2016年4月22日金曜日

Negicco 「アイドルばかり聴かないで」 MARQUEE Vol.97 の記事から

アイドルに特化しっぱなしの音楽誌MARQUEE Vol.97(2013年6月発行)に2ページのNegicco記事を見つけたので買ってきた。こうしてNegiccoを過去に遡って調べ始めた自分…。

これ、すでに同じ号を1冊持っているのに買ってしまった。部屋のどこにあるかわからないし、今すぐ読みたいし。

「小西康陽プロデュースによるアイドルポップの傑作、登場!急上昇するNegicco」という記事。

自分は過去に遡ってNegiccoのMVを見ていった。その中で「アイドルばかり聴かないで」にはかなり衝撃を受けた。この曲が一番インパクトあった。てか、この曲だけ浮き上がってる。そう感じたのはNegiccoの3人も同じだったようだ。
Megu すごくおしゃれな曲だなと思ったんですけど、歌詞にびっくりしました。でもよく読んだら、アイドルを皮肉ってるわけじゃなく、遊び心があって、すごくかわいいなって。
自分もこの曲を初めて聴いたとき、こんなことアイドルが歌ってもいいの?って思った。びっくりしつつフォローするMegu。
「どんなに握手をしたって あのコとはデートとかできないのよ ざんねーん!」w 
「どんなにお金を積んでも あのコとはキッスとか出来ないのよ ざんねーん!」w
こんなの歌ったら、某一大勢力から反感買わないか?心配になってくる。今までまったくなかった切り口のアイドルソングだ。一刀両断だ。それでいて考えさせられる味わい深い歌詞だ。小西康陽、天才だ。

小西康陽、もう四半世紀にわたってずっと小西康陽のまま変わってないw 自分は野宮真貴が加入する以前のピチカート・ファイヴのCDも聴いたことあるけど、どの曲もみんなピチカート・ファイヴw どれもが野宮真貴が歌ってるように聞こえる音楽。小西とNegicco、レコーディングで初めて会う。
Megu  今まで歌った中で一番難しかったです。サビも、同じ歌詞じゃないとこが何度かあってこんがらがったり、メロディも難しいんです。小西さんは大物の方だから怖いのかなと思ってたら、レコーディングでお会いしたとき、すごくやさしくて。丁寧に指導してくれて、楽しくレコーディングできました。 
Nao☆ 10年間で一番難しい曲でした(笑)。レコーディングでは、初めて小西さんとお会いして、慣れない歌を歌って、かなり落ち込んで帰りました。
うまく歌えなかったんです。小西さんは、何度も録った良い状態じゃなく、初々しい感じを残したいという方なので、緊張してて音程が取れてなくて。
 
Kaede 私も帰りに、大丈夫だったかなって不安になりました。緊張して萎縮しちゃってなかなか声が出なかったんです。
本人たちが使ってもらいたいテイクを使わない…、これ、Perfumeとヤスタカの関係も思い起こさせる。一流ならではの仕事の流儀なんだろう。

アイドル好きな彼氏にジェラシーを燃やすヒロインについてのコメントもちょっと引用
Nao☆ 私だったら、自分の好きな人が好きと言ってるものを否定できないので、がまんします。理解するけど内心は…で、自分よりも年下だとショックかも。 
Kaede 私は、アイドルに関してはその人の趣味を尊重したいです。 (一部略)パチンコとかしなければ良いなって(笑)。たばことギャンブルはあまりやってほしくないなー。
Nao☆ あと、〝夢中になれるモノがあるとホントにステキな人生〟って歌詞があるんですけど、私たちは歌っていう夢中になれるものがあるので、まだ夢中になれるものが無い人たちに、私たちがこのメッセージを伝えられたらいいなって。で、Negicco良いよ~って言いたいです(笑)。
Nao☆も言うように、この曲は最終的に、Negiccoは良いよ~ってメッセージを持った曲w
というわけで「アイドルばかり聴かないで」はユニークな名曲。MVも秀逸で素晴らしい。今、Negiccoを聴け!

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