男は過去から未来へ、女は最新記事から過去へさかのぼってまっさらな気持ちで読んでいく状態。
でもやっぱりよくイメージできない箇所もある。これを1回見ただけで何もかも理解できる人はよほど柔軟性がある人だろうと思う。
時間の進む方向が逆の男女とはいっても、進み方が1日ごとのデジタル。1日単位では同じ方向に進んでるのか!じゃないとコミュニケーションとれないか。
いちおう感動作と云えるかもしれないが、特殊な状況過ぎてあんまり感情移入できない。
小松菜奈はそれほど追いかけてる女優でもないけど、小松菜奈が出ていなければ見なかった。京都が舞台の映画らしい。またまた三木孝浩カントクの映画。市川プロデューサーの東宝映画。
大学へ向かう電車の中でとびきり美少女・小松菜奈に一目ぼれした福士くん、降りる彼女を追いかけていきなり「メアドおしえて」。挙動不審全開ナンパ。
こういうのまず教えるわけないだろと思う。東京と京都では人の距離感が違うのかもしれない。やっぱりイノセントすぎる瞳のきょとん顔で「ケータイもってないんです」。小松は低くて良い声をしてるな。
そうきたか…と引き下がろうとするのだが、「ちょっと待って!」といい感じに。なんかこの女は美容師の専門学校に通ってるらしい。
表情がミステリアス。だが次の瞬間「え、泣いてる!?」。女は「また明日ね」と手を振って反対方向の電車に乗り込む。
京都で美大に通って美少女と出会う青春っていいなあ。動物園でスケッチしてると再会。ああ、恋だわ。もう自分にはできない恋だわ。
大学の友人が東出。この東出が恋愛指南役。こいつの指導がいちいち適切。福士と東出見てると「あまちゃん」を想い出す。
出会って15日、ひたすらキュンキュンするまるでミュージックビデオのような幸せカップル映像が続く。あまりに理想のカップルすぎて、いつか暗転するんじゃないかと気が気でない。
それに、女が異常に涙もろい理由はなにか?二人が湖で溺れた過去があることに何かつながりがあるのか?予知能力のようなものがある理由は?なんだかサスペンスも感じる。
なんと開始40分たってやっと映画タイトルが出た。
女は部屋に手帳を忘れて行った。中に書かれてる内容が意味不明。直後に電話。「明日朝学校で」「あの箱を持ってきて」
女から思いもかけないことを告げられる。ええぇぇっ?!これ、SF映画だったのか!あまりに予想外なびっくり展開。自分も福士くんと同じ顔しとったわ。
突拍子も無さ過ぎて、まるで新しい数学の概念に出会ったかのごとく、まるで理解できないモヤモヤに襲われる。だが、そこは福士くんがわかりやすく独白で説明してくれる。ラストで小松菜奈主観がおさらい。ああ、それで女は泣いていたのか。
わかりやすく説明すると、とある男女の1か月のデート日記を、男は過去から未来へ、女は最新記事から過去へさかのぼってまっさらな気持ちで読んでいく状態。
でもやっぱりよくイメージできない箇所もある。これを1回見ただけで何もかも理解できる人はよほど柔軟性がある人だろうと思う。
時間の進む方向が逆の男女とはいっても、進み方が1日ごとのデジタル。1日単位では同じ方向に進んでるのか!じゃないとコミュニケーションとれないか。
いちおう感動作と云えるかもしれないが、特殊な状況過ぎてあんまり感情移入できない。
劇中で小松菜奈が使っているカメラがたぶんVoigtländer(フォクトレンダー)のVITO B だと推測。自分、フォクトレンダーに憧れはあるけど一度も触ったこともない。あまり詳しくない。女の子が使うにはかなりハードルが高い露出計も距離計もないクラカメ。相当にカメラ知識がないとまともな写真は撮れない。
福士くんの両親と室内でフラッシュもなしに記念撮影。セルフタイマー撮影してるけど、え?このモデルにセルフタイマーあるの?!あるようにはみえないのだが。
