2017年2月17日金曜日

広瀬すず 「ちはやふる -下の句-」 (2016)

もう「上の句」をよく覚えていないのだが「下の句」を見る。

いきなり小学生時代の回想シーンから新幹線で寝てる広瀬すずへ唐突な転換がいい!w
上の句になんとなくしか出てこないもう一人の天才との田んぼ道での再会シーンが予想外のありえない展開でいい!w
吹奏楽部とか扇風機とか意表を突かれた。間と見せ方に感心。さすが小泉監督だわ。
かるたクイーン松岡やっと登場。京おんな?! ジャージとTシャツのセンスがダサい設定なの?
今の高校生たちはライバルをタブレット端末で動画サイトですぐ見れる。世の中どーなってる?

授業中に動画を食い入るように見つめるすずのシーンとか、「なんでカルタやめたん?」ってシリアスな話が突然キャラクタータオルの話題になるシーンとか、わりとドラマでも見る演出だけど面白かった。

チームを去る広瀬すず、という危機。今の若者はONE FOR ALL,ALL FOR ONE的テーマが好きだな。

どんなマイナー競技もトップになるのは大変だな。
北央学園の赤Tシャツ軍団がキモい。なんであんなにエラそうなん?
吹奏楽部嫌われすぎw 自分の高校時代は「すいぶ」なんて呼んでなかった。
全国大会ってあんな感じなの?利き手が左の相手との戦略とか、いろいろ驚くことがあった。
なんども繰り出されるスロー映像での、札を取り合う手と手が様式美そのもの。
テキトーなアイドル映画が多い中、十分に鑑賞に堪える立派な出来。102分間飽きなかった。

松岡茉優はヘアスタイルがおばさんっぽい。最後のエンディング直前の着物シーンでやっと可愛く見えた。松岡のキャラが典型的京おんなか?面白かった。若いのに演技が大人だなって思えた。

でもやっぱり主役の広瀬すずの魅力に尽きる。ひたすらカワイイ。キラッキラして輝いてる。
すずを性格悪いとか言うやつを俺は認めない。すずは他の静岡ガールたちと同じで、東京ローカルの勝手な常識を超えて、ぶっちゃけすぎて思ったことを自由に喋ってしまうだけ。
ちびまる子、鈴木砂羽、長澤まさみ、織田奈那、みんなそう。遠州の風土と太陽がそうさせたので、すずは悪くないw (深川麻衣は例外w)

Perfumeの「FLASH」がすでに懐かしい。

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