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2015年8月6日木曜日

blue (2003)

安藤尋監督のblue(2003)を見てみる。魚喃キリコの漫画が原作で2001年に新潟と富山で撮影された。

主演の市川実日子はおそらく23歳ごろ。この作品で女優として高く評価された。

共演の小西真奈美も23歳ぐらい。この二人がすらっとしていて制服姿がとても魅力的。こんなJKいないと思うわ~。

高校3年生のヒロイン桐島(市川)は孤独と将来への不安と闘いながら、ぼんやりと学校生活を送っている。ま、自分もこのヒロインみたいにずっと白昼夢見てるような感じだわ。

わけあって留年している大人びた遠藤(小西)が気になって仕方がないヒロイン。屋上ランチに誘って知り合う。自分の知らなかった音楽や画集などを教えてくれる遠藤に次第に惹かれていく…。

なんか、この映画の雰囲気が好きだわ。日本映画だわ。会話の間がいい。何も作為とわざとらしさがない。静かな画がつづく。

遠藤の友人・中野を演じたのがこの映画が女優デビューだった今宿麻美。たぶん今宿も23歳ぐらい。カリスマ人気ストリートモデルだった今宿の清楚な制服姿や体操着姿が新鮮。30代後半になった今宿はここ5年ほど女優業はやってないようだ。

自分にはわからない音楽の話を遠藤としてる中野にジェラシーを感じて不機嫌になるヒロインのシーンとか、「着てないワンピースがあるから桐島にあげる」って背中を合わせてるシーンとかいいわ~。

今までずっと昼食を一緒にとってた友人に合コンに誘われたのだが、その子が好きだった他校男子生徒に誘われてホテルへ…。後日バレして「サイテー、汚い」と下駄箱でののしられたヒロイン。帰りのバスでそっと微笑む遠藤が「降りよ」と手をとって桐島を海岸へ誘う。日本海を眺めていると泣き出した桐島、「だって、私が好きなのは遠藤なんだ」と告白。遠藤「うれしいな(チュッ♥)」、ええぇーーっ?!

そして遠藤が2年のとき停学になった理由を知る。「私、中絶したんだ」。
さらに中野から聞かされる遠藤の秘密。相手の男(村上淳)とは不倫関係。音楽CDはその男の趣味。遠藤はその男に会いに行った…。

遠藤が嘘ついて男と旅行に行ったことにヒロインは不快に思い疎遠になる。やがてヒロインは遠藤が貸してくれたセザンヌの画集を思い出し果物の静物画を描く。

たぶんJKあるあるに満ちた作品なんじゃないかな。自分は青春映画の名作だと思ってる。オススメしたい。とにかく主演の市川実日子の存在感がすばらしい。

映像を邪魔しない最低限のギターとベース、リコーダーによる素朴な音楽がたまに鳴る。今になって気がついたけど、これ、大友良英だったんだな。
だが、安藤監督のその後にこれといった作品がない。「海を感じる時」はいずれ見ようかなと思ってる。

DVDのメーキング映像に、この映画のスチル写真を担当した川内倫子がローライフレックスで市川を撮ってる姿が一瞬だけ映る。自分もあんなふうに二眼レフで写真撮りたい。

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