あと、福士くんの父親が、日本人としては見慣れた父親かもしれないけど、海外の視聴者が見ると「何か確執があるのでは?」というぐらいにコミュニケーション不全に見える。
福士くんの両親と室内でフラッシュもなしに記念撮影。セルフタイマー撮影してるけど、え?このモデルにセルフタイマーあるの?!あるようにはみえないのだが。
あと、福士くんの父親が、日本人としては見慣れた父親かもしれないけど、海外の視聴者が見ると「何か確執があるのでは?」というぐらいにコミュニケーション不全に見える。
2018年1月22日月曜日
司馬遼太郎「城をとる話」(1965)
司馬遼太郎「城をとる話」(1965)の光文社時代小説文庫(2002年版の2003年第4刷)を手に入れた。100円。
昭和40年に日経新聞夕刊に約半年連載されたもの。1965年にカッパ・ノベルズで単行本化されて以来の初文庫化。
これ、司馬遼太郎唯一の映画原作のための作品らしい。なんと石原裕次郎主演作品のために依頼されたもの。当時の司馬遼太郎は「竜馬がゆく」を産経新聞に連載中。まさに時代の人気作家。
関ケ原合戦前夜の東北、伊達と上杉の国境にある村に突然普請され始めた山城での話。
これ、映画向けの痛快な娯楽時代小説だと思っていた。
1ページの文字数が少なくてサクサクめくれる。たぶん中学生でも平易にすぐ読める。
戦国時代の話はみんなそんな感じだけど、読み進めるうちにイライラしてくる胸糞悪い話。ぜんぜん痛快時代小説だとは感じなかった。
どこか魅力があって行動力がある夢想家の車藤左(常陸・佐竹家の臣)が主人公。西国浪人・赤座刑部が伊達領内に普請中の帝釈城を、仲間の中条佐内と二人で、ただうばってやろうとぼんやり思いつく。
車藤左の夢につきあってしまった仲間、村人がほぼ全滅する終盤の展開に絶句。計画性も実務能力もない思いつきだけの男がヒーローになりそこねた話。罪もない多くの人々を巻き添えにした。もちろん司馬はこういうバカに批判的。
陸軍戦車部隊で終戦を迎えた司馬先生の経験に基づく寓話的時代小説。たぶん陸軍のダメ上司たち批判。
この小説が書かれた時代、すでに映画は斜陽産業。石原プロの設立が昭和38年。起死回生をかけて司馬先生に書いてもらった本だが、この映画も現場の都合から形を変えていった。それほどのヒット作にはならなかったようだ。
これを読んだ人の意見も割れている。「おもしろい」「つまらない」賛否両論。自分も否定的。ただ、時代小説を初めて読むような中高生にはオススメ。
昭和40年に日経新聞夕刊に約半年連載されたもの。1965年にカッパ・ノベルズで単行本化されて以来の初文庫化。
これ、司馬遼太郎唯一の映画原作のための作品らしい。なんと石原裕次郎主演作品のために依頼されたもの。当時の司馬遼太郎は「竜馬がゆく」を産経新聞に連載中。まさに時代の人気作家。
関ケ原合戦前夜の東北、伊達と上杉の国境にある村に突然普請され始めた山城での話。
これ、映画向けの痛快な娯楽時代小説だと思っていた。
1ページの文字数が少なくてサクサクめくれる。たぶん中学生でも平易にすぐ読める。
戦国時代の話はみんなそんな感じだけど、読み進めるうちにイライラしてくる胸糞悪い話。ぜんぜん痛快時代小説だとは感じなかった。
どこか魅力があって行動力がある夢想家の車藤左(常陸・佐竹家の臣)が主人公。西国浪人・赤座刑部が伊達領内に普請中の帝釈城を、仲間の中条佐内と二人で、ただうばってやろうとぼんやり思いつく。
車藤左の夢につきあってしまった仲間、村人がほぼ全滅する終盤の展開に絶句。計画性も実務能力もない思いつきだけの男がヒーローになりそこねた話。罪もない多くの人々を巻き添えにした。もちろん司馬はこういうバカに批判的。
陸軍戦車部隊で終戦を迎えた司馬先生の経験に基づく寓話的時代小説。たぶん陸軍のダメ上司たち批判。
