2015年12月23日水曜日

高校時代の本田翼がバイトしていた理由

本田翼は高校生になるとカフェでのアルバイトを開始した。そして、ほどなく家の近所のすし屋でのアルバイトに切り替えた。

カフェでのバイトは時給が安く稼げなかったのだが、すし屋のバイトは「まかない」が付いて時給が1,000円だったという。このことは本田翼研究家の自分は2013年のノンノ誌で知った。

だが、レギュラーで雑誌モデルを務める本田翼が、一体どうしてより高い時給を求めてバイトをするのか?ほんの少しだけ疑問に思ったものの、ま、お金があればオシャレに使えるお小遣いも増えるだろう……ぐらいに考えていた。

だが、自分の考えはまったく甘いものだった。

昨年12月に本田翼が、かつて自身がアシスタントMCを務めていた「A-Studio」に凱旋ゲスト出演した際に、ぽろっと「お父さんとかいなかったんで」と話したのはちょっと衝撃だった。

で、その直後、エンタミクス 2015年1月号に本田翼がバイトを頑張っていた理由が語られている箇所を見つけた。
「アオハライド」にちなんで、エンタミクス誌は「ばっさーはどんなアオハル時代を送ったのかな?」という質問をしてみた。その回答を以下引用
「高校時代はモデルをしながら、大学へ行く貯金をするためカフェとお寿司屋さんでバイトをかけ持ちしてたから、残念ながら甘酸っぱい思い出は全然ないんです。放課後に友達とアイスを食べたことぐらい?あ、これじゃ甘いだけか(笑)」
そうだったのか…。母子家庭だった本田翼は高校入学と同時に大学進学の貯金をするためにアルバイトをしていたのか。なんと自分は考えが甘かったのか!自分には大学入試の勉強をしながらバイトでその資金を稼ぐ…なんて発想はまるでなかった。ばっさーよりもはるかに恵まれた環境だったのだ。

しかも、カフェと寿司屋はかけもち?!それは初耳だった。雑誌モデル業、ウェイトレス、調理補助…。JILLEやnon-noに出ていたころ、ゲームやマンガを読んでいると見せかけて、本人は必死だったのだ。何も知らずに気楽な想像をしていた俺を許してほしい。

ばっさーの言葉を信じるならば、高校時代に恋愛経験のようなものはない…はずだ。
そして、「アオハライド」で本田翼はついにヒロイン双葉役をオファーで手に入れた!そこんとこのインタビューもちょっと引用
「こんな大きな作品の主演も、双葉ちゃんみたいなまっすぐな女の子を演じたのも初めてだったので、すごいプレッシャーで。原作を読み込み過ぎたあげく、逆に空回りっていう(笑)。そしたら三木監督が『そんな明るい言い回し、普通の人はしないよね。漫画通りじゃなくていい。本田さんの中に双葉を見つけて、オファーしたんだから』と言ってくださって。その言葉に救われて、一気に気持ちがラクになりましたね。現場で咲坂伊緒先生から『双葉ちゃんだ!』って声をかけられて涙が出そうに(笑)」
大学進学に挫折してから演技のレッスンを始め、ドラマや映画のオーディションを受け始めた本田翼がついに大役をオファーされるほどの人気女優に成長した…。泣いた。

決して甘いアオハルでなかった高校時代を、高校を卒業してから演じ始めた本田翼、23歳。まだまだJK役はできる。あと主演2作品ぐらいは可能。

だが本田はまだ女優を一生の仕事にしたいと思うほどの何か決定的な瞬間には出会っていない様子。数年後には別の仕事をしている可能性も示唆。まだ女優という仕事が本人にしっくりきてないのかもしれない。
「恋仲」でも自転車に乗ってるシーンがあったけど、これは本当にJKだったころの自転車ばっさー。こんなおしゃれしてバイトに行っていたとは思われないが、とんでもない美少女が三鷹の寿司屋にいたんだな。

3 件のコメント:

  1. 母親思いの翼ちゃんが自分の小遣い稼ぎにバイト
    やってたのかな…知らないことが結構あるな
    赤羽さんのブログで初めて知ることが沢山ある
    赤羽さんは色々幅広く驚く程物凄く物知りですね 

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  2. 最近ちくま新書の「ルポ母子家庭」という本を読んで、シングルマザー世帯の過酷な状況を知ったのですが、ふとYUIや本田翼もずいぶん苦労したのかなと思ったりしました。

    自分の思い込みかもしれないけど、複雑な家庭に育った人は明るく見えてもどことなく陰のようなもの背負っている印象があります。ばっさーにもそんな雰囲気を感じる時がある。芸能の仕事においては、そういう面ってむしろプラスに働くように思います。

    本田翼はたしかに女優という仕事には開眼してない気がします。一方モデルの仕事には思い入れが強そう。女優として類まれな個性があると思うので、自分としてはそっちに進んでほしいなと思っているんですが。
    あまりにも商業的なドラマや映画ばかりだと「決定的な瞬間」というやつに出会いにくいのかもしれません。

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  3. YUIと本田が共にシングルマザー家庭なのは偶然だとしても、自分はいままで勝手に何度もふたりの幼少期をイメージして泣いた。

    自分には本田がただ能天気で明るいだけに見えなかった。本田は今後、何か特別なものを見せてくれる気がしている。俺にはわかる。本田はまだこんなものじゃない。本田は特別な何かを持っている。

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