2015年12月14日月曜日

野田のキッコーマン工場~関宿の元総理大臣

せっかく野田に来たのだからと、キッコーマンの醤油工場を見学した。事前に調べてなくて、なんとなく、野田といえば醤油だから醤油工場で醤油を買ってこよう!となった。

で、工場へ行くと守衛さんに、見学申し込みをすることを強く勧められたので、工場を見学することにした。ちょうど見学ツアーが始まるところだったので、我々もギリギリで押し込んでもらえた。

とはいっても土曜日なので工場のラインは止まっている。ガイドのおねーさんが醤油が作られるまでを図やVTRを使って、見学ルートを案内してくれる。自分たちを含めて8人ぐらいで回った。家族連れやカップルが多かった。

ちなみにこのでかいタンクには主原料の大豆がいっぱい入っている。この量を、3日から1週間で使うんだそうだ。このタンクとは別に「もろみ」を貯蔵したりするタンク、もろみを圧縮して醤油を搾り出す設備、瓶詰めする設備などがある。
一連の工程を見学すると最後にお土産をもらえる。キッコーマンの「しぼりたて生しょう油」だ。これでしばらくしょう油を買わなくて済むw

そして、売店でキッコーマン最上級のしょう油も買ってしまった。何でも特別な杉桶で二段熟成された、火入れをしていない絞りたての生のしょう油。皇室に献上される「御用蔵生」だ。箱入りだw
その夜は豆腐と刺身を買って帰って、このしょう油で食べた。うーん、初めて経験する味だった。生のしょう油は塩辛くないんだな。
その後、帰りがてらに、千葉県の埼玉県側に一番突き出た場所にある関宿という、江戸時代に水運の宿場町だった街に来た。初代藩主は松平康元で2万石の城下町。

この写真に写っている天守閣は関宿城を模した博物館。本当は川の中州に城があったらしい。この関宿こそが利根川と江戸川が分岐する場所。今まで関宿という地名も知らなかった。
そこに鈴木貫太郎記念館という看板が見えたので行ってみた。
鈴木貫太郎(1868-1948)は海軍大将で第42代内閣総理大臣。終戦時の首相。政界引退後は関宿で悠々自適の晩年を過ごした。まさにここが鈴木貫太郎の自宅。鈴木は関宿で酪農をやりたかったらしい。
鈴木貫太郎といえば「日本の一番長い日」の人。日本を終戦に導いた。
いろいろな身の回り品や資料なんかが展示されている。
鈴木貫太郎愛用のソファー

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