この小説が書かれた時代、すでに映画は斜陽産業。石原プロの設立が昭和38年。起死回生をかけて司馬先生に書いてもらった本だが、この映画も現場の都合から形を変えていった。それほどのヒット作にはならなかったようだ。
これを読んだ人の意見も割れている。「おもしろい」「つまらない」賛否両論。自分も否定的。ただ、時代小説を初めて読むような中高生にはオススメ。
2018年1月21日日曜日
ほとんど知られていない東京のYUI聖地
きまぐれで昔のYUI動画をいろいろと見ていて、SONY「Play You.」の何パターンか作られた2008年秋CM「I'll be」に登場する場所はどこだろうかと考え始めた。
ググってみたけど、誰もこの動画について考えてみた人はいない?記事を見つけられなかった。
まずYUIが歩いている横断歩道。こいつが最初のブレイクスルー。おそらく代官山だ。
たぶんここだと思う。https://goo.gl/maps/fAEB9UHe6eT2
今回行くまでもないと考えグーグルさんからお借りした。
そしてこのブランコ。たぶん渋谷恵比寿代官山のどこかだと山を張った。
調査開始5分で見つけた。渋谷区恵比寿南二公園という名前がついた場所がそれっぽい。現地へいって実況見分してきた。みるべきポイントを照合して確認してきた。ほぼ間違いない。
これがYUIが腰かけたブランコ。
もっと早く本気出して調べればよかった。そうすれば昨年の恵比寿ワンマンに間に合った…って思った。
このジャングルジムも同じ公園にあるのかと錯覚するのだが、
恵比寿南二公園のものと映像のジャングルジムはよく似てはいるが違う。
事前の調査でどうやっても遠景が映像とまったく一致できないことはわかっていた。それに溶接部分も形状が異なっている。
現地調査で何とか同一できる証拠をつかめるかもという期待を少しはしていたのだが裏切られた。
ひょっとするとこのジャングルジムをモデルにして美術セットとして別の公園に撮影用に設置された可能性もあるので、これ以上は深入りしない。
なにせこの学校らしき建物も不明。現在の耐震基準を満たしていないようにも見えるし、現存していない可能性もあるし、学校だと入れないしで調査に深入りしてない。
あと、このお店だが、映像からかろうじて「au chapon fin」と読み取れる。
ここは渋谷区鉢山町だがこの店はすでに現存していない。2014年のストビューには映っている。そこからお借りした。
https://goo.gl/maps/n43gM6FRoh92 現在はまったく姿を変えた別の店になっている。ま、行くまでもない。
こんなCM限定のロケ地に行くことはオススメしない。「I'll be」のMVは公開直後から判明している場所もあるので、そちらをオススメ。
お台場の潮風公園はとくに有名なYUI聖地。すでに多くのオタが巡礼を済ませているはず。
Zepp Divercityの近くにあるので、ライブでお台場に行くという人には一度行くことをオススメ。
ちなみに「インコのhave a nice dayツアー」はZepp TOKYOのほうなので間違えないように。
ちなみに、この橋も公開直後から判明している。YUIの向こう側にトリトンスクエアのビルが見えることから晴海橋だとわかる。
この場所は巡礼に行ったというオタはあまり多くない。行ったところであんまり感動できない場所かもしれないw https://goo.gl/maps/eTQHjaCk1d42
お台場から徒歩だと行くのが大変だ。
YUIに関する巡礼地って新宮、鎌倉ぐらいしかない。早いとこ外ロケMVでも作ってくれればよいのだが。
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