2016年11月19日土曜日

橋本奈々未 「YUIさんのTOKYOが大好き」

橋本奈々未は16枚目最新シングル「サヨナラの意味」での活動をもって乃木坂を卒業し芸能界から引退する。来年2月20日の橋本24歳の誕生日をメドに橋本奈々未は我々の前から姿を消す。

橋本奈々未23歳、アイドルらしくない。SPEEDやハロプロの元気イッパイ歌唱とダンスでアイドルを知って育った世代からすると、橋本をアイドルと呼ぶにはまったく違和感がある。自分なら、「実は結婚してました」とか「離婚歴がある」って言われても信じれるw そんな目をしてる。

自身の貧乏だった過去を笑いながら話す。この人、いつも笑っている。この人のことが今すごく気になる。自分は今年の春からこの人のことを好きだったのかもしれない。
なぜもっと早く橋本の存在に気づかなかったのか?痛恨。

先日、BUBKA 2016年9月号が250円でBOにあったので拾ってきた。「超きれいなお姉さんは好きですか?」w
BUBKAって以前はもっと下世話で下品な雑誌だったかと記憶しているのだが、ここ数年はすっかり秋元アイドル広報誌化してるw

このイシューのインタビューで、橋本は「東京への想い」をテーマにインタビューに答えている。今年の夏、橋本の母校・旭川西高の同級生・瀬川あやかがデビューしたことがちょっとした話題になった。少しだけ橋本の言葉を引用すると
「瀬川ちゃんは高校のときからアイドル的な存在だったんですよ。私とはちょっとタイプが違って……なんていうのかな、私はあんまり男子と仲が良くなかった(笑)。」「いや、仲が良くなかったというか(笑)……そんなに絡みがなかったんですよね。」
橋本の「瀬川ちゃんはアイドルっぽくて私は違ってた」「男子とは仲良くつきあってない」アピールをそのまま信用していいかどうかは自分にはわからないw

瀬川あやか、ギタ女の新星!w YUI、miwaを目指してまたしても北海道から新人がやってきた。

話がそれた。本題に入る。SCHOOL OF LOCK!のMCも担当している橋本は知る人ぞ知る邦楽ロックの論客。くるりのファンで、中でも「東京」は橋本の心に響くお気に入りの曲。そのことは別冊カドカワでも触れている。そして、このインタビューでこうも言う
「私、タイトルに東京がつく曲に悪い曲はないっていう持論があるんですよ。ほかではYUIさんの『TOKYO』も大好きだし」

「YUIさんのTOKYOも大好きだし」

はい、橋本奈々未、我々の同志に認定!w くるり意外で唯一具体的に名前を出したのがYUI!
「何かを手放して そして手に入れる そんな繰り返しかな♪」
という歌詞が、橋本の意思決定と人格形成に多少なりとも影響を与えたかもしれない可能性のことを想ったりした。
この歌詞には以前、神戸から上京した北川景子もコメントしたことがある。北川も橋本も、上京する少女たちはYUIの歌詞から無常観のようなものすら感じ取っていた。YUIは本当にいろんな方面に影響を与えていた。YUIは偉大。

「中学時代は日記を書いていた」「高校時代はネットに貼りついていた」という橋本。「真っ当な青春時代を送っていなかった」とも言っている。

青春というものについて
「みずからそこに入り込んでいくのはちょっと違うかな?振り返ったときにはじめて青春だったって気づく……そう思えたらいいですね。自分が憧れて、こういうひとと交流を持ちたいとか、こういう場所に身を置きたいとか、そういうふうに想っていると憧れのほうが先行してしまうような気がして。振り返ってみたら、自分にとってはあそこがそういう世界だったんだって思うぐらいがいいですね。」 
「やっぱり私の場合は生まれ育った場所で過ごしたものが青春って感じがしますね。乃木坂46は『修行の場』ぐらいの気持ちでいます。乃木坂46にいるあいだにしなくちゃいけないことが私のなかには明確にあって、それをひとつずつクリアしてきているので。例えば自分の奨学金を全額返済することもそうなんですけど、今までの人生で自分が抱えてきた負債やマイナス要素を消していくためにここにいるっていう意識がすごく強いんです。」
「乃木坂での活動は借金を返済するため」と言う橋本、なにもかもが自分の想像を超えていた。

乃木坂に入ったときから、「いつか卒業する」ということが頭にあったという橋本。深川の卒業で橋本自身の卒業も相当に具体化してたらしいから、今年の夏のこの発言はかなり重要。

2014年の春、橋本は「ミュージックドラゴン」に出演したときに、本田翼から「いつまでもモデルや女優をやっていくつもりはない」という発言を聴いたことも、今回の決断に多少なりとも影響を与えたのかもしれないな…って想った。

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