松井玲奈は今年に入ってから女優として獅子奮迅の活躍。この夏のつかこうへい舞台も盛況のうちに終了。3月は松井が出演しているドラマが同時に4本も放送されていた。それ、すごすぎる。
「ランドリー茅ヶ崎」とは飯塚健監督によるオリジナル脚本の30分全4話ドラマ。
主演は松井玲奈(バイト)と滝藤賢一(店長)のふたりのようだが、毎回ゲストが登場し段々とキャストが増えていく。
角田晃広(東京03)、山田真歩、岸井ゆきの、三浦俊輔といった舞台俳優たちにスポットがあたっていくので、それほど松井と滝藤が主演という感じもない。だがこのふたりが一番出番が多い。
道路の行き先標識で自己主張の強い街・厚木にあるコインランドリーが舞台。こんなスタイルのセルフのランドリー(クリーニング店)を自分はまだ利用したことも見たこともない。
ドラマはほとんど店内で起こるちょっとしたカン違いと暑苦しい人情喜劇。たまに交差点と店の前。ま、下北沢演劇を見ているような感覚。
近年見てきた新人女優のうち、自分が最も強いインパクトを受けた女優が松井玲奈。ここでも強い個性を発揮してる。いい意味でちょいブス。
自分は松井のアイドル時代をほとんど知らないけど、今のほうが輝いているように見える。今のほうがかわいく見える。大人の色気も感じる。
第4話がいちばん面白い。夢を追いかけて東京へ出た演劇人の息子が、父が亡くなって故郷に戻るという設定の家族シーンの芝居演出が始まるところ。演劇って楽しそう。
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